ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

オオトラフトンボ 2019<6月>

2019-06-22 | ・オオトラフトンボ

<6.18>

忍耐

撮りたくても撮る機会が少ないオオトラフトンボ。毎年新たな産地探しに行きますが、殆ど空振りに終わります。
今季は羽化を撮影した湖畔に行きました。時期が合わなかったか、快晴でも♂が全く飛ばない嫌なムード。
一番の目的は卵塊造りで、♀が来そうな場所を2時間程行ったり来たり。気配がなくてもトンボ撮影は忍耐です。
11時頃、遂に現われました。どこに止まるか緊張の一瞬。草の間に姿が見えますが、風が吹くと草に隠れます。

♀ 卵塊造り 着地後44秒経過


1分23秒経過


この位置では埒が明かず、卵塊が大きくなるのを待って反対側への移動を決断。敏感で動いた途端に飛びました。
遠くには行かないので数m先に着地。前よりは撮り易い所ですが、やはり全身が見える隙間を見つけて右往左往。

2分9秒経過


2分36秒経過


約3分経過 


最初の着地から3分15秒の卵塊造りでした。岸辺近くでは産卵せず、沖に向かって一直線に飛んでいきました。
♀の目撃はこれのみ。改めて周辺を見ると、この時期でも数個体が羽化していました。目撃したのは全て♀です。

♀ 羽化




♀ 羽化 別個体


クロサナエ♀が飛来して近くに止まり、珍しい組合わせになりました。



開翅


飛立ち直前


♀ 羽化直後 別個体の飛立ち

2019.6.18 群馬県


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