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ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

クロスジギンヤンマ 2022<6月>

2022-06-18 | クロスジギンヤンマ

<6.13>

カラカネトンボの産卵狙い

タイトルはクロスジギンヤンマでも、新潟まで来て撮るつもりはありません。カラカネトンボの産卵狙いです。
♂は広い範囲を飛んで撮影ならず、産卵ポイントで待つと首尾よく♀が入りました。絶好のチャンス到来です。
これで帳尻が合うかと思った瞬間、飛び回っていたクロスジに捕まりました。ここまでついていないとは。

カラカネトンボ♀を捕食して約30秒で高い梢に飛ぶ カラカネは腹部先端しか見えない


双方の複眼は何とか撮影

2022.6.13 新潟県

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クロスジギンヤンマ 2022<5月>

2022-05-12 | クロスジギンヤンマ

<5.8>

当たり外れ

クロスジギンヤンマの生殖行動の撮影に多摩の池に行きました。産卵する♀を♂が捕捉するシーンが狙いです。
水面の植生が豊かで♀が隠れる場所が多く苦戦は必至。当たり外れは覚悟のうえですが、結局、成果なしでした。
午前中は3♂が探雌して飛び回り2♀が連結されましが、その後はさっぱりで14時半頃になって♀数頭が飛来。
以下の産卵は順不同ですが、いずれも若い♀で綺麗な個体ばかりです。気温は低めで最高21℃止まり。

♀ 産卵










♀を連結して池端の葦原に一瞬止まった連結態です。連結後、通常は一気に上空に飛ぶので珍しいシーンです。
接近して撮る間もなく、2秒で飛び交尾態になりました。

連結態

2022.5.8 東京都

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クロスジギンヤンマ 2021<5月>

2021-05-15 | クロスジギンヤンマ

<5.12>

水没した♀

3日間、気温が上がらず、4月上旬に逆戻りした昨日からは3℃上がる予報。クロスジギンヤンマの撮影です。
2♂が執拗に探雌して♀は殆ど姿を見せず、産卵しても♂を警戒して相当敏感でした。曇がちで気温21℃。

♂に絡まれていないのに、産卵していた♀が突然水没しました。以下、飛立つまで約1時間15分の顛末です。
直前の動きから、産卵して飛び去る前に打水したところ、アオミドロに引っかかったものと想定されます。

水没した♀ 複眼を見ると若い個体


翅をばたつかせながら3分程かけて前進 30㎝近く先の植物に辿り着く


そのまま無事這い上がる 動かないので♂は近くを飛んでもなかなか気が付かない


約50分後、遂に♂に見つかり連結されたが、茎にしがみついて抵抗 この状態で数十秒経過して♂は飛び去る


♂が去って約10分後、葉まで上がってくる


そのまま腹部の屈伸運動を始める


2分程でさらに上に進み、翅を震わせ始めて5分以上が経過


飛べないのか心配していると、葉の先端まで移動して直後に飛ぶ 水没してから約1時間15分

3♀の産卵を目撃しましたが、いずれも分かり難い場所で、♂に見つかることはありませんでした。

♀ 産卵








産卵移動

2021.5.12 東京都

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クロスジギンヤンマ 2020<8月>

2020-08-27 | クロスジギンヤンマ

<8.24>

鮮やかな黄緑色

オオルリボシヤンマを待っていた池塘で、想定外のクロスジギンヤンマが産卵。鮮やかな黄緑色の個体です。
8月の羽化であることは間違いなく2化のようです。♂も飛来してルリボシヤンマと争う間に飛び去りました。

♀ 産卵





2020.8.24 静岡県

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クロスジギンヤンマ 2019<5月>

2019-05-17 | クロスジギンヤンマ

<5.12>

連結失敗ばかり

2週間前にクロスジギンヤンマの羽化を撮影した池。♂が産卵中の♀を捕捉するシーンを狙って行きました。
いつになく♀の抵抗が激しく連結失敗ばかり。失敗4回、交尾成立は2回、カメラを構えたのはすべて前者です。
♀が強いのか♂が下手なのか、あるいは後述するアオミドロが影響して♀が素早く飛立てないのか分かりません。
あまり見ないシーンの連続でした。連結成立の方が撮りやすいはずなので消化不良です。最高気温は23℃。

♂の接近を察知して身を伏せ、連結させないよう抵抗する♀です。♂は何度も挑みますが、捕えられません。

産卵中の♀を襲う♂




♂が掴みかかりますが、連結に至りません。





♀ 産卵






産卵中に♂に襲われ、アオミドロに肢を取られて水没寸前の♀です。この光景を何度も見ました。

探雌行動の♂です。3頭が草の間を執拗に見て回ります。殆どホバリングはしません。

♂ 飛翔






ホバリング

2019.5.12 東京都

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