鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

清水戦報道

2009年07月19日 | Weblog
鹿島Jタイ16戦不敗もドローは悔し/J1

前半26分、ゴールを決めた鹿島MF野沢
<J1:清水2-2鹿島>◇第18節◇18日◇アウスタ
 首位鹿島は清水と2-2で引き分け、J1記録に並ぶ16試合連続負けなしとした。

 なんとか勝ち点1をつかみ取った。2点を先制しながら運動量が減少した後半に追いつかれるという試合巧者らしからぬ結果。主将のMF小笠原は「もったいない試合。いつもギリギリで勝てるわけじゃない」と悔しそうにつぶやいた。

 圧勝の気配すら漂った。前半26分にMF野沢が清水DF岩下からボールを奪い冷静に先制点を流し込むと、同43分にはFWマルキーニョスが岩下のパスをかっさらい追加点をゲット。それでも、DF内田が「ミスで2点を取らせてくれたのに逃げ切れなかったのは、らしくない」と振り返ったように追いつかれた。

 左サイドから何度もピンチを招いた。同44分に岡崎、後半8分にヨンセンに奪われた失点とも左サイドを攻略されたもの。センターバックがカバーのため左サイドに寄り、ゴール前が薄くなったところを突かれた。運動量も低下し、今季リーグ最少10失点の守備陣のバランスまで崩れ、リーグでは3月15日の新潟戦以来16試合ぶりの2失点。オリベイラ監督は「残念なのはゲームコントロールできる試合を自分たちから崩した」と反省を口にした。

 それでも追走する3チームが足踏みしたため、2位との勝ち点差は試合前の8から9に広がり、リーグ戦不敗記録もJ1史上1位タイの16まで伸びた。だが、岩政はあえて「今の運動量だとずっと勝っていくのはムリ。目が覚めないと。個々が体力的、精神的な準備をしっかりしないといけない」と言い放った。結果と内容の両方を追求する王者はリーグ3連覇達成へ向け、この一戦の反省を糧にする。【菅家大輔】
 [2009年7月19日9時52分 紙面から]


鹿島ドロー“16戦不敗”J1タイ記録
2009.7.19 05:01
 J1第18節第1日(18日、清水2-2鹿島、アウトソーシングスタジアム日本平)後半戦がスタートし、FC東京が大宮に3-0で快勝。FW平山相太(24)が2ゴールの活躍で、チームを5連勝に導いた。2位浦和は0-1で大分に屈し、連勝は3でストップ。強化担当の松山博明氏が暫定的に指揮した大分は連敗を14で止めた。首位鹿島は清水と2-2のドローながら勝ち点を43に伸ばし、J1記録に並ぶ16試合連続負けなし。

 最後まで主導権を握られドローに終わった鹿島は、不敗神話をJ1タイ記録の16に伸ばしたが、シュート数は相手の15に対して5にとどまり、「勝点3のチャンスはあった」とオリベイラ監督に笑顔はなかった。MF小笠原は「2-0で終わらなければいけなかった」と、反省しきり。先制点を決めたMF野沢は何も話さずに会場を後にし、まるで敗戦のようだった。



清水-鹿島 前半、先制ゴールを決める鹿島・野沢=アウスタ

2点差追いつかれた…鹿島“負け同然”ドロー

<清水・鹿島>前半43分、ゴールを決める鹿島FWマルキーニョス
Photo By スポニチ

 【鹿島2―2清水】鹿島は今季初めて2点のリードを守り切れず、負けにも等しい引き分けとなった。前半26分の野沢の先制点、同43分のマルキーニョスの追加点は、ともに前線からのプレスで相手からボールを奪って決めた。だが「相手の方がよく動いていた。いい教訓にしたい」と小笠原が振り返ったように、試合全体を通して運動量で勝ることができず、3月15日の新潟戦以来となる今季2度目の2失点。内田は「前半の1失点がいらなかった。2点取れて自分たちで防げる失点だったので、もったいない」と前半ロスタイムに岡崎に許した失点を悔やんだ。

 それでもリーグ戦負けなしを16試合に伸ばしてJリーグの最長不敗記録(4チーム目)に並び、2位・浦和との勝ち点差を9に広げた。それでも岩政は「2点を取った後、サボりがちでプレーが軽くなる。負けていないうちに修正したい」と反省していた。

[ 2009年07月19日 ]

Jタイ16戦負けなし…鹿島
 ◆J1第18節 清水2―2鹿島(18日・アウスタ日本平) 鹿島は清水に引き分け、リーグタイ記録となる16試合連続負けなし。DF岩下のミスを突いて2得点を先取したが、結果はドロー。MF小笠原は「もったいない。勝ち試合」と、悔しさをにじませた。ただ、2位との勝ち点差は8から9に広がり、FW興梠は、「負けてもおかしくない試合で勝ち点を取れた。昨年から運がいい」と話していた。
(2009年7月19日06時01分 スポーツ報知)

2点差を追いつかれ、気持ち的には敗戦のようである。
しかしながら、我等は負けてはおらぬ。
連続不敗記録は16に延び、自らが持つJリーグタイ記録に追いついた。
次節は新記録が掛かる。
聖地での記録達成に期待しようではないか。
我等は歩み続けねばならぬのだ。

清水戦コメント

2009年07月19日 | Weblog
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
試合をコントロールしていたにもかかわらず、自分たちからリズムを崩し、スペースを与えてしまった。清水は素晴らしいチームであり、得点力のある選手がいる。だからドローになったことはある意味、仕方がないが、勝点3取れるチャンスを自ら失ったことは残念。鹿島は完璧なチームと言われるが、そんなチームは存在しない。毎試合、反省点や修正点があるし、今日もそれはある。失点も守備陣だけの責任ではなく、今日はチーム全体の意思統一が出来なかった時間帯があった。

【J1:第18節 清水 vs 鹿島】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(09.07.18)
7月18日(土) 2009 J1リーグ戦 第18節
清水 2 - 2 鹿島 (19:03/アウスタ/20,203人)
得点者:26' 野沢拓也(鹿島)、43' マルキーニョス(鹿島)、44' 岡崎慎司(清水)、53' ヨンセン(清水)


