ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

オジロサナエ 2018<5月②>

2018-05-28 | サナエトンボ科ヒメサナエ属・オジロサナエ属

<5.26>続編

羽化集中日(その2)

13時40分頃、上陸するヤゴを見つけました。定位して開翅まで約42分、オジロサナエ♀の羽化の記録です。

13:41 上陸するヤゴ


13:44


13:45 定位


13:52:50 裂開 定位して約7分後


13:53:25


13:53:50 複眼が抜ける


13:54:10


13:54:41


13:55:31


13:55:58 翅と前肢が抜ける


13:56:45 後肢が抜ける


13:57 休止 休止期約6分


14:02:54 脱出開始


14:03:05


14:03:10 16秒で脱出完了




14:03:12


14:03:47


14:05 脱出から約2分後


14:07 脱出から約4分後


14:12 脱出から約9分後 翅の伸張


14:22 脱出から約19分後 腹部の伸張


14:27 開翅 脱出から約24分後

2018.5.26 埼玉県

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オジロサナエ 2018<5月①>

2018-05-28 | サナエトンボ科ヒメサナエ属・オジロサナエ属

<5.26>

羽化集中日(その1)

この日は、オジロサナエの羽化集中日であったようで、数10mの範囲で見た限り30頭近くが羽化しました。
ピークは11時頃と正午過ぎの二つの山があり、15時頃まで羽化が続いて撮り飽きる程でした。

12時半頃目撃した休止の♀の脱出の様子です。

♀ 羽化 休止






脱出 開始から完了まで20秒










脱出から約1分後


脱出から約2分後


上の♀のすぐ近く、いかにも不安定な場所で休止していた♀です。5分遅れで見つけました。

♀ 羽化 休止


脱出 開始から完了まで16秒






脱出から1分半後 向きを変える 伸張前の翅は神秘的な緑色


脱出から約3分後


脱出から約19分後


目撃した♂は翅が伸張した個体ばかりです。

♂ 羽化
















♂ 羽化直後 静止




15時過ぎにハクセキレイがやってきて、羽化個体を手当たり次第に捕食しました。見たくない光景です。

羽化中の個体を捕食



2018.5.26 埼玉県

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ヒメサナエ 2018<5月>

2018-05-27 | サナエトンボ科ヒメサナエ属・オジロサナエ属

<5.21>

意外にも

アオサナエの産卵を狙って河川中流域に行くと、何時になく縄張りの♂が多く、バトルを展開していました。
15時から17時半まで待機した場所に、♀の飛来は一度のみ。それも即刻♂に捕捉されて撮影できずでした。
羽化は探していませんが、15時半を回ってから、ふと近くを見ると意外にも羽化したヒメサナエがいました。
今季の状況からオジロの時期と思っていましたが、まだヒメの段階。撮影位置を工夫する前に飛立ちました。

♂ 羽化

2018.5.21 埼玉県


<5.26>

再び行くと

5日後、時間を早めて同所に行くと、オジロサナエが多数羽化していました。
少数ながらまだヒメサナエも見られ、11時を過ぎて最初に見つけた♂です。すでに翅が伸張していました。

♂ 羽化




約15分後


正午頃、脱出して間もない♀を発見しました。伸張する前の翅は綺麗な緑色が印象的です。

♀ 羽化


約2分後


約4分後




約9分後 少し移動


約10分後 手前に上陸したオジロサナエと見られるヤゴは定位せず川に戻る 

2018.5.26 埼玉県

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サラサヤンマ 2018<5月③>

2018-05-24 | サラサヤンマ

<5.21>

所変われば

昨日、サラサヤンマを撮影した湿地に連日で行きました。当地は乾燥化が進み、所変われば生態も変わります。
一日違いで様子は一変。♂が増えてあちこちで縄張り飛翔が見られました。気温は3℃程高く最高気温26℃。
♂が多いのでなかなか♀が現われず、目撃した2♀とも♂に捕捉されて産卵は満足に撮影できませんでした。

12時18分、枯葉が積もった暗い所を飛ぶ♀を発見。低く飛んで産卵場所を探していました。

♀ 飛翔 


着地


着地して産卵体勢になった途端に♂に捕まり、縺れて草の中に落下。ピントが合わず絶好の機会を逸しました。
♂は首尾よく連結して交尾態で林内を飛び回り樹上に消えました。例によって呆然として見ているのみでした。

13時33分、次の♀が飛来。今度は明るい場所の朽木に止まりますが、基質が硬いようで数十秒で移動します。

♀ 産卵


♀ 飛翔 産卵移動


♀ 産卵 2分程で♂に持っていかれる


♂の縄張り行動は盛んで、ホバリングする個体を選んで撮影できる状態。♀が滅多に現われないはずです。

♂ 飛翔 縄張り行動










13時を過ぎた頃からあまりホバリングが見られなくなり、湿地の各所で静止して♀を待っていました。

♂ 静止






産卵ポイントで身を伏せる♂

2018.5.21 埼玉県

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サラサヤンマ 2018<5月②>

2018-05-22 | サラサヤンマ

<5.20>

挽回

4日前に空振りしているサラサヤンマの産卵、挽回すべく所を変えて出かけました。最高気温は低く23℃。
GW明けから急に冷え込んだり高気温になったり温度差が激しく、トンボの活動が読み難い状況が続いています。
気温が低いのか探雌の♂がなかなか現われず不安でしたが、11時過ぎに1♂が湿地に入ると活性化して一安心。
しばらくして♀を目撃、藪に潜り込まれて見失いましたが、11時34分、姿を見せて朽木で産卵しました。
この♀は3分程で♂に捕捉されました。交尾態は高い梢に止まり撮影不能です。

♀ 産卵




次の産卵は12時27分。辺りを飛び回って、最初に着地した朽木に戻って落着きました。













♀ 産卵休止 産卵開始から約20分後、すぐ上の木に止まる


♂ 飛翔 縄張り行動






♂ 静止





2018.5.20 埼玉県

コメント (2)
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