鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

ヤス、ナビスコ杯で刺激

2012年04月21日 | Weblog
鹿島、勝ち切れ 21日 ホーム大阪戦

【写真説明】ミニゲームで調整する岩政(左)。右奥は山村=クラブハウスグラウンド

J1第7節第1日は21日、各地で8試合を行い、17位の鹿島はカシマスタジアムで8位C大阪と対戦する。キックオフは午後3時。鹿島は前節のFC東京戦、ナビスコ杯札幌戦の2試合連続でロスタイムに決勝点を奪う劇的勝利を挙げた。土壇場で勝ち切る勝負強さはチームにプラスだ。いい流れを継続し、リーグ戦のホーム初白星につなげたい。今季通算成績は1勝1分け4敗、勝ち点4。

勝利に飢えていたチームは、公式戦連勝で嫌な流れを断ち切ることに成功した。18日のナビスコ杯では前節のリーグ戦から8人も選手を入れ替えたが、控え選手が踏ん張って好結果を残した。遠藤は刺激を受けたようで、「競争が厳しくなった」と歓迎した。


サブメンバーで勝利を得たナビスコ杯・札幌戦にて刺激を受けたヤスである。
昨季までは天皇杯緒戦以外では大幅にメンバーを落とすことがなかったため、サブメンバーを観る機会は少なかった。
今季のジョルジーニョ監督は、大きな博打を打ち、そして勝ち点以上のものを手に入れた。
その一つがヤスの成長であろう。
今季、リーグ戦第二節よりレギュラーに抜擢されたヤスの活躍は、周囲も認めることであろう。
チームを牽引し、前節のFC東京戦では劇的な決勝点を含む二得点全てに絡んだ。
ナビスコ杯・札幌戦では、決勝点のアシストも記録しておる。
頼もしい選手として成長しておることが手に取るように伝わってくる。
今日の試合でも、ヤスがセレッソ守備陣を切り裂き、勝利を我等にもたらせてくれると信じておる。
気持ちを高めて聖地へ向かいたい。
楽しみである。

FC東京戦のジャッジについて

2012年04月21日 | Weblog
【J1第6節 F東京vs鹿島】
<読者からの質問>
「両チームに与えられた味方競技者からGKへのバックパスの判定は正しかったのでしょうか? 仮に正しい判定であったとしても、再開の手続きに誤りがあったと思います。2本とも守備側チームの選手はボールから10ヤード離れなければいけない、今回のケースは10ヤード離れる事ができないため、守備側の選手はゴールライン上にいなければいけなかったと思います。
 しかし両チームの選手とも後ろ足くらいしかライン上になく、前に飛び出せるように前がかりになり、前足、体ともライン上より前に出ています。そのコントロールがきちんとされていない状況でFKが行われ、鹿島の方だけ飛び出しが早かったとしてやり直しとはどうしても納得が行きません。しかも飛び出しが早くてやり直しであればその選手は警告されるべきではないのですか? 今回は審判の誤審が招いたイエローカード乱発のように見えました。
 今シーズン鹿島は3試合続けて試合結果に関わる大きな誤審に当たっています。前節あれだけの誤審をした木村主審が今節も担当していましたが、割り当てを外して研修等をしないのですか? これは審判委員会としてはどのように考えているのですか? このようなレフェリングが横行していたらとてもリーグが発展するとは思いません」

<松崎委員長からの回答>
「F東京は後半13分、ハーフウェーラインから約20m、右サイドからの味方のスローインを受けたチャン・ヒョンス選手が前方にいる高橋秀人選手に縦パスを入れますが、パスが弱くなり、すかさず鹿島の興梠慎三選手がプレッシャーをかけます。高橋選手は慌てて右足で大きく自分たちのゴール方向に蹴り、これをGKの塩田仁史選手が両手でキャッチ。塩田選手の周りには鹿島の選手もいなかったし、もしかすると意図的なバックパスとも思えるので、ビックリしましたが、吉田寿光主審はバックパス(GKへのパスの制限)のファウルとし、鹿島に間接FKを与えました。
 競技規則第12条『反則と不正行為』では、間接FKになる反則として『味方競技者によって意図的にゴールキーパーにキックされたボールに手または腕で触れる』ことが明記されています。
 バックパス。意図的にGKにパスしたものだったのかどうかが、ファウルかどうかの判断基準になります。興梠選手のチャレンジを受けた高橋選手はボールを奪われまいと、とにかく大きくクリアした。それがたまたまGKの塩田選手の方に飛んでいったとすれば、バックパスのファウルとは言えません。
 しかし、意識する、意識しないにかかわらず、GKの方に蹴っておけば、GKが処理してくれるだろうという意図が高橋選手にあったとすれば、それは“未必の故意”。意図ありとされ、ファウルになります。吉田主審はそう判断したのだと思います。ただ、映像で見る限りは、意図的にGKに戻そうとしたわけではなく、とにかく早く蹴って逃げようとしただけのように見えます。
 なお、意図的に“蹴る”というのは、足によるものです。足とは足首から先のこと(foot)で、スネや膝など“脚”は含まず、胴体や頭も対象外です。簡単に言ってしまえば、サッカーシューズの部分で意図的に“蹴った”ボールを味方のGKが手で触れたならば、間接FK対象のファウルとなります。

