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ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

キイロサナエ 2016<5月>

2016-05-10 | サナエトンボ科アジアサナエ属

<5.5>

水際の羽化

3日前にホンサナエの生殖活動を見に行くと、羽化直後のキイロサナエが見られ、周辺で2♀が羽化中でした。
他に近くの草藪の陰から飛立つ2頭を目撃しました。まずは、3日前の様子です。最高気温は21℃。

♀ 羽化直後


♀ 羽化   翅伸長期   岸から離れた流れのなかで不安定な所 上流側から


下流側から


肛門水を出してほぼ羽化が終了する頃、川が増水してきた


8分後、懸念したことに


上から3m程下流の同じく流れのなかで、別の♀が羽化していました。発見時の進捗度合はほぼ同じです。

♀   羽化   翅伸長期


同時刻に上の♀と同様の状態になる

2016.5.2 千葉県

さて、初めての羽化撮影は発見が遅く中途半端。羽化は集中するようなので時期を逃さぬうちに出直しました。
9時頃から探索。ポイントが広く、定位のヤゴは見落として直立するまで見つけられそうにないムードです。
休止期の1♂、1♀の発見がやっとでした。いずれも川岸近くで前回と環境が異なりました。最高気温27℃。

この日、数十mの範囲で数頭が羽化したようです。9時20分頃、最初の個体を発見しました。

9:23   ♀   羽化   休止


脱出の様子です。開始から約12秒で完了。

9:24:05   脱出開始


9:24:09


9:24:15


9:24:16   脱出


9:24:17 脱出直後


9:26   翅伸長期


9:29


9:39


9:50


9:54   開翅   休止発見後31分   すぐに飛立つ


環境の違いにもよるのでしょうが、羽化時間は先日のヤマサナエより40分位短く、開翅後すぐ飛立ちました。

9時半頃、約10m上流で♂の休止を発見。上の♀から10分遅れて羽化が始まっていました。

9:33   ♂   羽化   休止


脱出の様子です。約12秒で脱出完了。

9:35:19   脱出直前


9:36:01   脱出開始


9:36:10   脱出


9:36:11 脱出直後


9:36:12


9:36


9:58


10:07   休止発見後35分、この後すぐに開翅したと思われる


次に覗いた時は飛立った後でした。別の♂です。

♂   羽化直後



2016.5.5 千葉県

コメント
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