多治見・中津川間 秋晴れの日
恵那・美乃坂本と進み、中津川までの最後の区間は美乃坂本・中津川。
昭和42年10月11日、秋晴れの日に撮影。
明科行普通DCで9:32中津川に到着、美乃坂本まで6.4キロを歩いた。この区間にも前後25‰の小さな峠がある。
D51ー771[中]牽引の上り貨物652レ 中津川停車中
駅を出て南西に歩くと中津川機関区が見えてくる。D51が4両、煙は工場のもの。
上り中津川発名古屋行548Dが中津川を渡る キハ25先頭にキハ17系3連で2両目はキハ18
中津川から上り列車は25‰の上り勾配を行く。撮影場所を探して丘に登ると市街地が一望できた。
腹付け線増で複線化された区間であるが、まだ着工前であった。ここで上り列車牽引のD51を待つことにした。
D51-740[中]後補機の下り貨物 25‰を下る
丘の反対側を見渡すと、遠方に着工済の区間が見えた。
DD51-47[稲一]牽引の下り松本行827レ 10時40分過ぎに通過
キハ58系上り急行第1"しなの" 中津川で下り827レと交換
下り急行第2"しなの"、10月からキハ91系で運行予定であったが58系のまま 後尾から
中津川11:13発の上り旅客列車、待ちに待ったD51が漸く25‰勾配を上ってきたが、気温が高く期待外れの煙。
半戦時型煙室戸上部切欠きのD51-851[中]牽引の上り名古屋行826レ
西に進むと、所々に複線化に向けて建設中の新線の築堤が見えてきた。
並行する国道19号線をひたすら歩き、千旦林トンネルへの別線分岐点近くまで来た。この先は続編で記載する。
D51-125[中]牽引の下り中津川行621レ 中津川到着は11:48
1967.10 中津川・美乃坂本