鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

雰囲気つくりの伝統

2012年04月06日 | Weblog
鹿島、5戦目でのリーグ戦初勝利へ団結
 J1の鹿島アントラーズは7日、ホームで浦和レッズを迎え撃つ。前節は横浜F・マリノスを相手に試合内容では圧倒しながらも、スコアレスドローに終わり、リーグ戦初勝利を逃してしまった。今節こそ、という気持ちは強いだろう。

 ただ、リーグ戦4試合未勝利にも関わらず、不思議なほどチームの雰囲気は悪くない。移籍してきたばかりのドゥトラも「こういう状況にありながら、チームがひとつにまとまって団結し、みんながとても前向きに取り組んでいる」と感じているそうだ。そうした空気に触れた影響か、ドゥトラも、ジュニーニョとともに居残り練習を命じられても黙々とトレーニングに取り組んでいる。それぞれの選手たちは、試合に出てチームに貢献するために、やるべきことを続けていた。

 そうした状況を、キャプテンの小笠原満男は、冷静に見つめていた。

「あそこが悪い、ここが悪い、とみんなが口々に言い出すのが一番怖い。そうなるとチームはあっという間にバラバラになってしまう。けど、そうならないのが鹿島のいいところ。それは、昔からの先輩たちがそういう雰囲気をつくってくれたからだと思う」

 しかし、もしその雰囲気が崩れたら…

「そのときは、おれらが出ていって(若い選手に)言わないといけない。でも、そんな感じはない。出てない選手も文句を言わずにやってる」

 未勝利とはいえ、鹿島は決して死に体ではない。


取材・文:田中滋
[ スポーツナビ 2012年4月6日 18:27 ]


リーグ戦、未勝利・無得点で最下位に沈むチームであるが、雰囲気は悪くないとのこと。
これがクラブの積み重ねてきた歴史であると小笠原主将は述べる。
選手が勝手な意見を吐かぬよう、先輩方がチームの雰囲気を作るよう努力を重ねてきた結果である。
それが実を結び、Jリーグ最多タイトル保持にいたっておると言えよう。
新加入のドゥトラもいち早くその空気に触れ、練習に身が入っておる模様。
必ずやタイトル奪取に貢献してくれるであろう。
そのための1勝を明日、手に入れたいと願う。
我等も良い雰囲気を作りにスタジアムへ向かおうではないか。
最高の環境で今季リーグ戦初勝利をもぎ取ろう。
気持ちを込めて聖地へ集いたい。

談笑、満男と大迫

2012年04月06日 | Weblog
2012年04月06日(金)

明日のJ1第5節 vs浦和に向けてミーティング後、15時より戦術の確認やフットバレーで調整しました。また一部の選手はミニゲームも実施しました。

笑顔で打ち合わせる大迫と小笠原主将である。
二人のホットラインは確立されたであろうか。
特に後半から用いられることの多いダイアモンドの中盤では満男の動きが重要となってくる。
満男から大迫へ鋭いパスが入る、大迫が作ったスペースに満男が走り込む、などが出来れば、大いなるチャンスが生まれるであろう。
二人のコンビネーションは重要である。
明日の浦和戦では、魅せてくれること間違い無しと言えよう。
楽しみにして、聖地へ向かいたい。

浦和戦プレビュー

2012年04月06日 | Weblog
【J1:第5節 鹿島 vs 浦和】プレビュー:次第に監督のサッカーが具現化し始めた鹿島は、浦和から勝点3を獲得し、最下位脱出を狙う!(12.04.06)
鹿島が浦和を迎え撃つ。互いに赤を基調とするチームということや、浦和の台頭とともに数々の因縁が生まれたことで、これまでも1年の中で県立カシマサッカースタジアムが最も燃え上がる1日として注目を集めてきた。「お互いに意識しあう相手なのは間違いない」と、徐々に安定感が高まってきた守備を最終ラインから統率する岩政大樹も試合を楽しみにしていた。

