<6.16>
静止の卵塊形成
10日に関東で梅雨入り宣言後、梅雨の中休み。しばらく晴れで、気温上昇前に再びヒメサナエの産卵撮影です。
前回から10日後、静止の卵塊形成を狙って行くと、曇天で♂が少なく、期待した産卵パターンが見られました。
少し明るくなると♀が飛来しますが、静止の個体を見つけて撮影するのは目の前に来ない限り困難。運次第です。
13時14分、1分間産卵した♀の記録です。途中静止しての卵塊形成を2回行い、4回打水。気温29℃。
飛来して20秒ホバリングして石に止まり、5秒間でやや大きな卵塊を形成
飛び上がってホバリングして7秒後に打水した
打水後 7秒間ホバリングを継続して卵塊形成
2回目の打水
そのままホバリングして5秒後に3回目の打水をする前 卵塊はうっすら見える程度
打水後、2回目の静止 5秒間卵塊形成して10秒間のホバリング後、打水して産卵終了
別個体 ここまで大きくなった卵塊は見たことがない
静止して卵塊形成後、ホバリングをする♀
石の間に隠れてホバリングして卵塊形成する♀
縄張りの♂ 日が射すと流れに出てくる 14時半に天候が回復すると♂が活発になり、♀は殆ど飛来しない
♀が去った後、産卵場所に♂が現われるのは何時ものこと
当所はヒメサナエよりオジロサナエの産卵に適した場所が多いとみていましたが、これまで目撃がありません。
撮影中は気づいていませんが、今回1♀が産卵していました。静止した♂は見ていません。
この時間帯、♂の争いがいやに激しく、今思い直すと、オジロの侵入をヒメが追い出していた様にも思えます。
<オジロサナエ> 13時20分頃 1♀の産卵を目撃
打水前
2025.6.16 埼玉県
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