アイ・ラブ みどり

逆境にもめげず、けなげに生きるみどり達がいとおしくてなりません。

雨の恵み

2006年07月31日 | 貧しくも豊かなラオス
長さ4400㎞、流域面積は日本国土の倍以上の81K㎡の大河、メコン川はチベットに源を発し、タイ、ラオス、カンボジヤ、ベトナムを経て南シナ海に注ぎます。 母なる大河といいたいところですが、ラオスはメコン川の恩恵にはあまり与ってはいないようです。灌漑用水などはメコンの支流となる国内の小河川を利用しているようです。19世紀にはタイに、20世紀にはフランスの植民地に、第二次大戦中は日本軍の介入などがありま . . . 本文を読む

マイマイカブリ

2006年07月28日 | みどりの仲間達
体長5センチほどの立派な大きな甲虫が芝生を歩いていました。カタツムリを常食とするマイマイカブリです。ホタルの幼虫に似ているマイマイカブリの幼虫は時折見かけるのですが、成虫には年2回か3回位しかお目にかかれません。餌のカタツムリは夜行性ですので、成虫も夜行性で、見つけ難いのかもしれません。 ネット情報によれば、マイマイカブリはカタツムリの他ミミズも好むようです。うちの庭にはミミズは居ますが、カタツム . . . 本文を読む

蔦の葉が食害された

2006年07月27日 | うちの庭では
今まで気が付かなかったのですが、蔦の若葉がすっかり少なくなっていました。トビイロトラガの仕業です。毎年この時期になると、蔦の若葉は一旦トビイロトラガの幼虫に食害され、再度若葉を発生させ、秋には美しい紅葉を見せるのです。 幼虫はスマートで美しい模様と疎毛で飾られ、憎めない奴です。どちらかといえば目立つ芋虫なので、有毒なのかもしれません。アシナガバチもモンシロチョウの青虫は団子にして幼虫の餌にしますが . . . 本文を読む

自然の食材、蜂の子

2006年07月26日 | 貧しくも豊かなラオス
ラオスの人達は蜂の子が大好物のようです。仏教寺院前の出店、朝市などでは必ず、A5版位のサイズの蜂の巣にびっしり詰まった蜂の子が店頭に並べられています。何れの蜂の子も大きさが揃い丸々と太って居ます。まるで人工的に養殖したかのようです。 日本でも長野県や岐阜県ではクロスズメバチの幼虫をヘボと呼んで、昔から食用にしていたそうです。ヘボは多種類のアミノ酸やミネラルに富み、山里では優れた栄養源として珍重され . . . 本文を読む

クチナシの害虫:ノコギリカミキリ、オオスカシバ

2006年07月25日 | うちの庭では
うちの庭にはクチナシが3株ありますが、芋虫に葉を食害されていつも無残な姿を曝しています。害虫はスズメガ科のオオスカシバです。オオスカシバは羽に鱗粉が付いておらず透明で、蛾にはしては珍しくホバーリングの特技を持っています。身体の彩りも良く、私の好きな蛾ですので、1株につき幼虫2匹の定員を設けて繁殖を許しています。 今朝も定員外の幼虫が居ないか調べていると、体長40mmのノコギリクワガタがオオスカシバ . . . 本文を読む

セダム・レフレクサムの花

2006年07月24日 | うちの庭では
ベンケイソウ科のセダム・レフレクサムは丈夫な草です。うちの庭にはこの草が何箇所にも蔓延っています。しかしこれまでなかなか花を見せませんでした。その花が咲いたのです。 咲いた場所は、放棄状態のハンギングバスケットです。針金の枠に入れた、赤玉土を詰めた椰子繊維のマット製鉢の中です。当初は腐葉土や石灰を混ぜた鉢土でパンジーを寄せ植えしていましたが、花後マットが綻び、もう1年以上水も肥料もやらずにフェンス . . . 本文を読む

巨大なミミズの糞

2006年07月23日 | 貧しくも豊かなラオス
ラオスにはとてつもなく巨大なミミズが居るらしい。草原に15センチくらいの高さででこぼこした土柱が盛り上がっているので、養蚕センターの所長さんに確かめたところ、ミミズの糞だと確かめました。糞の大きさから推察すると、ミミズの直径は2センチ位と思われます。長さは2メートルは優に超えるのではないだろうか。 ミミズは土を食べ、土に含まれる有機物・微生物を消化して栄養にします。そして糞を地表に排出し堆積してゆ . . . 本文を読む

うちの庭で野鳥が巣作り

2006年07月23日 | うちの庭では
ラオス旅行でしばらく留守にしていたところ、庭のもみじの木に野鳥が巣を作っていました。高さは地面から3メートルくらいです。早朝、カーテンを開いたところ、もみじの木から野鳥が飛び立ったのが発見のきっかけでした。このもみじは伊勢神宮外宮勾玉池辺の木の実生で、一瞬神が降り立ったような感慨が脳裏をかすめました。 枝が茂り過繁茂状態になっていたので、近々枝の整理をしようと思っていたのですが、当分中止することに . . . 本文を読む

きれいな花には刺がある

2006年07月21日 | うちの庭では
弘前の宅地造成地に生えていた枯草から採取した種を育てて3年、今年もヒレアザミがきれいな花を咲かせました。新開地にいち早く侵入するパイオニア植物で、ヨーロッパ原産とのことです。4月に東欧を旅したときにこの草にばったり出会い、懐かしさがこみ上げてきたものです。 草が堂々として立派で、存在感は抜群です。花もきれいですが、いがぐり頭のような丸い蕾も魅力です。庭が狭いの我が家では、鉢植えにして移動させながら . . . 本文を読む

アンティークな農村風景

2006年07月21日 | 貧しくも豊かなラオス
熱帯モンスーン地域の水稲二期作化は私が現役時代に関わった仕事でした。ラオスの稲作にも興味があったのですが、今回は移動のバスの車窓から垣間見るにとどまりました。一般の人との団体旅行ではやむをえないことです。 航空機から見たラオスの大地は、焼畑の痕跡を示す生育段階の異なるモザイク模様の林相と、その間に樹枝状に連なる谷地田です。平地の水田も日本のような整然とした短冊型ではなく、不規則な形態のジグソーパズ . . . 本文を読む