アイ・ラブ みどり

逆境にもめげず、けなげに生きるみどり達がいとおしくてなりません。

レンコンの収穫

2013年12月26日 | みどりの風景

 平成25年もあと5日を残すのみとなりました。昨日は霞ヶ浦環境科学センターのボランティアで湖畔の植物調査に参加しましたが、霞ヶ浦周辺の蓮田では正月向けの蓮根の収穫真っ最中でした。土浦は蓮根生産では日本一とのことで、この季節が掻き入れ時なのでしょう。腰まで水に浸かり、ポンプで地下水を噴射して掘り起こします。この寒中での水中作業でさぞ冷たかろうと思うのですが、気温より高温の地下水を使うので意外に温かいのだそうです。

 最近NHKの番組で、レンコンがぜんそく・アトピー性皮膚炎・脂肪肝に顕著な効果があると放送されました。レンコンに豊富に含まれるムチン・ポリフェノール・繊維などの効用が免疫力を高めることが科学的に証明されたのです。放送直後、レンコン粉が市内のスーパーから消えたと言うエピソードが伝えられました。これをきっかけに蓮根の価値が見直され、土浦の経済に好結果がもたらされることを期待します。

 ハスの花言葉の一つに「休養」があります。私は2003年に定年退職しましたが、高脂血症・高血圧・中心性網膜炎・一過性虚血症など健康状態をひどく害しました。3年間の新米大学教授の業務が大きなストレスとなり、健康を害する原因になったのだと思います。定年をきっかけに専門分野に関わるのを止め、余生を楽しむことに方向転換しました。2006年に頸椎脊柱管形成手術を受け、やっと健康な生活を取り戻し、以来地域社会に復帰し、2008年からは市内の高齢者クラブ・囲碁クラブ・健康体操クラブの会長に就任しました。忙しい毎日に戻りましたが、今回は重いオブリゲーションのない生活で、仲間と愉快に楽しく過ごすのが仕事のようなものです。すなわちストレスのない生活なのです。幾ら忙しくともストレスが全くないのです。これこそが本当の「休養」ではないかと納得している今日この頃です。


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