 吉田主審は鹿島に間接FKを与えました。その判定を受け、鹿島の大迫勇也選手がすぐに塩田選手のもとへ駆け寄り、塩田選手が持っているボールを奪おうとします。鹿島とすれば、相手の守備陣形が整う前に素早くリスタートして得点を決めてしまいたい。しかし、塩田選手としてはそうされてはならないので、ボールを保持したまま離しません。あとからやってきた小笠原満男選手が、強引にボールを奪い取ります。
 吉田主審は塩田選手を遅延行為で警告しました。笛が吹かれた時点で、鹿島のボールになったのです。ボールを保持したまま、プレーの再開を遅らせた塩田選手にイエローカードを示したのは妥当な判断でした。

 FKが行われる場合、すべての守備側競技者はボールがインプレーになるまで、ボールから9.15m(10ヤード)以上離れなければなりません。ただ、この場面では、FKの場所からゴールラインまでの距離が9.15mに満たないため、F東京の選手はゴールライン上に並んで立つことになります。F東京の選手は右足だけゴールライン上に乗せ、左足や体はゴールラインより前に出ていますが、これはライン上にいると判断されます。
 PKのとき、GKはキックが行われるまでゴールライン上にいなければなりませんが、これも片足だけでもゴールライン上にかかっていれば、体は前に出ていても構いません。キックオフの場合も、体はハーフウェーラインより相手ハーフ内に入っていても足だけがラインに残っていれば、それは自分のハーフにいることになります。それと同じ考え方です。 
 鹿島は小笠原選手が軽く出したボールを遠藤康選手が左足でシュート。そして、F東京の選手が体を張ってブロックしました。
 遠藤選手がシュートしたときには何人ものF東京の選手が前方に出ていたので、侵入の反則が犯されたと見えました。しかし、ボールは小笠原選手が触れたときインプレーになったので、その時点ではF東京の選手の足はゴールラインに残っており、ここに違反はなかったと考えます。

 次は後半36分のシーンです。今度はF東京の攻撃。米本拓司選手からペナルティーエリア内でパスを受けたルーカス選手がボールを横に流します。そのボールを鹿島の新井場徹選手が右足で蹴ったところ、GKの曽ヶ端準選手が両手でキャッチ。ここで再び吉田主審はバックパスのファウルとし、F東京に間接FKを与えました。
 確かにボールは曽ヶ端選手の正面に飛びましたが、新井場選手にパスの意図はなかったと思います。新井場選手は、単にボールをインターセプトした。それがミスキックとなって、ボールがGK方向に飛んだだけのように見えます。
 新井場選手の背後からはF東京の石川直宏選手が走り込んでいました。ルーカス選手からのパスが通れば、決定的なピンチになります。何とかカットしようと、右足を伸ばしたに過ぎないのではないかと思います。
 また、後半16分のF東京のバックパスとは異なり、新井場選手と曽ヶ端選手の距離は近く、下手をすればオウンゴールになってしまうかもしれません。もし新井場選手に余裕があり、意図を持ってボールをコントロールしたのなら、GKの方向ではなく、ゴール横のゴールラインに向かって蹴り、CKに逃げようとするのではないでしょうか。

 吉田主審の笛が鳴ると、ボールを保持していた曽ヶ端選手のところへF東京の羽生直剛選手が近づきます。塩田選手への警告があったからか、曽ヶ端選手は簡単にボールを離し、羽生選手が素早くFKをしようとピッチにボールを置いたところ、強く大きくではありませんでしたが、岩政大樹選手がボールを突いてプレーの再開を阻止。吉田主審は遅延行為で岩政選手にイエローカードを示しました。
 今度は鹿島の選手たちがゴールライン上に並びます。石川選手がボールを軽く蹴って、それをルーカス選手がシュート。しかし、石川選手が蹴る前に鹿島の選手が4人程度、前に飛び出していたため、キックはやり直しとなります。
 飛び出た選手を警告するのが先だとは思いましたが、“やり直しはおかしいだろう”と何度も抗議したのだと思います。小笠原選手が異議で警告されました。
 そして、FKのやり直し。今度はジュニーニョ選手が一人大きく前に出たため、規定の距離を守らなかったことで警告されます。
 このような場面での壁のコントロール、難しいですね。どうしても守備側選手はラッシュしてしまう。ベテランの吉田主審でも苦労しているなと思いました。こういう場面、どうしたらうまくいくのか、もう一度研究してみたいと思います。

 今度こそ石川選手が出したボールをルーカス選手がシュート。DFのブロックに当たったこぼれ球をもう一度ルーカス選手がシュート。その跳ね返りを田邉草民選手が蹴り込み、F東京の得点となりました。
 この場面、間接FKはゴールエリアよりも1mほど外から行われましたが、本来ならばゴールエリアのライン上から行われるべきだったと思います。曽ヶ端選手が新井場選手のパスをキャッチしたのはゴールエリアの中。競技規則では『ゴールエリア内で与えられた間接フリーキックは、違反の起きた地点に最も近いゴールラインに平行なゴールエリアのライン上で行われなければならない』と書かれています。
 ゴール前の混乱を少しでも避けるために、距離を空けたかったのかは分かりませんが、ゴールエリアのライン上から間接FKが行われるべきでした。

