<5.2>
同時産卵
昨日、交尾を3回目撃してダビドサナエの♀が産卵中に捕捉されるパターンを概ね把握し早速狙いに行きました。
ところが、何故か♂の活性がなく捕捉の目撃がありませんでした。前日より1℃程高く19から20℃で推移。
産卵回数も少なく、最初の♀は正午から1時間半待ち。その後約20分して次の♀と同時に2♀が飛来しました。
一時、近くで3♀が産卵する滅多にない場面に遭遇。3つは無理としても2♀がファインダーに入りました。
13時55分頃 2♀の産卵 入り乱れて個体の識別が不能で産卵時間は不明 1♀はすぐに見失った
上の♀
下の♀
♂を警戒してか10秒程で姿を消す♀が多いなかで、約40秒の産卵後、付近の林縁で休止した♀です。
産卵後休止
小移動して約4分後に樹上に飛んだ
たまに樹上から降りてくる♂ 前日の半分も見ない
午前の別ポイント。トラブルの原因は不明ながら腹部の曲がった♀が飛来しました。果たして放卵できるか。
放卵を確認
1分近く産卵して休止
隣接する澱みの石にヤマサナエのヤゴが上陸。定位しましたが小虫に絡まれて羽化せず、またも時間の浪費でした。
当地の羽化のピークは数日前の様子。林縁では鮮やかな黄色の未成熟がちらほら見られました。
<ヤマサナエ> 羽化殻の横に上陸するヤゴ
羽化殻の上で定位 羽化間違いなしと、しばらく待機するも小虫が何度もまとわりついて中止
未成熟 ♀
未成熟 ♂
2023.5.2 神奈川県