ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

ルリボシヤンマの回想<前編>

2014-02-20 | ルリボシヤンマ

2012年までの回想です。

ルリボシヤンマは、トンボを撮り始めた07年に上高地で出会いましたが、飛回っていて撮影できませんでした。
北の方に行けば撮れると気長に構えていたところ、埼玉の生息地を知るに至り、09年に出かけて撮影しました。
行った日がまさに当たり日で、多数の♂がホバリングを展開、その後見ることがない光景に遭遇しました。

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<2009>

09年9月下旬、ルリボシヤンマの撮影を目的に飯能の湿地に初めて出かけました。
午前中は気配がなく、正午過ぎに遠くを飛ぶ姿が視界に入ったので近くの水溜りでしばらく待機することに。
首尾よく♂が飛来、即ホバリングが始まり、ほぼ同時に辺りの水溜りでも2、3♂のホバリングを目撃しました。
♂がくる地点を移動して、待ち時間なしで撮影。帰り道、産卵にも出会い、初回にして十分な成果がありました。

♂ 飛翔








♀ 産卵



2009.9.23 飯能市


10年9月下旬、前年同様の成果を期待して、同じ所に出かけました。
ところが、夏の渇水の影響で水溜りが干上がっていました。ルリボシヤンマは1頭も確認できませんでした。


<2011>

11年は、前年撮れていない分を挽回すべく、9月中旬から下旬にかけて3回出かけました。
毎回2、3♂は見かけるものの、ホバリングが殆ど見られず、大半を待ち時間に費やす結果に終わりました。

9月下旬の2回目は、雨が2日連続した後の好条件で、度々♀が現われました。
しかし、撮影する前に悉く♂に捕えられてしまい、♂も不在がちになるのという悪循環に陥りました。

♂ 飛翔

2011.9.17 飯能市

♂ 飛翔 探雌行動



2011.9.23 飯能市


2011.9.25 飯能市

10月中旬、秩父のカトリヤンマの撮影に出かけ、産卵を探していると、現われたのはルリボシヤンマの♀でした。
近くの池で産卵始めましたが、すぐ移動して草叢に潜り込みました。翅の音がした草陰から一瞬姿を見せました。

♀ 産卵







2011.10.16 埼玉県

10月下旬、2週間後に再び秩父のカトリヤンマの撮影に行くと、またもやルリボシヤンマが産卵していました。
老熟した♀が、遮る草もない開けた場所で、日射しを浴びて悠々と産卵。近寄っても逃げる気配がありません。

♀ 産卵







2011.10.29 埼玉県


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