鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

大迫、五輪に燃える

2012年04月24日 | Weblog
大迫「A代表より五輪を頑張りたい」

徳永悠平と競り合う大迫勇也(手前)=千葉県内 (撮影・吉澤良太)

 ロンドン五輪のサッカー男女の組み合わせ抽選が24日、ロンドンのウェンブリー競技場で行われた。

 23日からのフル代表候補合宿に参加しながらも、五輪世代は英国のピッチでの戦いに闘志を燃やしている。

 関塚ジャパンのエースストライカーに定着した大迫は「今はフル代表のことは考えていない。せっかく出場をつかんだ五輪を頑張りたい」と語気を強めた。正GKの権田も「しっかり準備したい」と気を引き締めた。

 清武はフル代表に定着したが、けがなどで五輪予選は出番が少なかった。「まずは(五輪代表)メンバーに残るために何をするべきか考えてやっていきたい」と、さらなる奮起を誓った。
(共同)



シュートを放つ大迫勇也(中央)=千葉県内 (撮影・吉澤良太)

スペイン戦歓迎 永井、大迫「楽しみ」酒井宏「全部勝つ」

日本代表千葉合宿で笑顔を見せる(左から)権田、清武、酒井、大迫
Photo By スポニチ


 関塚チルドレンは強豪スペインとの対戦を歓迎した。永井、大迫のFW陣は「スペインと試合ができることは楽しみ」と頼もしいコメント。エース清武も「メンバーに生き残っていかなければならないので、凄いチームと対戦できることをモチベーションにして頑張りたい」と話し、18人の登録メンバー入りに意欲を示した。

 日本の目標は44年ぶりのメダル獲得。右サイドバックで攻守の要となる酒井宏は「関塚監督がメダルを獲ると言った以上、全てのチームに勝つつもりでやらなければならない」と決意を新たにした。スペインとの初戦に注目が集まる中、守護神の権田は「(1次リーグを突破して)次に進むためにはグループで2位以上に入らなければならない。しっかり準備したい」と気を引き締めた。

[ 2012年4月25日 06:00 ]

フル代表よりも五輪と語る大迫である。
確かに1年4ヶ月ぶりに選出されたとはいえ、前回は明らかにフル代表とは呼べぬメンバーであり、本人も実感が沸かなかったであろう。
そして、今回は代表候補合宿で試合に招集されたわけではない。
ここまで、共に戦ってきた五輪予選メンバーの方が重いのも理解出来る。
しかしながら、大迫には日本を背負って立つストライカーとして成長して貰う必要がある。
そのためのステップとしてのロンドン五輪と言えよう。
対戦相手も日程も決まった。
気持ちは高ぶって来よう。
まずは、鹿島で結果を積み重ねるのだ。
ガンバ戦での爆発を期待しておる。

本山、鋭い視線

2012年04月24日 | Weblog
2012年04月24日(火)

流通経済大学との練習試合は、岡本選手、梅鉢選手、佐々木選手が得点したものの、3-4と敗れました。

ドリブルでボールを運ぶ本山である。
この試合では後半半ばまで出場し、調子を確かめた。
ところで、この試合では本山も重要であるが、90分出場したヒゲくんに注目と言えよう。
今季は負傷が癒え、練習に合流しておるもののコンディションが整わず試合出場出来ずにおった。
この練習試合で試合勘を取り戻し、戦列への復帰としたいところ。
やはり、元日本代表の肩書きに狂いはなく、強く、巧く、フィードも良い。
一日も早く公式戦で使いたいところ。
また、この日のサプライズは大津高校の植田くんの出場である。
鹿島がオファーを出しており、本人も早く結論を出したいと述べておる。
中田コ、そして昌子とCBを組み、プロの感触を味わった様子。
植田くんの高いヘディングは即戦力の香りがする。
植田くんは、最も成長出来、勝利を積み重ねられ、タイトルに近いクラブがどこなのかを理解したであろうか。
結果は敗戦であるが実りの多い練習試合であった模様。
今後が楽しみである。

