<5.21>
所変われば
昨日、サラサヤンマを撮影した湿地に連日で行きました。当地は乾燥化が進み、所変われば生態も変わります。
一日違いで様子は一変。♂が増えてあちこちで縄張り飛翔が見られました。気温は3℃程高く最高気温26℃。
♂が多いのでなかなか♀が現われず、目撃した2♀とも♂に捕捉されて産卵は満足に撮影できませんでした。
12時18分、枯葉が積もった暗い所を飛ぶ♀を発見。低く飛んで産卵場所を探していました。
♀ 飛翔
着地
着地して産卵体勢になった途端に♂に捕まり、縺れて草の中に落下。ピントが合わず絶好の機会を逸しました。
♂は首尾よく連結して交尾態で林内を飛び回り樹上に消えました。例によって呆然として見ているのみでした。
13時33分、次の♀が飛来。今度は明るい場所の朽木に止まりますが、基質が硬いようで数十秒で移動します。
♀ 産卵
♀ 飛翔 産卵移動
♀ 産卵 2分程で♂に持っていかれる
♂の縄張り行動は盛んで、ホバリングする個体を選んで撮影できる状態。♀が滅多に現われないはずです。
♂ 飛翔 縄張り行動
13時を過ぎた頃からあまりホバリングが見られなくなり、湿地の各所で静止して♀を待っていました。
♂ 静止
産卵ポイントで身を伏せる♂
2018.5.21 埼玉県
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