ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

キイロサナエ 2022<6月①>

2022-06-14 | サナエトンボ科アジアサナエ属

<6.10>

長い産卵

2日続きで晴れ間がある予報。昨日は暗がりのヤマサナエに苦戦、明るいポイントでキイロサナエの撮影です。
日が射す時間帯が殆どなく、♂が出てこないので焦りましたが、♂がいない分2♀の長い産卵が撮影できました。
昨年は落着いた産卵を撮るまで5回行きましたが、今季は初回でしかも2時間程で目的を達成。気温は26℃。

10時35分頃、最初の♀が約4分50秒の産卵。樹上を除いて静止しての卵塊造りはありませんでした。

♀ 産卵 




約1分10秒間ホバリングして卵塊形成、打水後、樹上に飛びましたが、約1分後に卵塊をつけて現われました。

産卵再開




打水後 再び卵塊形成




2分半のホバリングで後半は頻繁に打水して産卵終了 


11時28分頃、同じポイントで次の♀が産卵。2回静止して卵塊を形成、9分を超える過去最長の産卵でした。
飛来時に不用意に動いて数秒で樹上に逃げられましたが、止まった場所は確認。1分20秒程で降りてきました。

産卵開始 卵塊をつけて降下


打水後 卵塊形成 卵塊は大きくならない




再び打水後 卵塊形成




2分半のホバリング、打水後に約1分間静止して卵塊を形成


打水後、時々止まるような動きを見せつつホバリングを続行


最初の静止から約2分30秒の飛翔後に再び静止して卵塊形成 約1分20秒で飛び打水して終了


産卵の途中に1分以上静止して卵塊形成することは稀です。次回、最初の静止の前後の動きについて記載します。

打水後しばらく低空飛行して上空に消える 



2022.6.10 埼玉県


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