J1第5節:鹿島対浦和プレビュー
ナビスコカップで連勝の鹿島、リーグ初勝利で最下位脱出へ
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4月7日17時:カシマスタジアム
鹿島
出場停止:なし
主な負傷者:中田
4日に行われたナビスコカップで大宮に1ー0で勝利。リーグ戦の悪い流れを断ち切ることができた。特にリーグ戦4試合無得点と懸念されていた攻撃陣の調子が上向きつつあることは光明。ストライカーの興梠がゴールを決めたこともチームにとって明るい材料と言えよう。これをきっかけに浮上のきっかけをつかみたい。
ただ、不安材料も。大宮戦で柴崎が負傷交代。細かな状態は分からないが、太もも裏を痛めた様子。調子の出ないチームの中で奮闘していた柴崎だけに、彼が試合に出られないようだと苦しくなる。ケガの状態が気になるところだ。
そして、大宮戦では新加入のドゥトラが初出場。シュートは打てなかったが、時折持ち味のドリブル突破からチャンスを作るなど、チームの武器になることをプレーで示した。今節もベンチ入り濃厚。流れを変える切り札になるに違いない。
予想先発
※選手名下の数字は第4節までの平均採点
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浦和
出場停止:なし
主な負傷者:エスクデロ、山田直
日のナビスコカップ磐田戦では、4点を失って敗れたものの、今季最多となる3得点を記録。メンバーを入れ替えた中で、収穫の得られる一戦となった。
磐田戦では原口が60分間出場。リーグ戦を見越しての時短出場と見られ、この試合では先発復帰することになりそうだ。
マルシオ・リシャルデスの先発起用が濃厚。1トップに使われるか、2シャドーか、微妙なところだが、リーグでは今季初先発をすることになりそうだ。
前節のレッドカードの出場停止分をナビスコカップ磐田戦で消化した阿部と槙野は出場可能となる。
goal.comの浦和戦プレビューである。
負傷の岳の代役は誓志との予想。
確かに昨日の大宮戦でも岳が負傷してピッチに立ったのは誓志であり、そう考えるのが妥当と言えよう。
岳と誓志は持ち味が異なり、戦術的にも修正が加わることも念頭に置きたい。
誓志には岳にはない高さというオプションがあり、曽ケ端や山村から高精度のフィードが大迫だけでなく誓志にも送られることとなろう。
誓志を起点に攻撃を展開出来れば、浦和ゴールに迫ることが容易になるのではなかろうか。
そして、切り札のドゥトラは浦和戦でも途中投入がありそうである。
縦への突破はお手の物であり、逆にドゥトラに相手が引きつけられれば、大迫や誓志がゴールに迫ることとなる。
ドゥトラの投入で攻撃のシグナルが発せられる。
どのような相手といえども攻撃の手を緩めることなく戦おうではないか。
楽しみである。