 前回のコラムで取り上げた木村博之主審が『なぜ今節も担当していたのか』というご質問。4月7日の第5節・鹿島対浦和の試合では、確かに副審を含めた審判チームとしての判定、対応にはミスもありました。では、判定のミスがあるたびに、その審判を次々と割り当てから外していく方法が良いのでしょうか? そうしたら、Jリーグの試合を担当する審判はいなくなってしまいます。
 選手が試合の中で決定的なチャンスを外したり、大きなミスをして失点したら、次の試合には必ず出場できないのでしょうか? もちろん、ミスを極力、減らしていかなければならないのは当然で、1級審判員研修会等を通じて同じようなミスが起きないように指導していかなければなりません。また、クラブと同じですが、シーズンを通してパフォーマンスが良ければJFL担当からJ2担当、J2担当からJ1担当への昇格、逆に悪ければJ1担当からJ2担当、あるいはJFL担当へ降格します(審判の場合、シーズンの中間にも昇降格を行います)。
 審判としての与えられた裁量を越える誤り、例えば手続き上の大きなミスや、間違って別の選手を警告した場合には研修期間が設定され、同じようなミスを繰り返さないように研修するとともに、その間の割り当てが停止になります。それ以外にも、審判員としてあるまじき行動、例えば選手に手をかける(そんなことは日本で発生しませんが)。そんなことがあれば、選手が出場停止になるのと同じように、審判も割り当て停止になります。
 しかし、試合の中で起きる選手のプレーのミス、審判の判断のミスというのは、それらを含めてサッカーなのではないでしょうか。そして、もしもそれが恒常的に発生するのであれば、選手が出場機会を失うように、審判もそのレベルの試合を担当できなくなるのだと思います」


FC東京戦の誤審に対するQ&Aである。
簡単に言うと、FC東京のバックパスのジャッジは正しく、鹿島のは誤審ということであろう。
偏ったジャッジであったと思って良いのではなかろうか。
レフェリーにも勝利した試合であったと改めて思う。

世界一を目指す

2012年04月21日 | Weblog
鹿島 ビッグな目標!リーグV→クラブW杯でバルサ討ち
 ジョルジーニョ監督が就任後最長となる約1時間のミーティングを行った。

 21日のC大阪戦に向けた戦術確認に加えて「リーグ戦に優勝してクラブW杯に出場して決勝でバルセロナを破って優勝する」という壮大な目標を掲げた。7人きょうだいの末っ子に生まれ、10歳の時に父親を事故で亡くした苦労人。兄が酒と麻薬に溺れる厳しい環境下でブラジル代表にまで上り詰めた自らの身の上話を打ち明け「かなわない夢はない」と強調した。1勝1分け4敗の17位に低迷しているが、逆転優勝を諦めていない。
[ 2012年4月21日 06:00 ]

指揮官がゲキ!クラブW杯V目指せ!…鹿島
 鹿島のジョルジーニョ監督がミーティングで、選手にクラブW杯制覇を目指すことを伝えた。10歳で父親を亡くすなど不遇にも屈せず、選手として成功した体験を明かした上で「不可能なことはない。目標はこのチームでクラブW杯を優勝することだ」と話したという。現在17位に沈むが、ここから勝利を重ね、逆転優勝、クラブW杯へとつなげる考えだ。

(2012年4月21日06時01分 スポーツ報知)

リーグ優勝を、そしてCWCでの優勝を目指すジョルジーニョ監督である。
目標を高く持たねば、成し遂げられることも不可能となってしまう。
“Dreams Come True”
我等も強調しよう。
苦境を乗り越えてこその喜びである。
一丸となって勝利を掴み取りたい。

神戸・田代、先発濃厚

2012年04月21日 | Weblog
田代、6戦連続零敗のチーム救う!

 柏戦に向けての意気込みを語るFW田代

 J1神戸のFW田代有三(29)が、リーグ柏戦(21日・ホームズ)で移籍後初先発をすることが20日、濃厚となった。チームは現在、公式戦6戦連続で完封負けと苦境に立たされているだけに、新戦力のストライカーに期待がかかる。

 完全非公開で行われた最終調整。「ホームのデビュー戦にもなるし、気持ちを出してやりたい」。ストライカーは力強く語った。左足首の手術から復帰して、18日のナビスコ杯・新潟戦では後半開始から途中出場。得点は奪えなかったが存在感を示した。

 ホームズでは、鹿島時代の昨年と山形時代の一昨年と2年連続ゴール中。「毎試合、点獲りたいから、意識してなかったけど」と話しながらも「言われれば、良いイメージはありますね」。苦境を救う救世主となる。

(2012年4月21日)

昨日報じられたように神戸の田代の先発は濃厚の模様。
満を持してとはこのことであろう。
不調にあえぐ神戸攻撃陣を引っ張って欲しいところ。
注視しておる。