ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

アオヤンマの回想<後編>

2013-11-16 | アオヤンマ

<2012>

12年、夏になると毎年出かけていた都区内の公園に、時期を早めて5月下旬に行ってアオヤンマに出会いました。
その後、何度か足を運びましたが、姿は見るものの撮り難い場所ばかりで断念しました。

6月下旬、満を持して、昨年見つけた多産地に出かけました。明け方雨が激しく降り、到着時は全く飛んでいません。
日が射して気温が上昇すると一転、あちこちから驚くほどの交尾態が飛出しました。交尾の当たり日です。
葦原に踏込んでは逃げられ、見つけても草が被る繰り返しでしたが、正午前、撮れる位置の交尾態に巡り会いました。

被写体はかなり遠く、見通せる隙間は1ヵ所のみ。苦労の末、遂にアオヤンマの交尾態を撮りました。

交尾態




最初の交尾態 ♀が葉隠れ


♀ 静止 未成熟 捕食





2012.6.23 埼玉県


生態が少し分かってきて、撮り易い所を探しました。まずは、以前から行くつもりで行けていなかった横浜市内の池です。
これまでのなかで一番近く、生息が確認できたので続けて行ってみました。

以下は同所での12年7月の記録です。

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1回目(7.14)

梅雨の後半、時々晴れ間があり30℃まで気温上昇。正午前から2時間程探索。
5月下旬に初めて訪れた時は姿を確認できていなかったが、池に隣接する湿地に数個体が潜んでいた。

探雌する個体も見られ、1♀が池から飛来して草叢で休止。しばらくして蜘蛛を捕えた♂が一時静止した。

♀ 静止


♂ 静止 捕食





2012.7.14 横浜市

2回目(7.22)

猛暑日が連続した後、前々日から気温が急に低下。雨上がりで晴れてくるのを期待したが、曇天のまま。
最高気温23℃。1頭も飛ばず、樹林に休止する個体を探し、1♂を発見して撤退。

♂ 静止



2012.7.22 横浜市

3回目(7.29)

薄曇、33℃まで気温上昇。8時半に行ったが不活発。2♂を見たが竹藪に逃げられる。
着いた時間が遅かったようで、個体数も減ってきた。諦めてぶら下がりヤンマ探しに移動した。
                                  


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