アイ・ラブ みどり

逆境にもめげず、けなげに生きるみどり達がいとおしくてなりません。

自家採種のパンジー

2006年02月28日 | うちの庭では
昨年開花苗を購入、自家採種し、9月に播種したパンジーが初めて開花しました。自家採種のビオラも10株ほどが蕾を沢山付けています。間もなく開花しそうです。 自家採取の花は遺伝形質が分離して、親より劣った品質になるといわれています。昨春開花したホームセンターで購入したF1苗からの自家採種苗は、色・姿共に成績は芳しくありませんでした。 個人商店から購入したこのパンジーの親はピンクの大輪でした。その子供のこ . . . 本文を読む

こんな蘭が

2006年02月27日 | みどりの仲間達
昨日まで東京ド-ムで開催されていた世界らん展では、珍しい蘭が数多く展示されていました。冒頭の写真は「コブラオーキッド」で、杓のような平べったい花茎に花が一列に並ぶ珍しい蘭です。 無数の小花が房状に付けています。 見慣れた洋蘭はバルブと呼ばれる太い茎に養分を蓄えているのですが、この蘭の茎は極めて細く、ただ一枚の葉の付根から花茎を伸ばし小花をはたき状に付けています。 花弁の先端から紐状突起物が付 . . . 本文を読む

廃れる農学を憂える

2006年02月26日 | みどりの雑記帖
昨日のニュースで国公立大学の二次入試が報道されていました。2003年までは私もある国立大学の教官を勤めていて、当時のことを懐かしく思い出します。同時に農学部卒業の私は、大学教育の中で農学が疎んじられてゆくのに、人類文明存続に対する危機感を募らせています。 古代文明の盛衰には、農業の衰退が大きく関わっている事は誰もが知っている歴史上の事実です。昨年2月、エジプトで巨大なピラミッドを仰ぎ見て、その建設 . . . 本文を読む

セイロンベンケイソウ開花

2006年02月25日 | うちの庭では
うちのセイロンベンケイソウは、2ヶ月前に蕾が見え始め、それらが提灯のようにぶら下がり、本日その一つがとうとう開花しました。その間ずっと、日に日に変化する様を楽しく観察していました。蕾の底が割れ、筒状の花弁が現れました。雄しべが4本覗いています。 今日は春のような陽気でした。折りしも庭では、蕾を無数に付けたローズマリーが、そのうちの一つを本日開花させました。寒さを避けるため地べたに葉を張り付けていた . . . 本文を読む

愛らしきミニカトレア

2006年02月24日 | みどりの仲間達
温室の無い私は、非耐寒性の花を越冬させるのが一苦労です。室内の日当たりのよいわずかな場所に置ける少数の鉢物しか育てられないからです。蘭好きの私は、赤花ミニカトレア・コクシネシアにその貴重な場所を割いています。世界らん展には数々のミニカトレアが展示されていました。その中から特徴的な花を幾つか選んでみました。 冒頭の写真は広い花弁と鮮やかな橙色が特徴の花です。温かみを感じる高度に改良された品種と思われ . . . 本文を読む

コチョウランの美

2006年02月23日 | みどりの仲間達
今年の世界らん展では色々の蘭が展示されていましたが、中でもコチョウランの美しさにはうっとりさせられました。うちのコチョウランは純白の素朴な花ですが、らん展には美しい斑入りの花が数多く美を競っていました。 紫色の小さい斑点が花弁一面を細かく覆っています。中心部が大きめの斑点で、縁にゆくに従い小さくなり、ついに細い線になって果てます。このびっしり感が感動を誘います。 条斑もあります。薄紫が中心か . . . 本文を読む

月の蘭

2006年02月23日 | みどりの仲間達
昨日、妻と東京ドームを訪れました。世界らん展日本大賞実行委員会主催の第16回世界らん展が開催されていました。広いドーム一杯にブースが配置され、観客でごった返していました。展示された蘭は十万株とのことです。丹精込めて育てられた蘭が咲き誇っていました。 私には「12ヶ月の蘭」の提案が面白いと思いました。実行委員会ではこれを国内外に普及させ、蘭愛好者の開拓を目指そうとしているようです。月の蘭と花言葉は次 . . . 本文を読む

野草の雑炊

2006年02月21日 | うちの庭では
北国ではまだ雪が降っていますが、うちの庭では春が確実に近づいています。カラスノエンドウが蔓を伸ばし、蕾をつけ始めました。ヨモギも小さな若芽を覗かせています。 カラスノエンドウの若芽を片手一杯摘み取り、それを具に雑炊を作り昼食としました。今年初の草摘みです。カラスノエンドウは癖の無い味で、歯応えもしっかりしており、私の大好きな早春の味覚です。 普段思うのですが、スーパーマーケットに陳列されている野菜 . . . 本文を読む

出芽10日目のアマリリス

2006年02月20日 | うちの庭では
アマリリスが出芽を開始してから10日経ちました。葉の長さが10センチを越え、脇から蕾が顔を出し始めました。緩効性固形肥料を置き、週1回潅水していますが、順調に生育中と言えます。 植物の生長を観察しながら何時も生命の不思議を感じます。この球根は生きたまま腐らずに数ヶ月の休眠期間を送ったはずです。大賀蓮に至っては2000年もの長期間、種子が休眠していたと言います。その成長点の1個の幹細胞が、一定の条件 . . . 本文を読む

小さなパーティー

2006年02月20日 | みどりの恵み
我が家に昨夕お客さんを迎えました。最近イタリア旅行からお帰りになったご夫婦と新進画家ご夫婦です。 妻の手作りのスペイン風海鮮パエリアをはじめとする自慢料理を味わいながら、美酒に酔いながら睦みました。美酒は、客人のイタリア土産の赤ワイン、地酒の来福凍結濃縮酒、波照間島の幻の泡盛・泡波、石垣島の於茂登8年古酒などです。美味しい料理とお酒が揃い、小さなパーティーに話の花が満開となりました。 今回はイタリ . . . 本文を読む