アイ・ラブ みどり

逆境にもめげず、けなげに生きるみどり達がいとおしくてなりません。

デンドロビウム

2016年11月30日 | うちの庭では
庭の木陰で育てていたデンドロビウムを室内に取り込んだところ、一部の茎の葉が枯れ始めました。観察してみると、今年伸びた茎の葉はまだ青々しているのですが、一昨年伸びた茎の葉が枯れて、蕾が膨らみ始めたのです。葉の養分を使って花を咲かそうとしていることが分かるような気がします。3年前まではハイポネックスなどで施肥していたのですが、葉芽が出るばかりで何年も花が咲かず、成績は良くありませんでした。ところが、昨 . . . 本文を読む
コメント

セイタカアワダチソウ

2016年11月28日 | 緑の季節
2005年頃、アメリカ原産のセイタカアワダチソウは人の背丈を超すように鬱蒼と茂り、悪草として嫌われていました。その後急速に勢力が弱まり、昨今はすっかり大人しくなりました。自ら有しているアレロパシーで衰退したと言う説があります。冷静に見れば 美しい花で、見方によっては、栽培したくなるような園芸種にしてもおかしくありません。現にセイタカアワダチソウは、明治時代末期に観賞植物として持ち込まれたものが逸出 . . . 本文を読む
コメント

ヤツデ

2016年11月27日 | うちの庭では
ヤツデの花の季節になりました。今時は花が少なく、ハナアブ類の貴重な蜜源です。私の好きな木ですが、妻は嫌います。子供の頃、ヤツデが汲み取り式の便所に植えられていた印象が強く、便所の木と呼んで忌嫌うのです。ヤツデにはヤツデサポニンという殺蛆成分が含まれているので、昔は蛆虫駆除に用いるため便所付近に植えられていたようです。しかし、大きく艶のある肉厚な葉が魅力的で、福をかき集めると縁起を担いで玄関先によく . . . 本文を読む
コメント

初雪

2016年11月24日 | 緑の季節
今日は2016年11月24日です。まだ11月だと言うのに、東京はじめ関東一円で初雪が降りました。11月の初雪は54年振りとのことです。54年前は1962年、大学を卒業して青森県弘前で社会人として第一歩を踏み出した年です。当時の日記を取り出してみたところ、弘前では11月22日に初雪が降っていました。“雪が降ると途端に気温が下がった。朝、顔を洗おうとすると、タオルが糊付けしたようにピンとな . . . 本文を読む
コメント

2016年11月23日 | 緑の季節
私のウォーキングは、遠出はできなくなったので、町内の短距離をよちよち歩く程度になってしまいました。昨日検査入院から退院して町内を歩いていると、キンモクセイの芳香が漂ってきました。キンモクセイの花期はとっくに終わってるはずと辺りを探すと、それはヒイラギの花の香りでした。ヒイラギの葉には棘があり、魔よけとして玄関脇などに庭木として植えられます。我が家の玄関脇には小型の姫柊が魔よけのつもりで、10年以上 . . . 本文を読む
コメント

ツタ

2016年11月22日 | うちの庭では
我が家の北側のブロック塀には葉の大きなツタが絡ませてあります。三重県・関宿で、美しく紅葉していたツタに感動し、枝を挿し木して持ってきたものです。ところが土浦ではさっぱり紅葉してくれず、汚らしく枯れてしまうのです。ツタの紅葉には、湿潤と低温が必要と言われますが、ブロック塀は遠赤外線を放射して暖房効果を持っており、紅葉を妨げているようです。ところがブロック塀から3メートルしか離れていない梅の木に絡まっ . . . 本文を読む
コメント

ユキムシ

2016年11月20日 | 緑の季節
昼過ぎ、郵便物を投函しに外へ出ると、ユキムシが数匹飛んでいました。飛んでいる姿は撮れないので、その一匹を叩き落としました。晩秋に白い綿毛に覆われて、翅が生えたアブラムシが空中をふわふわ飛んでいるのです。それまでは、アブラムシは全てメスで栄養繁殖しているのですが、ワタムシがオスを産んで有性繁殖に移るのだそうです。詳しいことは分かりませんが、この時オスとメスの子虫を産むのでしょう。この子虫が、冬期間蟻 . . . 本文を読む
コメント

スウィートアリッサム

2016年11月19日 | うちの庭では
ホームセンターで、大きな葉に斑が入ったスウィートアリッサムを買ってきました。多年草で、冬越しできれば梅が咲くころにはいち早く開花します。秋植えの球根と寄せ植えにすれば、春にはチューリップなどを引き立ててくれ、咲き揃うと甘い香りが心を癒してくれます。1970年代に住んでいたつくば学園都市の宿舎の西側窓下一面は、これが絨毯のように広がり、花と香りを楽しんでいました。 スウィートアリッサムの花言葉は「 . . . 本文を読む
コメント

イソギク

2016年11月18日 | うちの庭では
イソギクは、房総や伊豆の海岸地帯に自生しています。このイソギクは桜川河口で採取したもので、自生か逸出かは不明です。霞ヶ浦湖岸には縄文時代の貝塚が多数残っていますので、その頃ノジギクとともに自生していたのかもしれません。海浜植物らしく、葉は肉厚で、裏に短毛を密生させ、厳しい環境に耐えられるようになっています。 イソギクの花言葉は「感謝」です。今にして思えば、77になるこの歳まで、いかに多くの人たち . . . 本文を読む
コメント

ノジギク

2016年11月13日 | うちの庭では
このノジギクは桜川沿岸で採取したものです。ものの本によると兵庫県以西の海岸地帯に自生しているとのことですが、近くで栽培されていたものが逸出したものかもしれません。潮風に耐えるためか、葉の裏に短毛が密生し、白く見えます。葉の表にも、その白い短毛が輪郭を描いて見えます。中国から持ち込まれたイエギクの原種と言う説もありますが、ノジギクは日本の固有種なのだそうです。 ノジギクの花言葉は「真実」です。sc . . . 本文を読む
コメント