路傍のヒメツルソバ

我が家の駐車場の入り口、舗装の割れ目にしぶとく生えてくる野草も私の栽培の対象です。「家の入り口に雑草を生やしたらみっともない」と妻に非難されながらも管理に励んでいます。時には妻に野草を一掃されてしまうこともしばしばです。私には野草なのですが、妻には雑草なのです。 私の管理は、選択的除草、麦踏ならぬ草踏みの二つです。選択的除草では、立性の草を除き、ほふく性の草を残すのです。草踏みとは時々草を踏んで丈 . . . 本文を読む

アカガエル現れる

庭の手入れをしていると、何か飛び跳ね、草むらへ逃げていきました。追跡して確認するとアカガエルでした。アカガエルは各地で環境指標動物になっています。水田で産卵し、周辺の草地や林地で生活をする蛙です。最近蛙が生活できる環境が少なくなり、数が激減している種です。うちの庭から150メートル程離れた水田で育ったのでしょう。虫の豊富なうちの庭でゆっくり生活してもらいたいものです。 小中学生の自殺が相次いでいま . . . 本文を読む

クリスマスローズの咲き初め

うちに来てから4年目になるクリスマスローズが、今年は一段と大株に生育し、今日咲き初めました。鉢植えにして木陰に置いてありますが、この環境が生育に適しているようです。 １年目は育苗ポットに植え、木陰の地面に直に置いていましたが、生育が芳しくなく花は咲きませんでした。２年目は素焼き鉢に植え、やはり木陰の地面に直に置いて育てましたが、やはり蕾は付きませんでした。３年目から素焼き鉢をスタンドに乗せて地面か . . . 本文を読む

松かさ拾い

都内に住む５歳の孫娘から電話がありました。幼稚園のクリスマスパーティー準備に松かさを欲しいというのです。クリスマスツリーの飾り付けに使うようです。そこで霞ヶ浦総合公園に行ってみました。 ４６ヘクタールの広大な園内には、多種類の樹木の植え込みや芝生広場の中に運動施設・文化施設・植物園・国民宿舎などが点在しています。今は松かさが落ちる季節ではないようですが、落ちてからかなり時間が経ち、汚れた松かさはあ . . . 本文を読む

ムラサキシキブ

昨日、八郷にある県立フラワーパークを訪ねてみました。バラ祭りを開催中とのことでした。30ヘクタールの広大な園内に600種、３万株のバラが展示されている公園です。花は既に最盛期を過ぎ、萎れて汚れた花が目立ちました。ピンクの可愛らしい花を咲かせたプリンセス・アイコと名付けられた小型の株が印象的でした。内親王愛子様のご誕生を記念して2002年に作出されたバラです。 「花の売店」で妻がムラサキシキブを見つ . . . 本文を読む

ホクシアのフルーツ

ホクシアの花後、黒熟した果実がいかにも美味しそうなので、時々食べています。仄かな甘みのある癖の無い味です。タネも無くすんなりと食べられます。無害だとの保証が無いので、今のところ食べても２～３個に留めていますが、恐らく害は無いものと思われます。そもそも人体は有害物を排除する精巧な仕組みができており、食物の有害無害は味覚で判別するのです。また有害物が入ってしまうと、下痢を起こして早急に排除する仕組みに . . . 本文を読む

メキシカンセージのぼやき

うちの庭に新しい仲間が加わりました。パープル・メキシカン・セージです。一昨日、妻とアネモネの球根を買いに行ったときに切花に良いからとねだられたのです。花はビロードのような密生した細毛に覆われ、ふんわりとした質感と紫色が癒し効果を醸します。 たかが数百円の鉢花ですので、自分で勝手に買えばよいものを思うのですが、妻は私にわざわざねだったのです。一種の夫婦ごっこみたいなもので、こんな些細なことをもきっか . . . 本文を読む

安曇野のホソバノハハコグサ

弘前で採取し我が家で鉢植えにして育てているホソバノハハコグサを安曇野でも見かけました。毎日親しんでいる野草ですので懐かしく見つめました。冷涼な気候を好む野草なのでしょう。 弘前では低く頑丈な姿でした。少なめで小さめの花は形よく丸く固まっていました。高山植物を連想させる可愛らしい野草でした。我が家では草丈が伸び、花はふっくら大きく、数も多く、まとまりもよく、園芸種にも引けをとらない美しさでした。安曇 . . . 本文を読む

ミセバヤの花言葉は「大切なあなた」

うちの庭では鉢植えのミセバヤが満開になりました。ミセバヤは不精な人向きの花で、１週間水遣りを忘れても平然としています。しかし注意していないと毛虫の食害に遭います。糸を張って巣を作り、葉や蕾を食べられてしまいます。１０月25日の誕生花で、花言葉は「大切なあなた」とのことです。 昨日私の大切な人から、何のことは無い妻のことですが、「私の好きなアネモネを植えて」と頼まれました。すでにアネモネは庭の数箇所 . . . 本文を読む

ネキリムシの大群

６号駄鉢で大株に育った弁慶草の根が、コガネムシ類の幼虫、ネキリムシに食い尽くされてしまいました。小さな鉢の中になんと５２匹ものネキリムシがうようよひしめいていました。３０本ほどに増えた茎は、ばらばらに完全に分離していました。弁慶草は丈夫な野草ですので、分離された茎はそれぞれ根を再生させ、独立した株となって再出発できます。 鉢土はネキリムシが土をほぐし糞を混ぜたので、ふかふかの団粒構造になっていまし . . . 本文を読む