●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
Q:相手に押し込まれる時間が多い試合の中で2-2という結果に終わって、今はどういうお気持ちですか?
「残念な部分といえば、自分たちがゲームコントロールできる条件があった中で、自分たちからリズムを崩してしまって、逆にスペースを大きく与えてしまったこと。相手が素晴らしいエスパルスというチームで、そこにスペースを与えればチャンスは作られるし、決められる力を持っている選手がいるわけだから。自分たちでゲームをコントロールできなかったという部分の残念さはあるが、対戦相手の能力、質、そしてベンチにいる選手の力を考えれば、こういった結果もおかしくないと思う。ただ、勝点3を取れた中で、自分たちの不注意から、不用意な判断ミスから相手にチャンスを与えてしまったということは、残念な部分として残る。だが、相手の質・能力を考えれば、悪くない引き分けだと思う」
Q:清水は、前回ホームで戦ったときと、印象が違った部分はありますか?
「ホームの時は(清水が)かなり守備的な戦法をとってきたが、今日に関してはバランスを考えながらやっていたと思う。ただ、2失点した後から目が覚めて、自分たちが本来やるべきサッカーをやったのではないかと思う。本当にこういうサッカーをやっていれば、おそらく勝ち星は取れると思うし、自分は難しい相手だと考えている」

Q:今日は2点を失ったわけですが、今日の試合を踏まえて守備面で修正するところはありますか?
「いろいろと皆さんはうちが完璧なチームということを言っているが、そんなチームは存在しないし、毎試合守備を修正するべき部分というのはある。失点したからといって、守備陣だけの責任ということではなくて、チーム全体としての意識の部分もある。また対戦相手もいるわけで、彼らもどういうふうにボールを奪おうか、どう限定しようかという考えの下で、個人の判断ミスだったり、技術的なミスという部分も存在する。完璧なチームというのはないので、たくさん修正すべき部分はある」

Q:清水はかなり前からアグレッシブに守備に来て、その中で監督としてはもう少しゲームを落ち着かせたかったのか、もっとアグレッシブにもう1点を取りに行きたかったのか、どちらでしょうか?
「3点目、4点目というのは自然に生まれるだろうと自分は考えていた。ただ、自分たちが判断ミスをしてしまった。相手が寄せてきていないにも関わらず、後ろ向きでボールを受けて、そこから判断ミス、あるいは技術的なミスから相手にチャンスを与えていった部分だった。基本的には、2-0という状況であれば、自分たちでゲームをコントロールすべきであって、少しそうした意思統一が、残念ながら今日はチームとしてできていなかったと思う」


以上

【J1:第18節 清水 vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント(09.07.18)
●本山雅志選手(鹿島):
「センタリングを気をつけないといけないというのはわかっていたし、中盤やサイドでセンタリングを上げさせないということを徹底していた。その意味では、センタリングからやられたということは、僕や中盤の選手もサイドの選手も、もっとプレッシャーをかけなければいけなかったと思う。ただ、今日はみんなコンディションが重くて……。中2日でどっちもそうだけど、その中で2点取れたので、しっかりと戦って勝ちたかった。残念ですね。これが続かないように、悪いところを修正してやることが今は大事だと思う。負けてはいないので、しっかり次に切り替えてやっていきたい」

[ J1:第18節 清水 vs 鹿島 ]

43分、ゴールを挙げたマルキーニョス(鹿島)。リーグ戦2試合連続となる得点でリードを2点に広げた。

完璧なチームは存在せぬ。
慢心があったとは思えぬが、もう一度肝に誓ってリスタートである。

興梠、日本人得点王を狙う

2009年07月18日 | Weblog
J1鹿島、きょう清水戦 興梠ゴールへ闘志
2009/07/18(土) 本紙朝刊 スポーツ A版 5頁
ライバル岡崎圧倒を
 Jリーグ1部(J1)第18節第1日は18日、各地で6試合を行い、首位の鹿島はアウトソーシングスタジアム日本平で6位清水と対戦する。キックオフは午後7時。リーグ後半戦最初の試合は、鹿島・興梠、清水・岡崎という日本代表FW対決が注目される。得点だけでなく、起点となる動きでも貢献度が高く、興梠は「アウェーだけど臆(おく)せずに戦いたい」と活躍を誓った。鹿島の通算成績は13勝3分け1敗、勝ち点42。

 興梠7得点、岡崎8得点。ともにチーム最多ゴールを挙げ、高いパフォーマンスを見せている。日本代表ではコンスタントに活躍する岡崎が定位置を確保しつつあるが、興梠もチームでは抜群の存在感を放つ。「まずはチームが勝つことが第一」と謙虚に語りつつも、「日本人得点王は狙いたい」と断言。代表ライバルFWの顔合わせに、闘志を燃やす。
 清水は前回の対戦でカウンターに狙いを絞り、やや守備的な戦いを仕掛けてきた。相手ホームとなる試合では、本山が「向こうも順位を上げようと、前に出る戦いをしてくると思う」と話すように、ある程度前線に人数をかけることも予想される。いい形でボールを奪えば、DF裏のスペースは有効に使え、興梠は「相手が前に出てきた方がやりやすい」と試合をイメージした。
 15日のナビスコ杯で左足を負傷した伊野波は、けがの程度は軽かったが出場微妙な状況。センターバックの代役には中田の起用が見込まれる。岩政とのコンビで、前半戦のように安定した守りを貫きたいところだ。


【写真説明】
清水・岡崎との日本代表FW対決に注目が集まる興梠=クラブハウスグラウンド


二桁得点が目標であった興梠であるが、上方修正し日本人得点王をターゲットとしたとのこと。
となれば、ライバルの前でゴールは必須と言えよう。
とはいえ、エゴイズム溢れるプレイは興梠には似合わぬ。
軽くアシストしてくれるのではないかと期待する。
興梠本人が申すようにチームの勝利が大前提である。
それとは別にイノパンの代役は急遽合流の大岩ではなくユダになる模様。
ここは一つ、完封だけでなくセットプレイからの得点にも期待したい。
出場ごとに結果を出しておるユダには期待大である。

