ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

昭和40年代前半の鉄道写真(87・中央西線電化の記録㉖)

2016-02-08 | 昭和40年代の鉄道(中央線他)

中津川以北   中津川のC12

中津川・塩尻間は奈良井以北では撮っていない。写真は昭和45年まで、記録は48年の塩尻電化開業を待たずに終了する。

中津川から落合川・坂下・田立と進む。
岐阜、長野の県境は坂下・田立間で、坂下までが名古屋鉄道管理局その先は長野鉄道管理局の管轄になる。

今回は中津川機関区のC12の写真。中津川・坂下間の旅客列車牽引と落合川間の貨物列車の後補機等で活躍した。
4両が配属され、恵那起点の明知線の貨物列車、中津川構内の入換の他、製紙工場への引込線の仕業に就いていた。
本線では、先述の旅客列車1往復と回送等で恵那から坂下間を走行した。

43年6月30日、中津川橋梁で上り貨物を撮影して駅方向に歩くと、10時頃にC12が引込線に姿を見せた。
中津川への単機回送で逆行で走ってきた。これを目的にしていたのか偶然出会ったのか記憶にない。
引込線は中津川の美乃坂本寄りから南下して本州製紙中津工場に向かう。翌44年に廃止された。

C12-42[中] 単機逆行で中津川に戻る 


25分程すると貨車の入換作業が始まった。







約20分間の入換作業を終えて引込線を出発


中津川機関区のC12とD51 左手が美乃坂本方向で駅構内から25‰の上りであることを示す標識が見える。

C12-166[中]

1968.6 中津川駅


43年3月19日の撮影。
鳥居峠で撮影した帰り、中津川で途中下車して落合川方面に向かった。
夕暮れの通勤時間、中津川17:49発、坂下18:04到着で3駅間を客車3両で走る列車が設定され、C12が牽引していた。

C12-209[中]牽引の下り坂下行623レ 逆行で25‰を行く






複線化後、上り専用にされた旧線を落合川に向かう。橋梁を渡ると再び25‰上り勾配である。右は国道19号線。


1968.3 中津川・落合川


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