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免疫力を高め、がん予防に効果があると言うブロッコリーの蕾が大きくなってきました。ビタミン類、ミネラルに富み、栄養満点の野菜です。蕾だけでなく、スプラウト(もやし)も健康野菜として人気があります。この時期は、病気を媒介する虫がつかず、栽培管理が易しいので、素人でも作りやすい野菜です。
ブロッコリーの花言葉は「小さな幸せ」です。数日前、87歳になる高齢者クラブの会員から電話があり、足が痛くて歩けないと訴えられました。あぐらをかくのも辛く、すぐに足が攣ってしまうのだそうです。整形外科や内科医を訪ねてみたが、何れの医院も塗り薬や漢方薬みたいな薬を処方されただけで効き目がないとのことでした。そういえば最近、彼は好きなグラウンドゴルフの練習にも出てきません。放置しておくとこのまま家にこもり、やがて要介護状態になりそうです。
電話では状況が把握しにくいので、彼の家を訪ねてゆきました。歩いてもらいましたが、足が上がりません。しゃがむこともできません。私の見立てでは、筋力が衰え、筋が固くなってしまったようです。この状態を改善するには薬ではなく、筋力を鍛え柔軟性を高める体操が相応しいと思いました。丁度私が所属している健康体操クラブで習ったことのある「貯筋体操」を教えることにしました。
貯筋体操は椅子に座ってする体操で、「線路は走るよどこまでも」の替え歌に合わせて行います。踵上げ、爪先上げ、蹴り上げ、膝上げ、尻上げ、開脚などからなる、高齢者でも安心してできる軽度の体操です。どなたか覚えていませんが、ある大学の先生が考案し、科学的にその効果が証明されている体操です。彼一人では長続きしそうもないので、奥さんに頼んで一緒に日に数回実行してもらうよう頼んできました。奥さんもこれで介護状態を避けられればと、快く引き受けてくれました。
誰かの役に立てる、これが私の「小さな幸せ」です。