篤人、100試合出場へ

2009年07月18日 | Weblog
内田 100戦目・地元で白星飾るゾ!
 鹿島の日本代表DF内田が100試合出場を勝利で飾る。18日のアウェー清水戦が節目の一戦となるが「100試合目で清水に行くとはね。地元に帰るとはね」と笑顔を見せた。06年に清水東高から鹿島に入団してから不動の右サイドバックとしてフル回転し、今や日本代表でもレギュラーとなった。「100試合まで早かった?いや、あんまり覚えてないよ。節目?そういうのは全然ない」とそっけなかったのは、まだ通過点だからだった。

 5日の川崎F戦で退場になり11日の大宮戦は出場停止。リーグ戦では2試合ぶりの出場となるが、その間は個人トレーニングに精を出した。「今季初めて腰を落ち着けて練習できた。体も切れている」。本来の調子を取り戻した内田が、友人や恩師が観戦に訪れる清水戦で鹿島を勝利に導く。

[ 2009年07月18日 ]

2006年からレギュラーとなり走り続けておる篤人が節目の100試合出場達成である。
名良橋からの代替わりに苦労したが、当時の高卒ルーキーがここまで駆け上るとは思いもよらなんだ。
抜擢した当時のアウトゥオリ監督も育てたオリヴェイラ監督も素晴らしい鑑識眼を持っておる。
そして、その期待に見事に応えた篤人本人には敬服する。
まだまだ、たかが100試合である。
200、300と出場試合数を延ばして欲しい。
我等も後押しをして行きたい。

大東和美社長、慢心排除指令

2009年07月18日 | Weblog
鹿島社長が「逆パン注意報」マルキ失態で

短パンを裏返しのまま着て出場した鹿島のマルキーニョス。右は新井場
 王者鹿島に「逆パン注意報」が発令された。15日のナビスコ杯準々決勝川崎F戦でFWマルキーニョス(33)がユニホームのパンツを裏表逆さまでピッチに登場。1度ベンチに戻りはき直す珍事があったため、大東和美社長は17日「試合前に現場で確認せにゃいかん」と指示を出した。

 川崎F戦でマルキーニョスは、試合開始直後に慌ててベンチに戻り何やらもぞもぞ。数分後にピッチに復帰した。試合開始のホイッスルが鳴る直前に、マルキーニョスを指さして笑っていたFW興梠は「マルキが言ってきたので、おれもそれで気付いた」と前代未聞の「事件」を苦笑いして振り返った。

 試合時にパンツは3枚用意され、1枚を試合前練習、残る2枚を前後半で1枚ずつ使用する選手が多い。その日のマルキーニョスは試合前の練習では「正しい」はき方だったものの、1度脱いだ練習時のパンツを誤ってはき直した際に逆さまの状態になった可能性が高い。審判による試合前のユニホーム確認も、なぜかパスしてしまった。

 「そういうことがあるとわずかな時間だけど数的不利になるからね」と話す選手もおり、パンツにロゴを入れているチームスポンサーにも面目が立たない。18日の清水戦はJ1タイ記録の16戦不敗がかかる後半戦の初戦。同社長は「しっかり気を引き締めてもらわんと」と、言葉を強めていた。【菅家大輔】
 [2009年7月18日9時43分 紙面から]


鹿島、Jタイ16試合連続不敗記録へ…J1後半戦スタート
 Jリーグは18日、後半戦のスタートとなる18節が行われる。首位の鹿島は17日、清水戦(アウスタ)に備え、クラブハウスのピッチで約1時間の調整を行った。同戦に勝つか引き分ければ16試合連続不敗記録のリーグタイ記録に並ぶ一戦。ナビスコ杯川崎戦(15日・カシマ)でFWマルキーニョス(33)がパンツの裏表を間違えてピッチに立つハプニングがあったため、大東和美社長(60)が「慢心排除指令」を出し戦いに挑む。

 Jリーグ記録がかかる清水戦を前に、鹿島のトップが号令を出した。現在2位浦和に勝ち点差8をつけ、首位を独走。だが、大東社長はナビスコ杯川崎戦(15日)で起きたハプニングに触れ、「現場がちゃんとチェックしなきゃいかん。もう一度気を引き締めなあかん。これからしっかり徹底させる」と、厳しい表情だった。

 川崎戦でFWマルキーニョスがユニホームパンツの裏表を間違え数分間プレーした。試合前のウオームアップ後に新しいパンツにはき替えるが、試合に集中するあまり、脱いだパンツをはいてしまった可能性が高いという。ベンチ前の生着替えではき直し、再出場。試合は1―0で勝利したが、同社長は「マルキのミスではなく、周囲のミス」と笑い話では済まさなかった。

 清水戦は大事な試合だ。チームは新潟戦(3月15日)で敗れて以来、15試合連続負けなし(12勝3分け)。負けなければ、98~99年に鹿島、05年にC大阪、07年に浦和が記録した16試合連続不敗のリーグ記録に並ぶ。清水はホームで今季8試合負けなしと強く、鹿島が通算成績で負け越す数少ない相手でもある。その試合で「パンツミス」のようなケアレスミスは、もってのほかだ。

 リーグ100試合出場を迎えるDF内田は「あんまり意識はないけど、地元(に近い)エスパで迎えるとはね。友だちもいっぱい来る」と燃えている。当日は、白のアウェーユニホームの着用が決まり、「表裏」の判断がより難しくなるが、「注意して見る」とスタッフ。好調な時ほど足元とパンツを見つめ直し、3連覇へと突き進む。

(2009年7月18日06時01分 スポーツ報知)

大東社長は気が抜けているという判断である。
着替えておる一人少ない時間帯に失点もあり得る。
ここは気を引き締め直さねばなるまい。
選手だけでなくスタッフも含めたクラブが一丸となって優勝へひた走る必要があるのである。
その為に足下をすくわれてはならぬ。
一つ一つ勝利するには、一番近いところに目を行き届かせておこうではないか。

