<6.1>
羽化の盛り
コオニヤンマの羽化撮影が一段落して他を探していると、午後になってミヤマサナエが次々に上陸してきました。
成虫は滅多に見ないのに羽化には度々遭遇します。当所では4月下旬にも目撃しましたが、今が盛りのようです。
付近ではオジロサナエも数頭が羽化していましたが、ミヤマサナエの個体数が断然多い状況でした。
発見時、脱出途上の♂とその近くで定位した♀の羽化の正午過ぎから13時前までの様子です。
♂ 羽化 12時12分頃 後肢が抜ける前
12時14分頃 休止 休止期は約7分間
12時20分頃
12時21分頃 脱出 16秒で完了
同 翅の伸長
12時25分頃
12時35分頃
12時53分頃 腹部の伸長
以下、♀の羽化です。上陸して上の♂の近くで定位、踏まないように気を遣いながら♂と交互に撮影しました。
♀ 羽化 12時10分頃 定位
12時13分頃
12時15分頃 裂開
12時16分頃
翅が抜ける
12時20分頃 休止 休止期は約7分間
12時24分頃
12時27分頃 脱出 3秒で完了
12時31分頃 翅の伸長
12時34分頃
12時49分頃 腹部の伸長
冒頭の♂は裂開を始めてからの撮影でしたので、定位を見つけた別の♂のシーンを抜粋しておきます。
♂ 羽化 裂開
脱出
水辺から3m以上離れた草叢で羽化していた♀です。これ程移動する個体がいるとは知りませんでした。
♀ 羽化
2022.6.1 埼玉県