アイ・ラブ みどり

逆境にもめげず、けなげに生きるみどり達がいとおしくてなりません。

イソギク

2013年11月30日 | うちの庭では
 イソギクは海浜植物ですが、淡水湖である霞ヶ浦周辺には多くの群落を形成しています。かつて霞ヶ浦は海であったこと、1963年に常陸川水門が建設されるまでは鹹水湖であったことを考えると、イソギクが分布していても不思議はありません。うちの庭では、やはり海浜植物のハマギクと共にイソギクの花が最盛期です。どちらも葉の裏に短毛を密生し、表からは密毛が葉の縁を隈取って美しく見えます。過酷な海浜の環境に耐えるため . . . 本文を読む
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クリスマスローズ

2013年11月28日 | うちの庭では
 昨年はクリスマスに間に合わなかったクリスマスローズが今年は間に合いました。この株は7年栽培している大株で、毎年百近い花を着けます。もとは地植えだったのですが、下向きに咲く花がよく見えるように鉢植えにして、台に乗せて鑑賞しています。  クリスマスローズの花言葉は「不安を取り除いて下さい」です。来年は不安だらけの年になりそうです。消費税の値上げで景気は低迷するそうです。私は年金生活者ですので収入増 . . . 本文を読む
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今年最後のバラ

2013年11月23日 | 母のバラ
 霜注意報が出るようになり、早朝の外気温はキリっと冷え込み、吐く息も白く見えるようになりました。もう初冬と言ってよい季節です。夏が遅く、冬が早く、秋の短い今年でした。バラの見頃時期も短くなりました。庭では耐寒性の低い植物を室内に取り込み、バラの残っている蕾や葉は取り除くことになり、写真のバラが今年の見納めです。  このバラの品種はレッドクイーンで、29年前亡くなった母が世話していた株をうちの庭に . . . 本文を読む
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スウィートアリッサム

2013年11月19日 | うちの庭では
 庭の片隅で、夏一旦衰弱したスウィートアリッサムが回復し、花を咲かせています。よく見ると発芽した新しい株のようです。霜よけして花の少ない冬の間中、花を咲かせ続けたいと思います。低い株に屈むようにして顔を近づけると、花の芳香に心を癒されます。  スウィートアリッサムの花言葉は「美しさを超えた価値」です。解釈が難しい花言葉です。「美しさ」とは、風景・美術・工芸・歌謡・演劇・文学など人の気持ちを心地よ . . . 本文を読む
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ドウダンツツジ

2013年11月18日 | 緑の季節
 秋も深まり、近所のドウダンツツジの紅葉が鮮やかになりました。このお宅では、ドウダンツツジの垣根で宅地をぐるりと囲んでいるのです。数ある紅葉の中でも、ドウダンツツジのは五指に数えられるような美しさです。   ドウダンツツジの花言葉は「私の思いを受けて」です。とかく親は自分の果たせなかった夢を子供に託そうとするものです。幼い子にピアノやバレーを習わせたり、天才教育を施そうと多くの親が躍起 . . . 本文を読む
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フジバカマ

2013年11月15日 | 緑の季節
 かつては各地の河原などに自生し、秋の七草として一般に親しまれていたフジバカマですが、今は環境省のレッドリスト では準絶滅危惧(NT)種に指定されている貴重な野草になってしまいました。家庭の庭などで細々と栽培されているのが散見できますが、自生の姿を見ることはできなくなりました。先日訪ねた坂東市の茨城県立自然博物館の野外施設でフジバカマの大群落を見ることができました。  クマリンの香りを放つフジバ . . . 本文を読む
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ヒメツルソバ

2013年11月15日 | うちの庭では
 ヒマラヤ原産のタデ科植物、ヒメツルソバが元気に咲いています。小さな花が球状に集まり、愛らしさを振りまいています。多年草と言われていますが、我が家では冬に枯れてしまい、春に落ちこぼれた種が発芽する一年草です。目の前を流れる桜川の影響で冬の気温がかなり低くなるようなのです。  ヒメツルソバの花言葉は「気が利く」です。現役時代の私は一匹狼的行動をしており、「気が利く」に欠けていた面がありました。幼い . . . 本文を読む
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ハマギク

2013年11月11日 | うちの庭では
 ハマギクは青森から茨城までの海浜に生息する植物で、茨城が生息の南限地のようです。もと海だった霞ヶ浦の湖岸には今でもハマギクがよく見られます。我が家では品の良い白い花が今咲き始めたところです。花はデージーに似ていますが、海浜の厳しい気候に耐えるため葉の裏に細網を密生し、白っぽく見えるので区別できます。葉の表からは、裏の密毛が葉の縁を縁取るように見えるのも魅力の一つです。  ハマギクの花言葉は「友 . . . 本文を読む
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ピラカンサ

2013年11月06日 | 緑の季節
 彩の少ない冬に一際真っ赤に輝くピラカンサの実が目立ち始めました。夏の間は存在に気づきませんでしたが、実が赤く染まるとここにも、あそこにもと存在をアピールするようです。我が家にも幼苗が生えてきましたが、野鳥が実をついばみ糞と一緒にあちこちにばらまいているのでしょう。冬が進みいよいよ餌が無くなる頃まで残っているところを見ると、野鳥にとっては余り御馳走ではないようです。  ピラカンサの花言葉は「快活 . . . 本文を読む
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フジバカマ

2013年11月04日 | 緑の季節
 近所の庭でフジバカマの花を見かけました。キク科の多年草です。柱状花が袴の形をしているのが名前の由来です。一般には9月頃咲く秋の七草の一つですが、温暖化のせいか今頃咲いているのです。かつては河原など湿った場所に普通に見られたものですが、現在では珍しくなり、環境省のレッドブックに載っています。霞ヶ浦環境科学センターで月一回沖宿で行っている定点観察でも、霞ヶ浦湖岸にはフジバカマは発見されていません。 . . . 本文を読む
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