攻めダルマ興梠

2009年07月17日 | Weblog
鹿島16戦不敗へ、興梠「攻めればいい」
 鹿島は17日、茨城県鹿嶋市内で18日のアウェー清水戦に向けた調整練習を行った。主力組など遠征に帯同するメンバーはセットプレーの確認などの軽いメニューを消化。主将のMF小笠原満男、野沢拓也らはFKの練習を居残りで繰り返した。J1タイ記録の16戦不敗がかかる一戦となるが、FW興梠慎三は「相手が引いてきても攻めていけばいい」と意気込んでいた。
 [2009年7月17日20時42分]

昨季の清水は引いて我等の攻撃を警戒した。
今季は野沢の好調、興梠の成長もあり、同じ戦法にやられるわけには行かぬ。
特に昨季のリーグ戦・アウェイでは先発フル出場ながら不発であった興梠には得点に絡むノルマを課したい。
興梠の活躍で勝利し、リーグ戦通算対戦成績を五分に戻したい。

秋春制反対

2009年07月17日 | Weblog
犬飼会長J秋春制に再意欲、鬼武Cは困惑
 日本協会の犬飼基昭会長(67)が16日、Jリーグにかみついた。Jリーグが17日からスタートさせる夏休みの集客キャンペーン「HOTサマー・アドベンチャー」に対して「サッカーは寒い時のスポーツ。夏にやるもんじゃない」とバッサリ。「夏休みはJリーグへ行こう」というポスターのコピーにも否定的で「こうやっても、来ないよなあ」とまで言い放った。

 秋春制移行を主張する犬飼会長にとっては、夏に試合をすること自体が許せない。この日行われたNACK5「FUN!FUN!SOCCER!」(毎週土曜午前6~7時)の収録でも持論を展開。3月に将来構想委員会が「移行せず」の結論を出しているが「観客がものすごく減っている。ナイターでは子供も来られない」と、夏に試合をするマイナス面を強調した。

 Jリーグ鬼武チェアマンは「夏は暑い。冬は寒い。それが日本」と困惑した表情。観客数アップにリーグとクラブが取り組む企画に横やりを入れられ、さらに収束したはずの秋春制移行まで持ち出された。移行は「粛々と作業は進んでいる」と主張する犬飼会長。日に日に暑さが増して「夏にサッカーは無理」という言葉に力が入ってきた。【荻島弘一】
 [2009年7月17日8時57分 紙面から]


犬飼会長、改めて訴え「Jリーグ秋開幕を」
2009.7.17 05:03
 日本サッカー協会の犬飼基昭会長(67)が16日、ラジオ(NACK5)収録内で、Jリーグの「秋春シーズン制」への移行を改めて訴えた。
 Jリーグは17日から8月30日まで『夏休みは、Jリーグへ行こう。』と題して集客キャンペーンを展開するが、犬飼会長は「そうやったって来ないよな。ものすごく観客が減っている」などと発言。選手のパフォーマンス低下や観客の熱中症の危険性などを理由に、真夏は試合開催をやめて秋開幕にすべきとの持論を再度示した。
 犬飼会長は将来の移行を目指した作業部会を続けているとしたが、Jリーグ・鬼武健二チェアマン(69)は「われわれとしては終わったものと思っている」と「移行なし」の結論を主張した。


秋春制 犬飼会長の中では終わってなかった
 日本協会の犬飼会長が16日、あらためてJリーグの秋春シーズン制導入を主張した。シーズン移行については、日本協会の将来構想委員会が3月に「導入しない」という結論を出したが、その後、移行検討のプロジェクトを設立。現在も調査は続けられおり、犬飼会長は「2月にウインターブレークを入れたり、1月1日の天皇杯決勝も飛ばした場合の日程も検討するように伝えている」と説明。リポートがまとまり次第、Jリーグと話し合いを持ちたいという考えを示した。ただ、Jリーグの鬼武チェアマンは「(秋春制の議論は)終わったものと思っている」と話した。
[ 2009年07月17日 ]

Jリーグ秋春制移行へ調査
 Jリーグを秋に開幕して翌春に閉幕する「秋春シーズン制」(秋春制)への移行を主張している日本サッカー協会の犬飼基昭会長は16日、業者に依頼し、冬季開催の場合に寒冷地の施設改善に必要な費用を試算させていることを明らかにした。

 Jリーグは夏休み期間の集客を目指したキャンペーンを実施中だが、犬飼会長は「そうやったって(酷暑の夏に客は)来ない」と疑問を呈し、秋春制導入にあらためて強い意欲を示した。

 犬飼会長の発言に対し、Jリーグの鬼武健二チェアマンは「(秋春制の議論は)終わったものと思っている」とし、業者の調査について「何も聞いていない」と話した。

 秋春制をめぐっては3月に日本協会のJリーグ将来構想委員会委員長の鬼武チェアマンが積雪地域の問題などから「移行しない」と結論づけたが、犬飼会長が再検討を求めていた。

(2009年7月16日20時37分 スポーツ報知)

悪足掻きをする犬飼氏である。
鬼武チェアマン同様、終わった議論と思っておった。
ここで蒸し返してどうするのかと言いたい。
そして、犬飼氏が申しておる内容も突っ込みどころ満載で困りものである。
器の小さい人間が権力を握った行動の悪しき例であろう。
誰も止められぬ事が口惜しい。
微力ながらこの場で、改めて声を上げたい。
「秋春シーズン制」(秋春制)への移行は絶対に反対である。

大岩緊急合流

2009年07月17日 | Weblog
右アキレス腱痛の鹿島DF大岩が緊急合流
 右アキレス腱(けん)痛で別メニュー調整を続けていた鹿島DF大岩剛(37)が16日、緊急合流した。15日のナビスコ杯準々決勝川崎F戦でレギュラーのDF伊野波が左足首をねんざし、検査の結果、18日の清水戦の出場が難しくなったため。本来、来週からの合流予定だった37歳のベテランは「患部の痛みはない。あとはリバウンドを見ながら。今回は急だったけど、慎重かつ早く戻れるようにしたい」と話した。
 [2009年7月17日7時22分 紙面から]

