アイ・ラブ みどり

逆境にもめげず、けなげに生きるみどり達がいとおしくてなりません。

ヘビイチゴ

2013年05月27日 | うちの庭では
 ヘビイチゴが庭で実っています。いわゆる雑草の類ですが、こうして小さな赤い実が並ぶと可愛いものです。小さな草で、あまり邪魔にもならないし虫も付きませんので、我が家ではむしろ観賞植物として除草の際もできるだけ残すようにしています。毒ではないと言いますのでたまには食べてみますが、甘くはないので進んで食べる気にはなりません。しかし口が曲がるほど渋いとか苦いとか言うこともありません。野鳥などに食べてもらっ . . . 本文を読む

紫蘭

2013年05月21日 | うちの庭では
 庭の片隅に植えてある紫蘭が咲いています。姿がとても凛として美しい花です。小柄なので、狭い我が家の庭に相応しい植物です。母が好きだった花で、実家の裏口の傍らにずっと植えてありました。かねがね母の思い出に欲しかったのですが、たまたま昨年近所の花好きの人から譲ってもらい、我が家に仲間入りしたばかりです。  花言葉は「あなたを忘れない」です。時は一時も止まることなく過ぎてゆきます。辛く苦しい時も、今と . . . 本文を読む

岩木山

2013年05月18日 | 緑の季節
 国民宿舎いわき荘に次男一家と一泊しました。予約の難しい人気の国民宿舎とのことです。冬季間は深い積雪に覆われますが、近くの百沢スキー場に訪れる客で賑わうのです。早朝、歩いて15分ほどの百沢スキー場まで散歩しました。スキー場にはもう雪はなく、ゲレンドにはフキノトウが一面に顔を出していました。岩木山麓は私の若い頃の活躍の場で、当時は森林に遮られこの高度からは岩木山は見えなかったのですが、スキー場のゲレ . . . 本文を読む

弘前城の桜

2013年05月15日 | 緑の季節
 全国有数の桜の名所、弘前城の本丸の八重紅桜はこの日曜日が満開となり、天守閣の建つ本丸はピンク色に染まっていました。ゴールデンウィークを避け、1週間遅れに訪ねた妻と私を、最高の美しさで迎えてくれました。弘前は私の第二のふる里とも言える土地です。昭和37年、農林省に入省し最初の勤務地が弘前だったのです。ここで私は農地造成の技術を磨きました。岩木山麓を開梱し入植者を定着させる事業です。今では山麓を鉢巻 . . . 本文を読む

コムギ

2013年05月10日 | 緑の季節
 つくば実験植物園に乳熟期の小麦がありました。小麦はトウモロコシ、コメとともに世界3大穀物です。日本の気候は小麦の生産に不向きらしく、消費量600万トンに対し生産量は67万トンで、自給率は10%程度に過ぎません。日本のコメの洗剤生産量が1400万トンに対し、生産調整で800万トンに抑えているのですが、国民全員がパン食を止めてコメを食べてくれれば丁度主食の自給率は100%近くになります。食料安全保障 . . . 本文を読む

アセビ

2013年05月09日 | 緑の季節
 アセビは有害植物で、口にすると激しい嘔吐を伴い足が痺れるようになるのが名前の由来とのことです。その毒性を利用して殺虫剤として使用するそうです。アブラムシ・ツマグロヨコバイ・カツオブシムシなど我が家の庭にはびこる害虫に、環境に優しい農薬として使用することを考えてみたいと思います。  アセビの花言葉は「二人で旅しよう」です。人生には相棒が必要です。年頃になれば大抵の人は結婚し、二人旅が始まります。 . . . 本文を読む

ニセアカシア

2013年05月07日 | 緑の季節
 桜川に架かる土浦橋の袂に生えているニセアカシアの大木が満開となっています。ニセアカシアは北米原産のマメ科の落葉喬木で、高級蜜源として日本の養蜂業を支えています。ところが、やせ地でも旺盛に生育することから、日本本来の植生を著しく害するとして、栽培が禁止される特定外来植物指定が検討されており、養蜂家が反対運動を展開しています。  ニセアカシアの花言葉は「頼られる人」です。社会人は「頼られる人」と「 . . . 本文を読む

クレマチス

2013年05月05日 | 緑の季節
 つくば実験植物園で開催中のクレマチス展を訪ねてきました。クレマチスはキンポウゲ科センニンソウ属のつる性植物で、世界には300種、日本には20種が自生しているそうです。日本の自生地は本州・四国・九州に分布していますが、絶滅が危惧されています。しかし、栽培種は近所でも5軒に1軒で咲いているような状況で、今後益々普及してゆくのではないでしょうか。展示会では、色・形様々にざっと二百株くらいが華麗に咲き競 . . . 本文を読む

タンポポ

2013年05月03日 | うちの庭では
 幼い頃から見慣れたタンポポの冠毛は見るほどに美しい。タンポポには夢があります。風に乗って行き先の知れぬ気ままな旅をし、放浪して着陸したところで根を下ろす。無銭旅行を楽しむヒッピー族にもタンポポと似たところがあります。あの人たちの中にも、落ち着き先を求めて放浪している人がいるのかもしれません。頭の中で考えるだけでなく、自分の目で確かめて自分の着陸点を定めるのは、一面極めて合理的な方法と言える思いま . . . 本文を読む

都忘れ

2013年05月02日 | うちの庭では
 都忘れは草丈が15センチ程度の矮性の栽培種です。我が家の狭い庭には好ましいサイズですが、繁殖力は弱く、油断していると雑草に駆逐され絶滅してしまいます。地植えしておいた都忘れは既になく、鉢上げしておいたものが今咲いています。  都忘れの花言葉は「別れ」です。別れは他人との別ればかりでなく、自分との別れでもあります。時が移り、昨日の自分はもはや今日の自分ではありません。大学卒業に際し、私には三つの . . . 本文を読む