セレッソ、鹿島から学ぶ

2012年04月24日 | Weblog
[C大阪]小笠原選手「大事なのはシステム(変更)じゃない。みんながあきらめず、勝ちたい気持ちを出せたこと」(1147号あとがき)
 第7節の鹿島戦は、本当に悔しい試合でした。カシマスタジアムで取材を終えて帰阪する新幹線の中では、後半の失点場面が頭から離れませんでした。車中でも敗戦に至った過程を反芻しましたが、試合中での感想と同じでした。以下の3つの点で、後半はセレッソにとって試合が難しくなりました。
①アンカーに入った柴崎岳選手にプレッシャーをかけられず、自由にプレーされたこと
②柴崎選手を前向きにプレーさせたことにより、ドゥトラ選手、遠藤康選手、小笠原満男選手の3人の攻撃力を加速させたこと
②サイドの裏を執拗に狙われ、ボランチがフォローに行くことで中が空いたこと
 特に①については、記者席で試合を見ていた鹿島担当の田中記者と、後半早々に、「あそこを修正しないと(セレッソにとって)危ないですね」(筆者)「(セルジオ・ソアレス監督は)手を打たないね。システム上、ブランキーニョにもっとマークにつかせた方がいいね」(田中記者)といった会話をしていただけに、記者会見では、ソアレス監督に対して鹿島のシステム変更に対する対応を質問しました。すると、やはり3シャドーに対してはマークの確認の指示が出ていたようなので、スタジアムの雰囲気も含めて、C大阪全体が鹿島の勢いに飲まれてしまった、ということですね。
 前後半で展開が180度変わる試合は採点が難しいですが、勝敗の結果が付いた以上、敗れた方が厳しくなることは仕方ありません。攻撃の連係面が上がって来たことをもっと評価したかったのですが、平均である“6”以上を付けることはできませんでした。
 新大阪に着いたころにはだいぶ気持ちも落ち着き、自宅に帰ると、夜はブンデスリーガのドルトムントの試合を見ました。すると、リーグ2連覇が懸かった大一番で、香川真司選手が見事に決めましたね。直前のバイエルン戦とシャルケ戦では、チームは勝利したものの、「こういう大一番で結果が出せる選手になりたい」といったコメントも報道されていましたので、得点後の、“どうだ!”と言わんばかりの自信に満ちた表情が印象的でした。ドルトムントの試合は、特に今年に入ってからの試合はほぼ全て見ましたが、内容的には思わしくない試合も何試合かありました。それでも、“負けない”強さが優勝できた秘訣でしょう。負け試合を引き分けに持ち込む力や、引き分けの試合を勝ちに持っていく力ですね。
 そう言えば、鹿島の小笠原選手も、この試合の勝因について、「大事なのはシステム(変更)じゃない。みんながあきらめず、勝ちたい気持ちを出せたこと。チーム全体で戦えた結果」と話していたようです。やはり鹿島には、“王者の魂”が宿っている、ということでしょうか。C大阪にとって、学ぶべきものが多い試合となりました。

(C大阪担当 小田尚史)

鹿島から学ぶことが多いと語るエルゴラ・セレッソ番の小田記者である。
後半の鹿島の躍動を三点にわけて分析しておる。
しかしながら、システム変更や選手起用で逆転勝利を掴んだのではなく、チーム全体が勝利へ向かって諦めなかったことと、鹿島を応援するものであれば理解しておる。
まだまだ下位に沈む鹿島ではあるが、リーグ優勝を諦めることなど全くない。
可能性が消え去るまで勝利を求めて戦うのだ。
強い気持ちで応援していこう。
一つ一つ勝利を積み重ねた先に、幸福が待っておる。
それが鹿島のメンタリティである。

日本代表・大迫、同世代で昼食

2012年04月24日 | Weblog
大迫よ学べ!権田、五輪世代に“取材指令”
 サッカー・日本代表候補合宿(23日、千葉県内)U-23日本代表で守護神を務めるGK権田修一(23)=FC東京=が、今合宿に呼ばれた五輪世代に“取材指令”を出した。

 「A代表はとんでもないストロング(長所)を持った選手がいる。吸収しない手はない」

 自身の他にFW大迫、FW原口、FW清武、DF酒井宏ら五輪予選を勝ち抜いたメンバーが招集された。この日の昼食は同世代で固まってしまい、「晩メシは(他のテーブルに)飛んでいきたい。大迫にも“どっか行けよ”と言う。前田さんから1トップの動きを吸収するのもいい」。貪欲に学び、五輪代表に還元する考えだ。

 すでに権田は、1歳上のGK林に「部屋に講義を聴きにいきます」とアポを取り付けたという。24日の抽選会も心待ちで「(4月上旬の)松島合宿ではブラジル、スペイン、ガボンと同組ならすごいなとチームで盛り上がりました」。強豪国との対戦も望むところだ。

(紙面から)

権田に指示される日本代表の大迫である。
慣れぬ日本代表に於いて、同世代で固まって食事してしまうのは容易に想定出来たこと。
ここで上の世代と接触を図り、試合外でもコミュニケーションを取ることで、試合でも良いボールが来ることとなろう。
是非とも良いものを吸収してきて欲しいところ。
また、日本代表に於いても大迫の名を売ってくるのだ。
次回も日本代表に呼ばれるよう、練習内外で尽力せよ。
期待しておる。