伊野波欠場濃厚で大岩が緊急合流…鹿島
 右アキレスけんを痛め、別メニュー調整中だった鹿島DF大岩が16日、全体練習に緊急合流した。15日のナビスコ杯・川崎戦で左足首をねん挫したDF伊野波が精密検査を受け、骨には異常が見られなかったが、18日の清水戦出場は難しい状況で、右アキレスけん痛で離脱中のDF大岩が来週の合流を前倒しした。大岩は「今回は急なんで。清水戦が終われば試合が1週間空く」と意気込んだ。
(2009年7月17日06時01分 スポーツ報知)

イノパンの負傷で急遽出番がやって来た大岩である。
ここは痛みをこらえて欲しいところ。
大岩本人の意気込みも伝わって来る。
邪悪なるアウェイの地であるが、多くの者共が集まり声を送りたい。
その言霊で後押しすれば、大いなる力となろう。
後半戦の開幕を勝利で飾るのだ。

清水戦へ気を引き締める青木剛

2009年07月16日 | Weblog
首位鹿島青木18日清水戦気を引き締める
 鹿島は16日、茨城県鹿嶋市内で18日のアウェー清水戦に向けた調整練習を行った。15日のナビスコ杯準々決勝の川崎F戦で先発したメンバーは軽いメニューに終始。現在リーグ戦は15試合負けなしで首位を独走しているが、MF青木剛は「清水は前線にいい選手がいて、守備も堅いのでしっかりした試合運びをしないといけない」と話した。
 [2009年7月16日21時6分]

二位と勝ち点で8離し首位を独走しておる鹿島ではあるが、まだ優勝したわけではない。
そして、折り返しの最初の相手は苦手の清水とアウェイの対戦である。
昨季はリーグ戦ナビスコ杯も敗れており、聖地で戦った天皇杯さえも辛酸を嘗めさせられた。
しかしながら、昨季の対戦時は篤人が負傷明けであったり代表で不在であったりと万全ではなかった。
今季は、完全体の篤人がおり、盤石と言えよう。
一つ不安を挙げれば、イノパンの代役であるが、悩んでも仕方のないところ。
優勝を、三連覇を成し遂げるの有れば、苦手と言えども屈服させる必要があるのだ。
邪悪なるアウェイの地で勝利の歓喜をもたらそうではないか。
気持ちで負けねば、自ずから勝ち点は転がり込んでこよう。
謙虚な姿勢で戦い、勝利をものにしたい。

イノパン、靭帯損傷

2009年07月16日 | Weblog
小笠原決勝ヘッド 泥臭く、光った勝負強さ
2009/07/16(木) 本紙朝刊 スポーツ A版 6頁
【ハイライト】
■ホームで先勝
 鹿島はダニーロ、大迫、田代、川崎はレナチーニョとそれぞれ攻撃の切り札を投入し、それまで停滞ぎみだった試合は後半途中から明らかに動き始めた。そんな中、鹿島の主将は貪欲(どんよく)にゴールを狙った。「きつい時間帯に足を動かさなければ、試合は勝てない」と小笠原。頼れる背番号40の決勝弾で、鹿島がホーム第1戦をものにした。
 後半38分。右サイドから内田がクロスに近い形でロングスロー。ゴール前で競り合う長身のダニーロと田代。守備的MFの小笠原は「2人が相手と競ってくれたので、絶対にこぼれて来ると思った」と長い距離を走り、遠いサイドへ走り込んだ。相手にけられながらも、体ごと突っ込みヘディング。バウンドしたシュートがネットを揺らし、のどから手が出る程欲しかった1点が生まれた。
 この得点にはもう一人の選手の貢献も大きかった。5日のアウェー戦で退場した内田だ。全体の疲労が濃い中、終盤になるにつれて運動量を上げて攻撃参加。決勝点につながったスローインのチャンスをつくったのも、彼の単独突破からだった。小笠原も「最後まで元気だった」と活躍をたたえた。
 第2戦も視野に入れ、あえて中盤と守備ラインを下げて戦う川崎に対し、効果的な攻撃ができなかった鹿島だが、試合終盤にギアを入れ替えて得点。アウェーゴールも許さず、最高の形で第2戦を迎える。
 「まだ1試合あるけど、取りあえず勝てたのは大きい。次は0-0のつもりで戦い、勝ちたい」と主将。慢心も全くない。


【写真説明】
鹿島-川崎 後半38分、鹿島・小笠原がダイビングヘッドで決勝ゴール=カシマスタジアム


■伊野波、靭帯損傷
 ○…DF伊野波雅彦が試合終盤、相手選手と交錯し左足を負傷した。
 後半40分すぎ、ゴール前で相手とぶつかりピッチにうずくまった。すでに交代枠3人は使い切った状態。足を引きずりながら左サイドで終了まで過ごし、ホイッスルと同時にスタッフに両脇を抱えられてピッチを後にした。
 関純チームドクターによると、「左足首靭帯(じんたい)の損傷」、全治には2-3週間掛かる見込み。16日に検査を行う予定だが、センターバックでは大岩もアキレスけん痛を抱えており、チームにとって痛手となりそうだ。


悪質なチャージを受けたイノパンは全治2~3週間の見込みとのこと。
精密検査待ちではあるが、不安は隠せぬ。
大岩もアキレス腱痛から回復しておらず、ランニング中心の練習である。
これでは、明後日に迫ったアウェイの清水戦は間に合わぬであろう。
代役はユダのCB起用が最右翼である。
昨季のアウェイFマリノス戦では完封に貢献しておる。
とはいえ、サテライトで好調の後藤圭太も忘れてはならぬ。
そろそろトップに出場させても問題はないように見受けられる。
後藤も大抜擢に備えて気合いを入れ直しておくべきである。
いつ何時出場機会があるやも知れぬ。
後藤の成長が我等の未来を暗示しておるのである。

