<8.2>
移精
マルタンヤンマの移精行動を3日前の正午頃目撃。ところが、ストロボが不調になって撮れず、悔みきれません。
腹部を曲げても移精に至るシーンは滅多に撮れませんが、もしやと思い同じ所に行くと期待が現実になりました。
11時25分頃発見の♂が数10mの範囲を3回移動して落着き、約2分後、腹部を曲げ始めて移精する雰囲気。
注視すると、何度か同じ動作を繰り返して11時31分に移精しました。一瞬の出来事でした。
♂ 静止 移精
約6分後、再び腹部を曲げ始めたので見張りました。右手の葉が邪魔になって先程と同じ角度でしか撮れません。
目論見どおり2回目の移精が見られました。11時39分、一旦腹部を伸ばしてから移精する前後の記録です。
移精45秒前 腹部を曲げる動作の後
15秒前
12秒前
7秒前
移精 約2秒間
約30秒後
約1分30秒後
移動する前、発見時の状態
午前中に見たマルタンヤンマは1♂、1♀で、午後からは2♂、1♀。前回より少ない通常のペースでした。
別エリア 午後に飛来した♂のぶら下がり
午前のエリアに戻って午後に撮影したのは、移精を目撃した♂のようです。撮影中に3回移動しています。
午後の♂のぶら下がり
午前の♀のぶら下がり
午後の♀のぶら下がり
2019.8.2 埼玉県