いまだ、リーグ最下位にいる鹿島だが調子は上向きつつある。3月31日のJ1第4節横浜FM戦、今月4日のヤマザキナビスコカップ大宮戦と2試合続けての無失点。良い守備から良い攻撃に繋げることが調子のバロメーターであることを考えると、高い位置でボールを奪う場面は確実に増えてきた。

岩政は言う。
「最初のうちは、監督の言うサッカーがどういうものかわからず、考えながらやっていた。でも、戦う気持ちや姿勢の方が大事なんだということが、みんなわかってきた」
確かに、これまでの試合のなかでジョルジーニョ監督が最も評価したのはヤマザキナビスコカップの神戸戦。この試合を「僕が見たい鹿島アントラーズだった」と話し、「選手たちがスパイクの先までハートを込めてプレーしたということが、大きな大きな収穫」と述べている。監督が重視するものがなんなのか、物語る一件だろう。

シーズンの最初、ダイヤモンド型の[4-4-2]をジョルジーニョ監督が採用したことで、それまでのボックス型との変化に戸惑う選手たちは多かった。しかし、忠実に監督の言うことを実行しようとすればするほど、臨機応変な判断力が失われてしまう。
「どうしても言われたことにとらわれすぎてしまうところがあった」(岩政)
監督が求める姿とは逆方向に進んでいた。

しかし、時間の経過とともに選手たちも課題を消化してきた。それが、試合内容に反映され始めて来たことは、先に述べたとおりだ。今節は非常に楽しみな試合となるだろう。ただ、残念なことに先の大宮戦で、気の利いたポジショニングでチームに大きく貢献していた柴崎岳が左太ももを負傷。大事には至らなかったが、復帰まで「1~2週間くらい」(柴崎)ということで、今節の出場は難しそうだ。

対する浦和は、阿部勇樹と槙野智章の出場停止処分が明け、ピッチに戻って来る。二人を欠いた磐田戦では、4ゴールを許してしまう悔しい結果に終わり、二人の重要度を改めて証明した。鹿島戦では攻守において、バランスをもたらしてくれるだろう。

また、磐田戦は敗れたとはいえ攻撃面では3ゴールを奪った。高橋峻希、小島秀仁といった期待の若手にゴールが生まれたことも、ペトロヴィッチ監督の下、新しい浦和をつくろうとしているチームに勢いをもたらすはずだ。

「お互いに監督が変わって、チームをつくっている最中。完成されている部分がまだ少ないなか、勝点を分けるのはほんの小さなところだと思う。シーズン序盤にセットプレーでポコッと取られていましたけど、そういう部分をつきつめて試合に入らないといけない」
岩政大樹の言葉は、両チームの選手の気持ちを代弁するものだろう。熱い戦いが期待できそうだ。


以上
2012.04.06 Reported by 田中滋


ジョルジーニョ監督の意向が浸透しつつあると語る岩政である。
監督が替わり、メンバーには迷いがあった模様。
しかしながら、ナビスコ杯では結果を出し、リーグ戦でも完封を記録し、チーム状況は上向きである。
ここで、難敵の浦和に圧勝出来れば、若きチームは自信をつけるであろう。
強い気持ちで相手にぶつかり勝利をもぎ取りたい。
その現場に居合わせるべく我等も聖地へ集う。
力を込めて応援したい。

大迫・山村、U-23日本代表合宿招集

2012年04月06日 | Weblog
U23日本代表候補メンバーに山村選手、大迫選手が選出
本日、U-23日本代表候補トレーニングキャンプ(4/9~4/11@宮城)のメンバーが発表されました。

鹿島アントラーズからは、山村和也選手、大迫勇也選手が選出されました。


U-23日本代表の合宿に大迫と山村が選出とのこと。
ロンドン五輪に向けてチームを作り直そうというチームに呼ばれるのは、まずは第一歩といったところか。
二人とも鹿島に於いてレギュラーポジションを得ており、心身共に充実しておる。
ここで、新しいチームにも加わることとなれば、尚更発憤するのではなかろうか。
また、山村はこの招集からDF登録となっておる。
鹿島と同様にCB起用に映っていく可能性を感じる。
是非とも最後方からのゲームメイクで、チームに貢献して欲しいところ。
二人の活躍に注目である。