1番好きなサッカーチーム

2009年07月16日 | Weblog
イチロー好きなスポーツ選手5年連続1位
 世論調査や市場調査の専門機関、中央調査社は15日、今年の「人気スポーツ」調査の結果を発表した。「最も好きなスポーツ選手」では、5年連続でイチロー(野球)がトップ。30・6%の支持を集め、断トツでの1位だった。2位には、昨年12位から大躍進した石川遼(ゴルフ)が入った。過去のゴルフ選手としては、05年4位の宮里藍を抜いて最高位となった。「好きなプロスポーツ」ではプロ野球、「好きな現役力士」では白鵬、「1番好きなプロ野球チーム」では巨人が昨年に引き続き1位。「1番好きなJ1のサッカーチーム」では、2年連続1位だった浦和を抜き、鹿島が1位となった。

 同調査は93年から、毎年同時期に行われており、今年は無作為に選ばれた20歳以上の男女4000人が対象で、1244人から回答を得ていた。

 [2009年7月15日18時58分]

もっとも好まれておるチームに我等が鹿島アントラーズが選ばれ申した。
これは嬉しきこと。
もっとも、この栄誉を得ることが出来たのも、連覇の功績が大きかろう。
我等は勝ち続ける以外に無いのである。
一つ一つ目前の勝負に勝利し、名を上げ続けるのである。
強きチームとして好まれ続けて行きたい。

川崎戦報道

2009年07月16日 | Weblog
鹿島内田ロングスローで雪辱/ナビスコ杯

後半、相手選手と競り合う内田(撮影・鹿野芳博)
<ナビスコ杯:鹿島1-0川崎F>◇15日◇準々決勝第1戦◇カシマ
 5日のリーグ川崎F戦で退場処分を食らった鹿島DF内田篤人(21)は、「雪辱戦」の後半38分、ロングスローでMF小笠原の決勝ゴールを演出した。第2戦は29日に行われる。

 勝利への気持ちを込めた一投が王者に勝利を呼び込んだ。同点で迎えた後半38分、内田が右サイドからロングスロー。ボールは曲線を描き、バウンドしてMF小笠原の頭にピタリと合った。決勝点を生み出すアシストに「(ゴール前の)ダニーロがつぶれて、こぼれればいいと思っていた。DFはこぼれ球が一番イヤだから」と振り返った。

 悪夢を振り払った。5日の川崎F戦で得点機会を手で阻止したと判定され、人生初の退場処分を食らった。「復帰戦」の相手はその川崎F。「まさかの因縁になっちゃったね。でも、こういう時は(次の川崎F戦を)早くやった方がいい」。自らのプレーで雪辱を果たした。

 ただでは起き上がらなかった。11日の大宮戦が出場停止となったため、8日から12日までは別メニューで体力強化に集中した。「やるとスローインが飛ぶようになる」と話していた重いメディシンボールをスローインで投げる練習も繰り返していたが「成果出たね。よかったよ」。この日の積極的なミドルシュートは「(別メニューで)シュート練習をしたから意識できた」。豊富な運動量は走り込みの成果だった。

 前半31分にはFW鄭の決定的なヘッドをゴールライン上で頭で阻止。「無失点でいこうと思っていたから」と淡々と話したが、陰のファインプレーとなった。これで4強進出に1歩前進。次は29日だが「次の戦い方が大事。守りに入らずやらないと」。内田の奮闘が、リーグ戦を独走する王者鹿島を、もう1つの栄冠へ1歩前進させた。【菅家大輔】
 [2009年7月16日8時16分 紙面から]



【鹿島-川崎F】レナチーニョ(左)と競り合う内田(撮影・中島郁夫)

鹿島・小笠原、執念のV弾/ナビスコ杯
2009.7.16 05:00

後半、鹿島・小笠原(左から3人目)がゴールを決める=カシマ(撮影・財満朝則)
 ナビスコカップ準々決勝第1戦(15日、鹿島1-0川崎、カシマ)主将のMF小笠原の執念が勝利を呼び込んだ。後半38分、DF内田のゴール前へのロングスローに後方から猛突進。「狙っていた」という決勝ヘッドを気迫でたたき込んだ。相手DFと交錯し古傷の左ひざを強打したが大事には至らず、29日のアウェー戦へ「勝って(4強進出を)決めたい」。リーグ、天皇杯と合わせ、00年以来の「3冠」を目指す。


鹿島-川崎 前半、頭で競り合う鹿島・青木(左)と川崎・鄭大世=カシマ


前半、競り合う鹿島・興梠慎三(左)と川崎・菊地光将(右)=カシマ(撮影・財満朝則)


小笠原“体当たりヘッド”!鹿島不敗記録16

<鹿島・川崎>後半38分 小笠原満男(右)は、千金のゴールtなるヘディングシュートを決める
Photo By スポニチ

 【鹿島1-0川崎F】小笠原の“体当たりヘッド”で鹿島が国内公式戦の不敗記録を16試合に伸ばした。0―0の後半38分だった。内田の右サイドからのロングスローが逆サイドにこぼれてきたところに飛び込んだ小笠原が、豪快なヘディングシュートでゴールネットに突き刺した。

 「ダニーロ、田代と高さのある選手がいたので(競り合いに)勝つと信じて飛び込みました」  スローインを入れた内田も主将の“きゅう覚”に脱帽だった。「あそこにこぼれてくるという(小笠原)満男さんの読みは凄い。(飛び込むのが)速かったもんね」。ゴールの瞬間に相手DFに激突した小笠原は手術した左ひざ周辺を強打。顔をしかめていたが、「そのときは痛かったけど今は大丈夫」と試合後は笑顔を見せた。

 ホームの第1戦を先勝。アウェーゴールも与えなかったため、第2戦は優位に戦えるが油断はない。「2試合のうち1試合に勝っただけ。個人的には(第2戦も)勝って次に進みたいと思っている。0―0のつもりでやりたい」。国内不敗をキープし、3冠制覇まで小笠原が手綱を緩めることはない。

[ 2009年07月16日 ]


