アイ・ラブ みどり

逆境にもめげず、けなげに生きるみどり達がいとおしくてなりません。

ヒメツルソバ

2018年10月25日 | うちの庭では
2000年3月、私は農林水産省の出先機関から三重大学に出向しました。与えられた旧久居市の宿舎の近くの農家の石垣に群生していたのが、ヒマラヤ原産のこのヒメツルソバでした。一般の野草には厳しい石礫地やコンクリートの割れ目などを好んで生育する蔓草です。気温が下がるとともに、ヒマラヤの気候に近づいたのでしょうか、ピンクの花色が冴えてきました。もう少しすると紅葉が始まるはずです。花言葉は「愛らしさ」です。 . . . 本文を読む

キバナコスモス

2018年10月22日 | うちの庭では
近所で高齢者クラブが作っている花壇にキバナコスモスが咲いています。メキシコ原産の野草で、草丈が2メートルにもなるので、剪定ばさみで60センチくらいに刈り込んで、小さく仕立てています。矮星種や赤味が強い栽培種も開発されています。特定外来種に指定されているハルシャギクと同属・異種で繁殖力の強い植物です。花言葉は「野生美」です。 私の庭作りは「野性的」を旨とし、自生を大切にしています。栽培種でも、種が . . . 本文を読む

ローズマリー

2018年10月21日 | うちの庭では
ローズマリーは、集中力や記憶力の増進 ・抗菌・抗真菌・消化促進・抗酸化・老化防止・血行促進など様々な効用があり、西洋では昔から薬草として利用されていたと言います。花粉症緩和にも効果があり、私は特効薬として、ハーブティーにして飲用しています。我が家のローズマリーは、2010年、高齢者クラブでバス旅行したとき、立ち寄ったレストランでもらった枝を挿し木したものです。花言葉は「あなたは私を蘇らせる」です。 . . . 本文を読む

ピラカンサ

2018年10月21日 | うちの庭では
10年ほど前、庭の片隅で芽生えたピラカンサが今年初めて開花し、橙色の実がつきました。桃栗3年柿8年といいますが、ピラカンサの場合は10年と言うことでしょうか。これから年ごとに花実は多くなるのではないでしょうか。花言葉は「美しさはあなたの魅力」です。 この花言葉は、一種の褒め言葉です。褒め言葉は教育の奥義で、人を暗示にかけて大きく成長させてしまうのです。テニスの大坂なおみ選手は急成長し、4大大会の . . . 本文を読む

2018年10月19日 | うちの庭では
庭で茶の花が咲いています。同時に、昨年の実も枝にぶら下がり、実と花が同時共存しています。茶は中国雲南省あたりが原産地で、保健成分に富んでおり、かつて僧侶が持ち帰り、生薬として利用していたようです。最近日本では、紅茶や中国茶に押され消費が落ち込んでいるようですが、欧米での抹茶ブームで見直されているそうです。茶の薬効にあやかり、少しでも長生きしようと、私は粉砕機を購入し、自家製粉茶を常飲しています。花 . . . 本文を読む

セイタカアワダチソウ

2018年10月18日 | 緑の季節
近くの空き地の片隅で、セイタカアワダチソウがひっそり咲いていました。15年前こちらに引っ越ししてきた頃は、背丈を超えるセイタカアワダチソウが鬱蒼と茂っていたものですが、いつの間にかすっかり勢力を失ってしまいました。平家で語られる「盛者必衰」の理を見るようです。花言葉は「元気」です。 「元気」は、精神状態が活発な状態を言います。私のように脳梗塞に罹り、びっこを引き障害を持つ身でも、意欲が衰えなけれ . . . 本文を読む

エメラルド・セージ

2018年10月10日 | うちの庭では
10年ほど前、茨城県八郷町にあるフラワーセンターで購入したエメラルド・セージが開花しました。もふもふの萼の柔らかい感覚が心を癒やしてくれます。ハーブの一種に挙げられていますが、匂いがするのでしょうか。歳を取ったためか、悲しいことにキンモクセイの芳香にも臭覚が利き難くなってしまったのです。花言葉は「知恵」です。 「知恵」は失敗から学ぶことが多いのではないでしょうか。勝敗のみに拘り、負けると悔しいの . . . 本文を読む

ヨメナ

2018年10月09日 | うちの庭では
昨日は10月としては異常の真夏日になりましたが、野菊の代表格ヨメナが咲き誇り、季節はいよいよ秋本番を迎えました。18年前三重県久居市に住んでいた頃、宿舎に隣接する自衛隊の演習場に生えていたヨメナを草盆栽にして楽しんでいました。それを土浦で路地に下ろしたものです。話によると、関西と関東ではヨメナの遺伝子が異なるそうで、種を攪乱させてしまったかもしれません。ヨメナの花言葉は「従順」です。 多くの自民 . . . 本文を読む

ホトケノザ

2018年10月08日 | うちの庭では
春の七草のひとつ、ホトケノザの花を見つけました。遅咲きなのか早咲きなのか、兎に角狂い咲きには違いないようです。姿が締まっており、色が淡く唇弁の三つの斑点がくっきりし、見慣れたホトケノザとは少し違うような気がします。突然変異なのでしょうか、あるいは最近の不順気候に生理が狂ってしまったのでしょうか。花言葉は「輝く心」です。 誰しも、何かに喜ぶと心は輝くものです。昨日は11年間続く囲碁クラブの例会の日 . . . 本文を読む

ヒダカミセバヤ

2018年10月05日 | うちの庭では
ミセバヤの花期がやってきました。他の植物には耐えられないような、乾燥気味の痩せた土でも育つ多肉の多年草です。写真はヒダカミセバヤで、高山植物の部類に分類されるのかもしれません。施肥したり灌水しすぎると、通常植物との生存競争に負けて、うまく育ちません。他の植物が来ないようなへんぴな場所で、こっそりつつましく生えるのが好きなようです。花言葉も「つつましさ」です。 「つつましさ」がぴったり似合うのが、 . . . 本文を読む