アイ・ラブ みどり

逆境にもめげず、けなげに生きるみどり達がいとおしくてなりません。

ウインターコスモス

2009年11月30日 | うちの庭では
 当初越冬が困難だった庭のウインターコスモスが、数年の野生化を繰り返すうちに耐寒性を増し、今花盛りとなっています。冬の庭を賑やかにしようと数年前苗を買ってきて庭に植えたのが我が家にやってきた由来です。以来細々と咲いていましたが、やっと庭の環境に適応したようです。しかし、種ができないらしく、根株からの萌芽で育っています。挿し木で容易に繁殖できます。  ウインターコスモスの花言葉は「調和」です。鳩山政 . . . 本文を読む

冬のレストラン

2009年11月28日 | うちの庭では
 ヤツデが花盛りです。真っ白なボール状の穂に夥しい花を咲かせています。日向のその花の脇を通り過ぎると、数十匹のハエ・ハナアブの類がわっと飛び立ちます。花の少ないこの時期には、ヤツデは彼らの貴重な蜜源なのです。日陰のヤツデの花には訪問者はぐっと少なくなるのは、日向の花が暖められて、より強い芳香を放つからでしょう。花の少ないこの時期には、ヤツデは虫たちにとって命の綱とも言える存在です。  ヤツデの花言 . . . 本文を読む

ぬばたま

2009年11月27日 | みどりの仲間達
 艶のあるヒオウギの黒い実が庭で輝いていました。ヒオウギは万葉植物で、その黒い実は「ぬばたま」と呼ばれ、黒・闇・髪にかかる枕詞として和歌に現れてきます。今日は来年度予算編成に当たっての9日間の事業仕分け作業の最終日ですが、「ぬばたま」の枕詞がかかる事業がぞろぞろ暴き出されています。衆目を集めての仕分け作業は、国民の血税の使い道を透明化するもので、かつて無かった大ヒットではありませんか。  この事業 . . . 本文を読む

ノイバラのヒース

2009年11月26日 | みどりの雑記帖
 霞ヶ浦湖岸ではノイバラが殖えています。植物調査に草叢へ入ろうとするとノイバラの棘に阻まれて難儀します。そのノイバラの実が色付いています。話によると、東京方面から正月の生け花の材料として、業者がこの色付いたヒースを採取しに来るのだと言います。地元の人たちはノイバラを厄介者扱いにしますが、都会の人達がこれを愛でるとは夢にも思わなかったのです。そこでノイバラの実の花言葉は「無意識の美」と言います。   . . . 本文を読む

サネカズラ

2009年11月25日 | みどりの仲間達
 霞ヶ浦環境科学センターのボランティアとして湖岸の植物調査に参加しました。初冬で多くの植物が枯れ始め、花もめっきり少なくなっています。枯野の中で一際鮮やかに輝いていたのがサネカズラの真っ赤な実でした。  百人一首にもサネカズラを謡った句があります。「名にし負わば 逢坂山のさねかずら 人に知られで 来るよしもがも」。田辺聖子の訳はこうです。<ねえ君、逢坂山のさねかずらなんて暗示的な名だと思わないかい . . . 本文を読む

モズのはやにえ

2009年11月24日 | みどりの仲間達
 冬になると訪れるモズの鳴き声が半月ほど前から聞こえていましたが、まだ姿が見えません。しかし今朝鉢植えのフジの枝にモズのはやにえが見つかり、モズの来訪を確認できました。犠牲になったのは我が家で最もはやにえの材料となるカナヘビのようです。カナヘビは冬眠するはずですが、冬でも暖かい日には日向に現れ、モズに捕まってしまうのです。変温動物のカナヘビは寒さで動作が鈍くなり、敏捷に逃げられないのでしょう。モズ . . . 本文を読む

笠間

2009年11月23日 | みどりの雑記帖
 土浦スポーツ健康倶楽部の行事で、20人の仲間と陶器で名高い笠間を歩いてきました。街はずれの坂道をそぞろ歩いていると、陶芸工房が次々と現れてきます。その一つの工房で写真の登り窯です。10室ほどの焼成室が傾斜地に連なって配列された登り窯です。笠間では登り窯祭りがあるほどですから、昔から登り窯で陶芸が発達してきたものと思われます。現在では、高度の温度制御が簡単な電気やガスを使った窯が増えていると言いま . . . 本文を読む

小春日和

2009年11月21日 | うちの庭では
 雨の寒い日が続きました。今日は朝から気持ちの良い晴天に恵まれました。しかい明日は再び雨の寒い日に戻ってしまうそうです。この片時の晴天を迎え、妻は洗濯に大童の一日でした。  屋上には洗濯物が賑やかにぶら下がりました。プランターの野菜達も和やかな日光を浴びて嬉しそうです。ここにはレタス、ミズナ、パセリ、シュンギク、バジル、ニラ、ネギなどが育ち、朝のサラダに利用しています。また今年はコンテナで植えのイ . . . 本文を読む

センダングサ

2009年11月19日 | 茎崎菜園
 面積60坪の我が家の家庭菜園は、私一人の日曜園芸では広すぎて除草など手入れが行き届きません。センダングサなどが棘をつけた種子をボール状につけて、側を通るズボンに取り付いてやろうと待ち構えています。センダングサはアメリカ大陸から江戸時代に持ち込まれたと言われています。沖縄ではこの若芽を野菜代わりに市場でも売られていました。  センダングサの花言葉は「忍耐」です。逆境に耐えて生き残るのが「忍耐」です . . . 本文を読む

ホトケノザ

2009年11月18日 | うちの庭では
 シソ科のホトケノザは花の寂しい枯野の冬に、コイヌノフグリの空色と共に、赤紫の彩を与える花で、今からその頭角を現し出し開花をはじめました。成虫で越冬するアブ類達には貴重な蜜源ではないでしょうか。春の七草のホトケノザはキク科のコオニタビラコで別の植物です。  ホトケノザの花言葉は「調和」です。私の身の回りには「調和」が見当たりません。お洒落には至って無頓着ですので、外出時の服装もシツエーションに調和 . . . 本文を読む