川崎に先勝し喜ぶ、決勝点を決めた鹿島・小笠原(右端)ら
Photo By 共同


小笠原、長男に捧ぐV弾…鹿島

後半38分、決勝点を決めた鹿島・小笠原
 ◆ナビスコ・カップ準々決勝第1戦 鹿島1―0川崎(15日・カシマ) 準々決勝第1戦4試合が行われ、鹿島はMF小笠原満男(30)のゴールで川崎に1―0で勝った。第2戦は29日に行われ、2試合合計のスコアで勝者を決定する。

 MF小笠原の決勝弾で先勝。後半38分、DF内田のロングスローをダイビングヘッドでたたき込んだ。5月5日に長男が誕生。「3人目だから」と公表していなかったが、新たな家族を得た3児のパパは「頑張らないと」と相手のキックを腹に受けながら魂のゴールを挙げ、「第2戦も勝つ」と力を込めた。

(2009年7月16日06時01分 スポーツ報知)


競り合う鹿島・小笠原(左)と川崎・中村

ニッカンの篤人以外は小笠原満男一色である。
その中で報知が満男の長男誕生を報じておる。
満男本人が証しておらなんだ為、ニュース性は低いが嬉しい報告である。
是非ともDNAを受け継いだ素晴らしいサッカー選手になって欲しいと願う。
ところで、満男のゴールシーンの写真である。
川崎の村上は明らかにボールでは無く満男の腹を蹴りに行っている。
これを処罰の対象に出来ぬJリーグに発展の可能性があるのであろうか。
レナチーニョの新井場への蹴りと共に大いに疑問である。

川崎戦コメント

2009年07月15日 | Weblog
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
前半から含めて全体のバランスを崩さずに保っていくことを注意していた。昨年から相手が守備的な戦法をとってくることが多いが、自分たちのホームで試合を決めることが大事。我々が守備をしっかりと保ってカウンターからチャンスを作るという戦いを相手も予想していたと思うが、我々は慌てずにやっていく、しっかりとチャンスをものにすることを意識してプレーしていた。それが終盤でしっかりと勝ち点につながったのだと思う。今日のゴールも途中から交代して入ったダニーロ、田代、大迫選手らが絡んでいたし、最後の小笠原選手の勇気を持って体ごとゴールするという姿勢が勝利へとつながった。毎日の積み重ね、努力、練習が結果につながっている。そして素晴らしい攻撃力を持ったフロンターレを抑えようという選手全員の戦いが今日の勝利につながったのだと思う。

【ヤマザキナビスコカップ 鹿島 vs 川崎F】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(09.07.15)
7月15日(水) 2009 ヤマザキナビスコカップ
鹿島 1 - 0 川崎F (19:00/カシマ/7,935人)
得点者:83' 小笠原満男(鹿島)

●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
Q:後半立ち上がりから川崎Fが選手交代で積極的に仕掛けてきました。そのときの監督のご判断をお聞かせ下さい。
「前半を含めてですけど、どちらかというと4枚のDFを並べて、その前にボランチを構えさせるという形で、残りの5人で攻撃を仕掛けてくるというプランが見えていました。後半は、レナチーニョを投入したことで、まあハーフの位置に入れましたけど、彼は元々FWの選手なので、ハーフと言うよりも攻撃的な役割をしていく、という、あるいは積極性を出してくることが予想できました。それはわかっていたことだったので、いかにしてバランスを崩さずに保っていくかということが、ひとつの形でしたし、そこから守備をしっかり保ってカウンターを狙っていくということが、相手が予想したというか、狙っていたプラン出はないかと思います。

去年の同じナビスコ杯で、エスパルスさんが1-0で勝てればいいし、もしくは0-0でもいいという守備的な戦法を採ってきました。うちのホームでは引き分けでいい、あるいは最低限の結果でいい、自分たちのホームで試合を決めるという、今回のフロンターレさんも同じような考えの元で、戦法をとってきたと思いますし、それは当たり前のことだと思います。そのなかで、慌てずにやっていくことが、地道にボディブローを与えることが、どこかのチャンスをものにすることにつながっていくと思っていました。それがうまく、終盤のところで勝ち点につながったのではないかと思います」
Q:後半、背の高い選手を3人投入したと思いますが、どういうイメージで得点を奪おうと思っていたのでしょうか?また、小笠原選手の素晴らしいゴールがありましたが勝ちと引き分けを分けた要因をお願いします?
「まず、当然ながら相手がどういう長所を持って、どういう武器を持っているのかを考えて、それを消す作業を考えて試合を戦わないといけません。一番危険な場面として表れていたのが、今日の試合に関してはセットプレーの部分でしたし、それがフロンターレさんの武器になっていたと思います。そのなかで、高い選手を入れて、高さ対策というのがひとつ狙いでした。同時に、うちはグラウンドで崩そうと思っていたのですが、それがうまくいきませんでした。そこで、今度は上から仕掛けてみて、拾ったボールで何とかならないかという意図もありますし、また、相手がある程度の時間帯なので疲れがあるわけですから、そうすると競り合いのなかでも勝てる状況が出てくるという推測もありました。ダニーロ選手にしろそうですし、田代選手もずば抜けた能力をもっています。あとは大迫選手は練習の積み重ねによって、ヘディングのコツというかタイミングの部分を身につけるようになってきました。当然ながら前でボールをおさめる作業も出来ますし、そういった意味で、得点場面もちょうどその3人が絡んでいくような状況からのスローインだったと思います。

