アイ・ラブ みどり

逆境にもめげず、けなげに生きるみどり達がいとおしくてなりません。

ススキ

2011年11月30日 | みどりの仲間達
 霞ヶ浦湖畔ではススキの種子の毛が拡がり、日が当たると白くふっくらと輝き、まるで動物の尻尾のようです。この時期はススキが最も美しい季節で、これこそ秋の七草の一つ、「尾花」ではないでしょうか。これから種子は風に運ばれ、遠くまで勢力を拡大しようとしているのです。  ススキの花言葉は「生命力」です。人を含め動物の命は植物に頼っています。植物は太陽光・空気・水・土の4要素があれば育ちます。この4要素は地球 . . . 本文を読む
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ノイバラ

2011年11月25日 | みどりの仲間達
 手入れがあまり行われない霞ヶ浦湖畔には、鋭い刺で武装するノイバラが繁茂し、人の侵入を妨げています。と同時に自然植物の保全に寄与しているのです。ノイバラの多い「茨城」とは、イバラで守られた領域を意味するのかもしれません。そのノイバラの実が鮮やかな赤に色づき、艶を増しています。街ではクリスマスや正月の花材として人気が高く、そのうち業者が集めに来るのだそうです。  ノイバラの花言葉は「無意識の美」です . . . 本文を読む
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ヤツデ

2011年11月20日 | うちの庭では
 うちの庭でヤツデが白い鞠のような花を咲かせ、多数のアブがブンブン飛び回り、蜜を吸いに来ています。虫達にとってはこの時期の貴重な密源のようです。雌雄異花で穂ごとに雄花、雌花が別れています。写真は雄しべのある雄花です。葉が手のように切れ込みがあることから「掻き集める」を連想し、お金やお客が集まるという縁起を担ぐ向きもあるようです。  夏には野鳥の餌となる多数の実を付け、糞に混ざって広く撒布されます。 . . . 本文を読む
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うとうと

2011年11月18日 | みどりの雑記帖
 今朝のNHK朝ドラ「カーネーション」で、主人公の糸子が父親と喧嘩し、いざという時に頼りになる神戸の祖父母の元へ家出しました。しかし神戸の家の主は従兄弟夫婦に代替わりしていて、年老いて生気を失いぼんやりと暮らす祖父母の姿を見てしまいました。祖父は縁側で「うとうと」と転た寝しながら当椅子にもたれ、訪ねてきた糸子にも気づきません。そこで糸子は、これまで頼ってきた祖父母を今度は自分が守ってやらねばならぬ . . . 本文を読む
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皇帝ダリア

2011年11月14日 | みどりの仲間達
 日曜日、公民館まつりが開催されました。まつりの芸能大会のカラオケに、今年も町内の高齢者クラブから3人が出場するというので応援に出かはけました。3人ともカラオケ教室に通う大のカラオケ好きで、それぞれ自慢の歌謡曲を見事に歌い上げていました。最近の傾向として、中高齢の女性によるフラダンスが増えています。ゆったりしたハワイアンの曲に合わせ、なよやかに踊るのは健康的で心身ともに若返りに効果抜群と思われます . . . 本文を読む
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ノジギク

2011年11月12日 | うちの庭では
 ノジギクは日本固有種で、家菊の原種の一つと言われています。我が家にあるノジギクは桜川の土手から移植したものです。海浜に自生していると言われています。縄文時代、霞ヶ浦は太平洋の入江で、湖岸には貝塚が多数分布しています。葉の裏に密生している細毛が、葉の表を白く縁り、いかにも潮風に育まれた植物のごとくです。その頃の名残で、ノジギクは今でも桜川に自生し、霞ヶ浦の成り立ちを留めています。厳しい環境に耐えて . . . 本文を読む
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茶の花

2011年11月08日 | うちの庭では
 庭の茶の花は一様に下向きに咲いています。花弁や雄しべはよく目立ちますが、下向きでは受粉のために虫を誘うには賢い咲き方とは言えません。さりとて香りが強いわけでもありません。今日は立冬で、天気予報は北日本では霜や雪の可能性が報じられており、霜が降りて凍結するのを防ぐ意味があるのでしょうか。  霜月や 茶もうつむきに 風をよけ  茶の花言葉は「追憶」です。私の最も古い持ち物は9歳の頃母から贈られた小さ . . . 本文を読む
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2011年11月06日 | うちの庭では
 知人が先日笠間の菊まつりを訪ねたところ、まだ本格的な開花には至っていなかったとのことでしたが、庭で菊が開花し、菊の季節が到来です。近所でも見事に開花した自慢の菊鉢を人目につくところに陳列しています。菊作りには一年間の苦労が報われる嬉しい季節です。  菊の花言葉は「高貴」です。貴族の制度がなくなり、「高貴」という言葉に遭遇する機会は減りました。考えてみれば貴族も一般庶民も同じ人間ですから、その違い . . . 本文を読む
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ホトトギス

2011年11月04日 | うちの庭では
 我が家のタイワンホトトギスが開花しました。今年も沢山のルリタテハの幼虫の食草となって、一時は丸裸りました。切り戻しておいたところ、側枝を多数出して、今では何食わぬ顔できれいに花をつけました。自然界ではお互いに助け合って共存しているようです。  ホトトギスの花言葉は「永遠」です。永遠とは果てしない時間を表します。結婚式で誓い合う永遠の愛は、二人の寿命が尽きるまでのつかの間の永遠でしょうか。そうでは . . . 本文を読む
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70億人

2011年11月02日 | みどりの雑記帖
 世界人口が10月末に70億人に達したとのことです。人口の増勢は今後もますます激化し、今世紀末には百億人になると予想されています。70億という数字は単なる経過点に過ぎないのです。人は生きるために食物・水・燃料が必要です。既に地球の自然は破壊が著しく、これだけの人口を養うには自然からの搾取が益々激化することになります。  地球は既に崩壊し始めています。化石燃料の大量消費で温暖化が進行し、気象が荒れ狂 . . . 本文を読む
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