シャルケ・篤人、アウェイでドロー

2012年04月24日 | Weblog
内田「受け身になった」細貝と対戦もドロー

アウクスブルク戦で競り合う内田。

 ブンデスリーガで日本代表DF内田篤人が所属するシャルケは22日、アウェーで同MF細貝萌のアウクスブルクと1-1で引き分けた。2人ともフル出場し、得点はなかった。1部残留争いが続く細貝は試合終了間際に警告を受け、累積で次節は出場停止。「勝つチャンスはあった。勝てば残留を決められたが…」と悔しそうだった。内田は「アウェーで受け身になってしまうところがある」と厳しい表情を浮かべた。
(紙面から)

ドルトムント優勝も意識せず…内田「それよりクラシコを見ていた」


 ブンデスリーガは22日、第32節3日目を行った。MF細貝萌の所属する15位アウクスブルクはホームでDF内田篤人の所属する3位シャルケ04と対戦。30試合連続の先発出場となった細貝と2戦連続先発の内田による日本人対決は、互いにフル出場し、1-1で引き分けた。

以下、試合後の内田のコメント


―引き分けに終わったが?
「内容的に考えれば普通かなと。どんだけセットプレーで失点するんだろうと思ったけど」

―集中力の問題?
「強いチームはセットプレー強いんだけどね」

―セットプレーで失点しているというのはみんなの意識にもある?
「あると思うけど。ちっちゃい俺が何か言えることではないけど」

―今日の試合で一番難しかったのは?
「取ったらすぐ取られちゃうというのが多かったし、セカンドボールを思ったより相手に拾われていたかな」

―切り替えも遅かった?
「よくないときはこんな感じ。いいときは俺らがボールをすぐ取れるし」

―前に上がると、相手の8番(ベリングハウゼン)がかなり付いてきていたが?
「彼、よく走ってましたよ。さすがにワンツーとかは付いてこなかったけど。きつそうだったよ、あいつ。ヘトヘトだったよ」

―相手もヘトヘトだけど、自分もやりづらかったのでは?
「がんばって付いてこられる方が、サボられるよりはいいかな」

―サボってくれた方がいい?
「リベリとかサボるんだよ。前に残っちゃう。それが結構怖い。だったら付いてきて、俺の近くにいつもいてくれた方が、ボールを取られた瞬間とかは楽。走りっこでそんなに抜かれる感じはしないから。リベリとかみたいにポツンと残られる方がイヤ」

―自分のパフォーマンスはどうだった?
「どうだろう。普通。アウェーで受け身になるのはしょうがないけど、その中でもう少しつないだりとか、ファルファンとコンビを組めたらよかったけど」

―細貝のプレーはどう見ていた?
「試合前のリストを見てたら、(アウクスブルクで)一番試合に出てるんだよね。寄せも速いし、イケメンだし、奥さんもきれいですし」

―ドイツ人っぽいアグレッシブさもある。
「もともと日本にいたときからつぶし役というか、アグレッシブ感はあったから」

―そういう意味ではこれだけ試合に出ているのも当然?
「うん。イケメンだしね」

―残り2試合、気持ちを保つのが難しい?
「あと2週間でしょ。もうひと踏ん張りでしょ」

―ホームなら大丈夫という感じもある?
「そういうこと言うから、さくっと足元をすくわれる」

―ドルトムントの優勝はテレビで見ていた?
「試合前日だったから、前半だけ見ていて、後半は見てない。ご飯のときにみんなで見ていた」

―部屋に帰ってからは?
「見てない」

―香川のゴールも?
「見てない。どういうゴールだったの? それよりクラシコを見ていた」


(取材・文 西山紘平)

先発フル出場したシャルケの篤人である。
試合は引き分けに終わり、アウェイの難しさを語っておる。
その篤人が戦う独・ブンデス・リーガの優勝の行方よりもリーガ・エスパニョーラのクラシコを観ておったとのこと。
その試合はカンプノウでアウェイのR.マドリードが勝利を掴んだ。
特に決勝点となったC.ロナウドへのアシストをしたエジルのパスは篤人の持つ能力に酷似しておる。
かつて、興梠へアシストを連発した日々を思い出したのではなかろうか。
今はその役目をヤスが担っておる。
ヤスー興梠のホットラインは鹿島攻撃の要と言えよう。
ヤスにはエジルが如くスルーパスを連発して欲しい。
楽しみにしておる。