ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

ミヤマサナエ 2022<6月>

2022-06-05 | サナエトンボ科オナガサナエ属・ミヤマサナエ属

<6.1>

羽化の盛り

コオニヤンマの羽化撮影が一段落して他を探していると、午後になってミヤマサナエが次々に上陸してきました。
成虫は滅多に見ないのに羽化には度々遭遇します。当所では4月下旬にも目撃しましたが、今が盛りのようです。
付近ではオジロサナエも数頭が羽化していましたが、ミヤマサナエの個体数が断然多い状況でした。
発見時、脱出途上の♂とその近くで定位した♀の羽化の正午過ぎから13時前までの様子です。

♂ 羽化 12時12分頃 後肢が抜ける前


12時14分頃 休止 休止期は約7分間




12時20分頃


12時21分頃 脱出 16秒で完了






同 翅の伸長


12時25分頃


12時35分頃


12時53分頃 腹部の伸長


以下、♀の羽化です。上陸して上の♂の近くで定位、踏まないように気を遣いながら♂と交互に撮影しました。

♀ 羽化 12時10分頃 定位


12時13分頃


12時15分頃 裂開


12時16分頃


翅が抜ける


12時20分頃 休止 休止期は約7分間


12時24分頃


12時27分頃 脱出 3秒で完了






12時31分頃 翅の伸長


12時34分頃


12時49分頃 腹部の伸長


冒頭の♂は裂開を始めてからの撮影でしたので、定位を見つけた別の♂のシーンを抜粋しておきます。

♂ 羽化 裂開






脱出




水辺から3m以上離れた草叢で羽化していた♀です。これ程移動する個体がいるとは知りませんでした。

♀ 羽化

2022.6.1 埼玉県


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« コオニヤンマ 2022<6月> | トップ | アオサナエ 2022<6月> »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サナエトンボ科オナガサナエ属・ミヤマサナエ属」カテゴリの最新記事