goo blog サービス終了のお知らせ 

アイ・ラブ みどり

逆境にもめげず、けなげに生きるみどり達がいとおしくてなりません。

魔女の人形

2007年09月09日 | 東欧3カ国周遊
昨年4月、チェコのチェスキー・クロムロフの街で魔女の人形を目にしました。なにかいわくありげの人形でした。それが今日の新聞で明らかになりました。守谷市で開催されている「幸せを運ぶスペインの魔女達」で、北スペインの工房で製作されている魔女人形の記事が出ていたのです。魔女人形はヨーロッパ全域で愛されている金運・健康・愛情の守り神なのでした。 眼鏡・帽子・箒がトレードマークで、願掛けの内容により持ち物が選 . . . 本文を読む

モーツアルトを歓迎したプラハ

2006年05月17日 | 東欧3カ国周遊
ウィーンで冷遇されたモーツアルトは、プラハでは高い評価を得て至福の時を過ごしました。居心地が良かったのかモーツアルトはプラハを度々訪れ、歌劇「ドン・ジョヴァンに」などを作曲し、大成功をおさめます。プラハの貴族階層は文化水準が高いのでしょうか。晩年モーツアルトは宮廷楽士としてウィーンで淋しい生涯を終えるのですが、どうしてプラハに定住しなかったのでしょうか。 ウィーンの華やかな明るさに比べ、プラハの町 . . . 本文を読む

世界遺産の街 チェスキー・クルムロフ

2006年05月15日 | 東欧3カ国周遊
オーストリアの国境を越え、チェコの第一歩を世界遺産の街、チェスキー・クルムロフでした。13世紀に銀山として栄えたこじんまりした中世都市です。北海に注ぐエルベ川の支流、モルダウ川のS字型蛇行に囲まれた径250m位の狭い地域に発達した街です。赤瓦の中に林立する尖塔が印象的な、美しく魅力的な街です。 チェスキー・クルムロフ城の建設は13世紀にはじまり、拡張・改修を重ね17世紀に現在の形で完成しました。 . . . 本文を読む

ザルツブルクは木蓮の花盛り

2006年05月14日 | 東欧3カ国周遊
モーツアルトの住家があるマカルト広場では木蓮が美しく咲いていました。薄いピンク色で、一瞬桜と見まごうような花でした。オーストリアで最も印象に残った花となりました。1703年に造営された聖三位一体教会を背景に撮影しました。モーツアルトが生まれる50年前に建てられた教会ですから、モーツアルトは住家に近いこの教会に通っていたかもしれません。 木蓮は4月13日の誕生花です。花言葉は「自然への愛」で、「アイ . . . 本文を読む

ザルツブルクの美しき川

2006年05月12日 | 東欧3カ国周遊
ザルツブルクを貫流し、アルプスの源流をドナウ川に注ぐザルツァッハ川の風景の美しさにはうっとりしてしまいます。橋の上からは、川には透きとおった水が豊富に流れているのが見えます。アルプスの融雪水なのでしょう。振り向けば、丘の上からはホーエンザルツブルク城が見下ろしています。 ブタペストを貫流するドナウ川でも感じたのですが、この川には堤防が無いのです。街は洪水の恐れの無い小高い地形に造営されます。氾濫地 . . . 本文を読む

ザルツブルクのシンボル・ホーエンザルグブルク城

2006年05月11日 | 東欧3カ国周遊
ザルツブルクは岩塩を産出し、その交易で栄えた町です。Salzburgの「ザルツ」は塩の意です。塩は生活資材として欠かせない重要物資で、給与として岩塩が支給されることもあったといいます。 ザルツブルクの街を歩くと、どこでも堅固な要塞・ホーエンザルツブルク城が見下ろしています。11世紀に着工し、15世紀に現在の外観が整いました。ヨーロッパ最大にして最もよく保存された城で、度重なる攻撃にも一度も陥落した . . . 本文を読む

ザルツブルグ・モーツアルトの故郷

2006年05月10日 | 東欧3カ国周遊
多くの観光客で賑わうザルツブルグ・ゲトライデ通りで、1756年1月27日、7人兄弟の末っ子としてモーツアルトは生まれました。7人のうち成人したのは5歳年上の姉とモーツアルトの2人だけでした。当時排泄物、ゴミ、廃水は窓から街路に捨てられていました。街の衛生状態は極悪で、乳児死亡率が極めて高かったのです。 生家は6階建てのビルの4階部分で、現在モーツアルトに関する博物館になっています。内部は改装され、 . . . 本文を読む

ウィーンの街の魅力

2006年05月09日 | 東欧3カ国周遊
私はヨーロッパの街には大きな魅力を感じます。街のどこを切り取っても絵になります。ウィーン・ケルントナー通りのこの写真からその魅力の秘密を探ってみました。 ① 歩道と車道がはっきり分離されています。街は歩行者のものというフィロソヒィーが確立しています。街区の周りを歩道付き車道が囲み、街区内部は歩行者天国になっています。安心して街中をそぞろ歩きできます。 ② 歩道の舗装は石張りが多いようです。のっぺら . . . 本文を読む

ウィーン・ハプスブルク家の菩提寺

2006年05月08日 | 東欧3カ国周遊
ハプスブルク家はスイス出身の名門一族で、政略結婚を重ねて強大な勢力を築きました。中世から20世紀初頭にかけ、オーストリア大公国、神聖ローマ帝国、スペイン王国、ナポリ王国、ベーメン王国、ハンガリー王国、オーストリア帝国などの大公・国王・皇帝を代々輩出し、ヨーロッパの王家の中でも屈指の名門と言われている。 ウィーンの旧市街、ケルントナー通りの脇の、穀物を商う市場のために作られたノイヤーマルクト広場に面 . . . 本文を読む

ウィーン銀座・ケルントナー通りの街風景

2006年05月07日 | 東欧3カ国周遊
ウィーンの繁華街ケルントナー通りは、日本で言えば銀座通りといったところです。約30メートル幅の通りは車を締め出し歩行者天国になっています。通りの中央には並木が植栽されており、ベンチやテラスカフェが並びます。ぶらぶら店を覗き買い物を楽しみ、歩き疲れればカフェでコーヒーをすすり、おしゃべりしてゆっくりと時間を過ごせます。 旧市街地では、建造物や風景が大切に保全されています。建造物の内部は改装しても、外 . . . 本文を読む