ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

サラサヤンマ 2018<5月③>

2018-05-24 | サラサヤンマ

<5.21>

所変われば

昨日、サラサヤンマを撮影した湿地に連日で行きました。当地は乾燥化が進み、所変われば生態も変わります。
一日違いで様子は一変。♂が増えてあちこちで縄張り飛翔が見られました。気温は3℃程高く最高気温26℃。
♂が多いのでなかなか♀が現われず、目撃した2♀とも♂に捕捉されて産卵は満足に撮影できませんでした。

12時18分、枯葉が積もった暗い所を飛ぶ♀を発見。低く飛んで産卵場所を探していました。

♀ 飛翔 


着地


着地して産卵体勢になった途端に♂に捕まり、縺れて草の中に落下。ピントが合わず絶好の機会を逸しました。
♂は首尾よく連結して交尾態で林内を飛び回り樹上に消えました。例によって呆然として見ているのみでした。

13時33分、次の♀が飛来。今度は明るい場所の朽木に止まりますが、基質が硬いようで数十秒で移動します。

♀ 産卵


♀ 飛翔 産卵移動


♀ 産卵 2分程で♂に持っていかれる


♂の縄張り行動は盛んで、ホバリングする個体を選んで撮影できる状態。♀が滅多に現われないはずです。

♂ 飛翔 縄張り行動










13時を過ぎた頃からあまりホバリングが見られなくなり、湿地の各所で静止して♀を待っていました。

♂ 静止






産卵ポイントで身を伏せる♂

2018.5.21 埼玉県

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする