アイ・ラブ みどり

逆境にもめげず、けなげに生きるみどり達がいとおしくてなりません。

霞ヶ浦浄化、給水塔

2005年05月31日 | 霞ヶ浦浄化
写真のスマートな給水塔は、土浦市下高津に県営ひばり団地の水道用のもので、水源は霞ヶ浦です。日本人は全国平均で1日1人当たり約300㍑の水を消費するそうです。人間の生命を維持するために必要な水量は2㍑程度で、その他は炊事、風呂、洗濯、洗顔、トイレ、洗車などの生活を便利にするための水です。この生活系排水が最大の霞ヶ浦水質汚染源になっているとのことです。 これを見ると、純粋の生命維持用水は極めてわずかで . . . 本文を読む

留鳥、コブハクチョウ

2005年05月30日 | みどりの仲間達
白鳥や鴨などの冬鳥は3月頃には北国に帰ってしまいましたが、先日霞ヶ浦でコブハクチョウを見かけました。畦道の草を盛んに啄ばんでいました。コブハクチョウは留鳥で、土浦付近では冬季間5羽ほど見かけましたが、そのうちの1羽のようです。霞ヶ浦は琵琶湖に次ぎ日本第2の湖沼ですが、この辺では渡り鳥の飛来は余り多くはありません。宍塚大池や乙戸沼のほうが、水鳥の密度が濃いように思います。琵琶湖はラムサール条約に登録 . . . 本文を読む

霞ヶ浦浄化、カスミザウルス

2005年05月29日 | 霞ヶ浦浄化
今まで気が付かなかったのですが、土浦市手野町、新川河口に霞ヶ浦河川事務所の作業船基地が最近できたようです。浚渫船やポンプ船が係留されています。浚渫船は船首にクレーンで吊るされた吸泥装置をもたげています。この浚渫船は恐竜に似ているため、カスミザウルスと命名されたようです。 霞ヶ浦の湖底には、流域から流れてきた栄養塩で繁殖したプランクトン、プランクトンを餌にして増殖した水生動物の死骸が分厚く堆積して . . . 本文を読む

水辺つくり

2005年05月28日 | 霞ヶ浦浄化
土浦市田村町の堤防上に、国土建設省霞ヶ浦河川事務所が制作した水辺つくりに関する広報看板を見つけました。左上に堤防が描かれ、その沖合いに木杭に係留されたよし筏が浮いています。看板の下方には湖底と水深の断面が描かれています。水深が、堤防からいきなり水草が生育できないほど深くなっています。それを補うために沖合いに浮きよし原を浮かべている図です。 この案に私は賛同できません。この図は浮よし原施工例に過ぎず . . . 本文を読む

霞ヶ浦浄化、水草再生

2005年05月28日 | 霞ヶ浦浄化
湖水に含まれる栄養塩を除去する手段として、栄養塩を水草や魚介類に転換し、収穫する方法が最も実用的と思われます。水草再生での問題は、湖畔が堤防で仕切られ、水草が育つ湿地や浅瀬が失われたこと、浅瀬が貧弱なため打ち寄せる波が強過ぎ、幼植物が定着し難いことなどがあります。 土浦市田村町の沿岸には、松杭・粗朶・金網で作った消波堤で保護した試験区があり、アサザやヒメガマの再生に成果を上げています。 この手法 . . . 本文を読む

霞ヶ浦浄化、草生排水路

2005年05月26日 | 霞ヶ浦浄化
土浦市蓮河原町地内に、今では珍しい水深が浅く、幅が15m位の広い草生水路が残っています。水路畔も土のままか木杭で補強されており、自然豊かな水路です。周囲の稲田や蓮田のための農業排水路と思われます。 この排水路は、私の子供の時代の農業用水路の面影をよく留めています。水深が浅いため水路底まで日が当たり、幅が広いため水流が緩やかで、水草が生い茂っています。水草の間を夥しい小魚の群れが泳ぎまわっています。 . . . 本文を読む

霞ヶ浦浄化、浮よし原

2005年05月25日 | 霞ヶ浦浄化
霞ヶ浦汚染の重要犯人は、霞ヶ浦流域の住民や事業所が流す廃水に含まれる栄養塩です。窒素、燐、カリに代表される栄養塩は、植物の栽培、動物の栄養として欠かせないものですが、これらが環境容量を越えて湖水に過度に含まれて、水質が汚染されます。湖水に含まれる栄養塩を効率的に回収する手段として、水生植物が注目されています。ビオパークのクレソンも湖水に含まれていた栄養塩の生まれ変わりです。クレソンを収穫すれば、霞 . . . 本文を読む

霞ヶ浦の浄化、ビオパーク

2005年05月24日 | 霞ヶ浦浄化
霞ヶ浦は地域の水道、工業用水、農業用水の大切な水源地です。私が小学生の頃遠足で、霞ヶ浦に泳ぎに来たことがあります。地名は覚えていませんが、湖水浴場の砂浜には水が湧いていたのを思い出します。その頃は豊かな漁業資源に恵まれていたのでしょう。今、泳げる霞ヶ浦を取り戻そうとの合い言葉で、県・市町村・住民団体などが霞ヶ浦浄化に取り組んでいます。 土浦港のはずれに、ビオパークと名付けられた浄化モデルがあります . . . 本文を読む

バラの想い出

2005年05月23日 | うちの庭では
私の学生時代、バラ会に入っていた母は狭い庭一杯にバラを栽培していました。土いじりの好きだった私は、よく母を手伝ってバラの世話をしていました。春と秋にきれいな花を咲かすには、冬に牛糞を土に混ぜて土作り、春はバラ会から配布される苗の植付けと栽培株の整枝・病害虫防除、夏の枝作り・追肥・病害虫防除、秋の蕾摘み・病害虫防除など、一年中手をかけてやります。春と秋には展示会があり、出品したバラが入賞したりすると . . . 本文を読む

関東八十八ヶ所第35番、善応寺

2005年05月22日 | 私の町、土浦
南北朝以前の創建と言い伝えられている善応寺は、関東八十八ヶ所第三十五番札所で、土浦一高や真鍋小学校がある高台の麓に位置しています。境内の観音堂は、土浦城の鬼門除けとして土屋数直が寄進したお堂で、見事な龍の彫刻が飾られ、幕末の志士・歌人佐久良東雄の木額が掲げられています。観音堂に張り巡らされている五色の幔幕はスリランカの仏教寺でも同じようなものを見た気がします。 その脇に照井の井戸として知られている . . . 本文を読む