ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

クロイトトンボ 2023<5月>

2023-05-25 | イトトンボ科

<5.21>

午後の溜池

オオトラフトンボの池では、大盛況のホソミオツネントンボに劣らずクロイトトンボの生殖活動も盛んでした。
とくに午後になると急増して無数の交尾態が見られました。産卵場所が草の陰になって連結産卵は目立ちません。

交尾態


白粉が生じる前の♂と青みがかった♀


青色型の♀


白粉を帯びた♂と緑色型の♀


連結産卵


連結産卵の♂を襲う2♂


3♂がセスジイトトンボの交尾態を取り囲む 攻撃する気配はなし


♂ 捕食


時間の経過とともにセスジイトトンボが目立ち始めました。羽化が進行中で、さらに個体数が増えていくようです。

<セスジイトトンボ> 交尾態



2023.5.21 長野県

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ホソミオツネントンボ 2023<5月>

2023-05-24 | アオイトトンボ科

<5.21>

大盛況

オオトラフトンボの池では、ホソミオツネントンボの生殖活動が大盛況で、至る所で交尾、産卵が見られました。
オオトラフを見張りながらで片手間なのは致し方なしとしても、草の陰ばかりで個体数の割に撮影機会は少ない。

交尾態 目を凝らせば岸辺のどこでも見られる状況




以下は♀の体色の違いの例




青みの少ない体色の♀


褐色のままの体色の♀


交尾態の奥では連結産卵


連結産卵





2023.5.21 長野県

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オオトラフトンボ 2023<5月①>

2023-05-22 | ・オオトラフトンボ

<5.21>

炎天下の溜池

毎年、オオトラフトンボの新規の生息地探しに行っています。目撃せずに帰ることも度々ですが、今回は当たり。
目指した溜池で♂が飛び回っていました。卵塊造りと産卵が目的でも、♂が飛ばないことには始まりません。
しかし、暑すぎたか♀は飛来せずに終了。最高気温30℃の真夏日で炎天下での待機は厳しいものがあります。

到着して池を見て回り、いきなり水没した♀を発見して期待していましたが、♀の目撃はこれが最初で最後です。

水没した♀ 産卵時のトラブルか


救出後 無事に飛立った


少なくとも3♂が飛び回り、時にバトルを展開していました。共存するトラフトンボは即刻撃退されて撮れません。

♂ 飛翔 毎度のことながら滅多に岸の近くは飛ばない





2023.5.21 長野県

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ムカシトンボ 2023<5月>

2023-05-19 | ムカシトンボ科

<5.17>

今季の見納め

5月中旬ながら関東各地で真夏日を記録。平地より5℃は低い渓流を選択してヒメクロサナエ狙いで行きました
不活性なのは予想どおりで前週に続いて空振りでしたが、前回すでに終盤であったムカシトンボを辛うじて撮影。
今季のムカシトンボは出現期が早く、この時期に撮影できたのは幸運でした。目撃は1♂、1♀で見納めです。
現地は22℃前後で推移。平地の最高気温は30℃。

11時過ぎ、♂が来ない渓流に♀が飛来。落着くのを待って回り込むつもりでしたが、落着かずこれまででした。

♀ 産卵したのはここのみ 辺りを転々と移動して2分程で飛び去った




♂はポイントに3回飛来しましたが、多分同じ♂と思われます。この時期ならではの渋い個体です。

13時10分頃 3分程留まりホバリング ♀が来る気配なく虚しい行動


14時10分頃 殆どホバリングなしで通過 これが最後


ヒメクロサナエ♀の目撃は4時間待ちで1回、産卵せずに樹上に飛びました。行く日次第とはいえ、厳しい。

<ヒメクロサナエ> ♀が現われてから1時間後に樹上から一瞬降りてきた♂ 目撃はこの1回

2023.5.17 東京都

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クロスジギンヤンマ 2023<5月>

2023-05-18 | クロスジギンヤンマ

<5.16>

気温急上昇

3日間雨天の後、気温が急上昇。東京のコサナエに行ってみると不活性、活発なのはクロスジギンヤンマでした。
3♀が♂に捕捉されましたが、どれも草のなかに潜り込んでいるのでまともに撮れません。最高気温27℃。

♀ 産卵






腹部斑紋の黄色みが強い個体

2023.5.16 東京都

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