あとは、内田選手ですけど、就任当初からずっとやってきているものがあります。スローインの練習はいろいろな道具を使ってやっています。あの場面では、おそらくペナルティマーク以上にボールが届いていると思います。その距離までたどり着いたのは毎日の積み重ねだと思いますし、努力、練習というものが試合のなかで生きていく形になっています。大迫選手のヘディングの競り合い、あるいはダニーロ選手の駆け引きという部分です。
さらに小笠原選手です。あの場面ではディフェンスの選手はボールを蹴るという動作、あるいは判断しかできない状況のなかで、自分があそこに突っ込んでいけば恐らく蹴られる可能性の方が高いわけです。そこに勇気を持って身体ごとぶつかってゴールするということはそこらの選手では出来ないと思います。勇気を持ってやらなくちゃいけないものだと思います。それが得点に、あるいは勝利につながったのではないかと思います。勇気、努力、練習の積み重ねというものが、素晴らしい攻撃力をもった川崎フロンターレさんをしっかりと全員で抑えようという努力を怠らなかったことが、チームとして全員で勝利をもぎ取った、勝利に傾かせたことにつながったと思います。
やはり、日々の積み重ねが試合の局面で表れると言うことを、もう一度、サッカーというスポーツに教わりました」
Q:第2戦に向けては非常に有利な状況になりました。180分の後半となる次の90分はどう戦っていきたいですか?
「いつも通りの自分たちのやり方を変えずにやっていきます。特別に変える必要性はないわけであって、攻撃するときには攻撃をしますし、当然ながら相手の川崎フロンターレさんという攻撃力を考えれば細心の注意が必要です。前回、10日前にJリーグで戦ったように、そして今日も戦ったように注意するべき点は多くあります。そうした点をもう一度しっかりケアしながら、自分たちのやり方をしたいと思います」

以上

【ヤマザキナビスコカップ 鹿島 vs 川崎F】試合終了後の各選手コメント(09.07.15)
●大迫勇也選手(鹿島):
「点を取りに行ったんですけど、1点入って、ひとり少ない時間が続いたので、中盤に少し引いて、しっかり守備して、欲を言えばボールを取ったときにキープ出来ればよかったですね」
Q:伊野波選手が怪我して、ひとり少ない時間が多かったですが?
「その前に満男さんも怪我して、そういうのもあるんですけど、そんな違和感はありませんでした」
Q:監督からの指示は?
「点を取らないと。ホームだし勝たないといけないから、点を取ることと、あとは中央で。そんなにサイドに流れなくていいから中央でボールを持って、どんどん仕掛けろと言われました」
Q:ベンチで見てて、どういうプレーをすれば点を取れそうだと思いましたか?
「相手も疲れて足も止まっていたので、足下でボールを受ければ、点は取れるなと思っていたんですけど。なかなか高いボールばかりだったので、次、頑張りたいですね」
●岩政大樹選手(鹿島):
Q:ナビスコ杯へのモチベーションを聞かせてください。
「ACLを落としてしまったので、リーグ戦だけではなく他のタイトルも取りにいこうというチームのモチベーションもあります。その一発目で、全体的にあまり良い内容ではなかったですけど」
Q:なかなか負けませんが、どこが強さだと思いますか?
「正直、言葉にすると難しいところがあるんですけど、チームで試合をうまくコントロールするというか、流れなり展開を考えながらサッカーが出来てると思います」
Q:失点の少なさはどこが強みだと思いますか?
「一つではないと思いますけど、前線の守備もありますし、中盤のプレスもありますし、最終ラインもみんなで身体張っていますし、ソガさん(曽ヶ端)も安定して守ってくれています。ひとつではないと思いますけど、失点を少なく出来ているということがチームにとって一番大きな自信になっています。結局それが、落ち着いて試合に入れるといういい循環になっていると思います。シーズンの最初からいい結果が出たことが大きいと思います」
Q:フロンターレが後半にレナチーニョ選手を投入したと思います。そのときに守備で意識したことはありますか?
「うちのサイドバックにジュニーニョなりレナチーニョが当たるようになりましたから、そのときにサイドバックが上がったことに対して、どういうときに彼らが付いていって、逆に上がっても付いていかないときもありますから、付いていくとき付いていかないときに応じて、どういう攻撃をしようというのは、篤人なりに話していました。それがなかったらカウンターでやられてしまうので、攻撃面でのボールの動かし方を一番意識してやりました。守りとは違いますけど、それを一番意識しました」
Q:守備面では100点満点ですか?
「100点満点はないですけど、全体的には良い守備が出来たと思いますし、フロンターレを相手にゼロというのはそれほど簡単なことではないのでよかったと思います」
●内田篤人選手(鹿島):
「暑かったですね。今日は外国籍選手にやられないようにしました。ちょっと休んでフィジカルをやったら動けるようになったから、身体のキレはだいぶ(良くなった)。良い守備が出来たと思います」
Q:決定的な場面も頭で跳ね返したりしてましたね。
「無失点でとはずっと思っていましたし、0-0でも全然問題ないと思っていました。点は取りたいなと思っていましたけど。次、戦い方は守りに入るんじゃなくって、いつもと変わらずやろうと思います」
Q:ロングシュートも今日は何度か打ちましたね。
「そうですね。シュート練習をやってそういう意識も持ってたし、やっぱり練習できれば変わってくる」
Q:ロングスローも練習していましたよね。
「満男さんがね、ドラム缶のように(笑)勝てたから良かった。
あそこはダニーロが潰れればいいなと思って(投げた)。有三さんと、二人からどこかにこぼれればいいなと思って。こぼれるのが一番嫌だからね、ディフェンスやっててもそうだけど。でもやっぱり、あそこにこぼれてくるなという満男さんの読みはすごい。早かったもんね」


[ ヤマザキナビスコカップ:準々決勝 鹿島 vs 川崎F ]

スピードのある攻撃でシュートまで持ち込む興梠(鹿島)。それをきっちりとマークする菊地(川崎F)。試合は終盤まで0-0の互角の戦いのままもつれ込んだ。

[ ヤマザキナビスコカップ:準々決勝 鹿島 vs 川崎F ]

ドリブルで駆け上がる内田(鹿島)。後半38分には内田のスローインから小笠原の決勝点が生まれた。

[ ヤマザキナビスコカップ:準々決勝 鹿島 vs 川崎F ]

試合が動いたのは後半38分、内田のスローインがゴール前を抜けたところに小笠原が執念のヘッドで押し込む!「思い切り飛び込んだ」と話したキャプテンの一撃で、ついに試合を動かした。

[ ヤマザキナビスコカップ:準々決勝 鹿島 vs 川崎F ]

ホームで先勝!相手をゼロに抑え、アウェイゴールを与えずに1-0で勝利した鹿島。第2戦は今月29日に場所を等々力に移して行われる。


田代、ダニーロが勝利の裏MVPであろう。