網走・天都山は標高207㍍の低い山です。名前の由来は「天上の都で遊ぶ心気がする」と言う意味とのことです。展望台があり、流氷や知床連山を展望できる国指定の名勝地です。この日も雪を被った知床連山が遠くに霞んで見えました。知床半島を遠望するのは初めてですが、こんな高山があるとは思いもよりませんでした。写真は羅臼岳と思われますが標高は1660㍍です。
ガイドさんの話では、天都山は桜の名所でもあるのです。品 . . . 本文を読む
バスガイドさんのお話です。
1965年、当時43歳の前田真三は17年間勤めた総合商社を退職し、１年分の給与に相当する価格のドイツ製の高級カメラを購入します。そして鹿児島から北海道まで３万キロの日本列島縦断撮影旅行に出るのです。終着の北海道で見つけたのが富良野・美瑛の日本離れした美しい風景でした。
この地域では香料の原料となるラベンダーの栽培が盛んでしたが、工業的に製造される人工香料に押され農民にと . . . 本文を読む
上湧別は約百年前、約400人の屯田兵が開いた村です。入植した屯田兵には4.4㌶の土地が無償給付され、開拓の傍ら北方の国防に当たったのです。1950年代、輸出用のチューリップ栽培が導入されますが、本場オランダとの価格競争に苦しみ、1960年代には栽培が廃れます。しかし、チューリップを愛する老人クラブの人達が細々と栽培を続けるうちに、観光客が増えだし、栽培面積も徐々に拡大し、遂には1985年に町立チュ . . . 本文を読む
北海道・滝上町は旭川市北西５０㌔に位置する人口の小さな町ですが、芝桜で全国にその名を知られています。私は芝桜を花壇の縁取りくらいにしか考えていませんでしたが、１０㌶の滝上公園の斜面一面に鮮やかなピンク色の芝桜の花が訪れる人の感動をよびます。見てください、芝桜のピンクと白樺の若葉色と白い幹、それらの背後にそびえる残雪の神々しい大雪山のコントラストを。私はこんな素晴らしい光景をこれまで見たことがありま . . . 本文を読む
母の形見の３株のバラのしんがりで、ポートレートも開花しました。1971年の作出で、これも現在では市場で買い求めるのは困難となった絶滅的品種と思われます。丸弁高心の多花性品種で切花に適していると謳われています。昨年８月から10月にかけて実施した季節外れの無謀な移植作戦もこれで無事成功を納めたわけで、姉に託された重い責任を果たせ、やっと安堵することができました。
今日午後から北海道のみどりを見に３泊４ . . . 本文を読む
母の形見のバラ、レッド・クイーンが開花しました。母が使っていた1973年主婦の友社発行の「園芸入門 バラつくり」（福岡誠一著）には、最新の名花として紹介されています。剣弁高心お大輪花で花形が崩れにくい特徴があります。名前の通り気品の高い美しいバラです。このバラを残してくれた母、２３年間このバラを守り育ててくれた姉に心から感謝し、しばし見とれてしまいました。
レッド・クイーン、なんと素晴らしい名前で . . . 本文を読む
私は何処かへ出かけると周辺をぶらぶらと彷徨する癖があります。旅行などへ行くと妻は有名観光地を駆け巡りますが、私は地方の匂いを嗅ぐべくぶらぶらと街中などを彷徨するのが好きなのです。一昨日も中野区役所へ出かけた折も、近くの新井薬師へ寄り、更に目黒の自然教育園まで足を伸ばしました。
新井薬師／梅照院はかつて「名水の沸きいずる地（新井）」にあります。現在は都市化に伴い湧水は枯れてしまいましたが、平日と言う . . . 本文を読む
孔雀サボテンが咲き初めました。昨年の晩秋、温度変化の小さい北向きの玄関に取り込み、水を切って冬越しさせ、桜の開花に伴い屋外に出しました。その頃には小さな蕾を既に着けていました。現在蕾は２５個も認められ、更に増えそうな気配がしています。一鉢にこんなに沢山の蕾がついたのは始めてです。全部が一斉に咲いてくれたら見事でしょうが、実際に咲くのはこのうち２分の１か３分の１くらいでしょう。
スリランカ・ドライゾ . . . 本文を読む
昨年１０月移植した母の形見のバラ３株のうち、サンブライトが開花一番乗りを果たしました。1984年アメリカで作出された品種で、３株のうちでは一番新しい品種です。姉から預った大切なバラですので、元気に開花してくれたことに安堵しました。
無農薬栽培を目指している私には、これらバラを如何に毎年美しく咲かせるかが大きな課題です。栽培書に拠れば、バラ栽培には毎週のように危険な農薬の散布が必要です。神経系の障害 . . . 本文を読む
戸籍謄本が必要となり、本籍地となっている中野区役所へ行ってきました。本籍地は私の生誕地で、生誕以来全国を転々としましたが、ずっとここを本籍地と定めてきました。私の生まれた時代は日中戦争、三国同盟などきな臭い動乱時でした、東京に本籍地を置いておけば、徴兵された時首都防衛軍に編入され、海外派兵から免れるのではないかと考えた父が転勤しても本籍地を移動しなかったのです。
私が社会人となってからも、自分の生 . . . 本文を読む