鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

柏戦コメント

2009年07月26日 | Weblog
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
ネルシーニョ監督になるということで、レイソルが変わるということは予想されていたことであり、その中で上手くやろうと考えていたし、この場で最大の力を発揮できる選手たちをピッチに送り出した。ネルシーニョ監督とはブラジル時代から何度か対戦している。今日のゲームの主導権を握っていたと思う。失点はしたが同点に追いついて、その後逆転するチャンスは何度もあったが決められることができなかった。今日は引き分けとなり、結果として残念ではあったかもしれない。チームのパフォーマンスが物足りなかったという点もあったかもしれないが、選手が一生懸命やっていた姿は伝わったのではないかと思う。
(Q:今日で連続無敗記録が17になったが?)
素晴らしいことであり、名誉なこと。引き続き、できるだけ記録を更新できるように頑張りたい。


【J1:第19節 鹿島 vs 柏】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(09.07.25)
7月25日(土) 2009 J1リーグ戦 第19節
鹿島 1 - 1 柏 (19:04/カシマ/18,773人)
得点者:44' 村上佑介(柏)、56' マルキーニョス(鹿島)

●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
Q:ネルシーニョ監督になって柏レイソルのイメージが変わったと思います。結果的には1-1に終わりましたが、レイソルの評価も含めて、アントラーズの評価をお願いします。
「ネルシーニョ監督が就任したことでレイソルが変わってくることは予想されていました。今日、ピッチで描かれたものは僕の頭の中で描いていたものがそのまま実践されたわけで、そのなかでうまくやっていこうと考えておりました。今抱えている選手の中で、一番最大の力を持っている選手がピッチに立っていたと思いますし、今後さらにレイソルさんが良くなっていくのではないかと確信しています。ブラジル時代でも何度も対戦してきてる中ですから、お互いに手の内をわかってる者同士の戦いになっていくのではないかと思います。多少、出場停止の選手はいましたけど、いる選手というのは力と能力を持っていますので、牽制しないといけない部分は多くあったのではないかと思います。

言われた通り、ゲームの主導権というものを自分たちが握っていて、失点はしましたけど、同点に追いついて2点目のチャンスも何度もつくりながらそれを決めることができなかったという部分がありました。その他にも僕が就任してから何度かこのようなゲーム、最後まで追い込むという形でときには引き分けたり、時には勝利をおさめたりすることがあったわけです。引き分けたという結果としては残念な気持ちもありますけど、チームとしてのパフォーマンスというところで物足りない部分があったかもしれません。ただ、選手たちが一生懸命やろうとしている気持ちは誰が見ても伝わったのではないかと思います」

Q:今日の引き分けでJリーグ新記録になりました。そのことについてコメントをお願いします。
「やはり選手たちが樹立した記録ではないかと思います。当然ながら指導者としても結果として表れていることは喜ばしいことであって、名誉なことだと思います。それがひとつの自信になると思いますし、引き続き、できるだけその記録を更新できるように全員で力を合わせていきたいと思います」


以上

【J1:第19節 鹿島 vs 柏】試合終了後の各選手コメント(09.07.25)
●内田篤人選手(鹿島):
「前半の失点はいらなかった。ただ、点は取られてもこっちも点は取れると思ってやっていた。後半はダニーロもイバさん(新井場)も入って、左サイドから良い形で攻撃が出来ていたので、多少バランスを考えながらやっていた。相手の2列目の選手も前に飛び出してくるので、中盤の選手の動きも意識しながらプレーした。ただ、全体通して勝たなくてはいけない試合。決めるところはできるだけ決めないと勝てない。後半もこっちがシュートを決められれば終わっていた。セットプレーもいっぱいチャンスがあったし、ああいうところを決めたかった」

●伊野波雅彦選手(鹿島):
「チャンスはあったんだけど、単純にもっと走らないとダメ。
(失点について)
取られ方は微妙なところだった。相手がスルーパスを狙おうとしていて、カットにいこうと思ったけど、動きが速すぎてボールが右にこぼれてしまった。出たところがあまりよくなかったし、スルーパスは自分のところだったので…。
うちが調子の良いときはもっと運動量が多い。夏だとか、冬だとか、そういったところを関係なく独りずつがもっと走らないといけない」

●青木剛選手(鹿島):
「今日は全体的にホームだったし勝とうという気持ちは出せていた。ただ、引き分けて残念だし勝ちたかった。課題として、セットプレーでチャンスが多い。うちには良いキッカーも多いし、ヘディングの強い選手もいる。もっと工夫してセットプレーは今後もいかせるようにしたい。自分のポジションとしては、もっとミドルシュートを打てば攻撃の幅が広がると思う。
(新記録について)記録を作ったからといって、勝点がもらえるわけでもない」


J1:第19節 鹿島 vs 柏 ]


ホームで先制を許した首位鹿島は後半11分、途中出場の新井場からのクロスをマルキーニョスがヘッドで決めて同点!フィジカルの強さを見せつける、相手に競り勝っての得点となった。

[ J1:第19節 鹿島 vs 柏 ]

17試合負け無しというJ1新記録の達成にもかかわらず、ドローでの決着に笑顔のない鹿島の選手たち。中央は内田、左は小笠原。


サッカーはチャンスを作った者が勝つスポーツではなく、少ないチャンスを確実に決めるスポーツであると改めて考えさせられた。

17戦不敗記録へ向けて

2009年07月25日 | Weblog
鹿島オリベイラ監督17戦不敗記録へ悠然
 鹿島オリベイラ監督(58)は24日、柏ネルシーニョ新監督(59)の「戦術などの手の内は熟知している」という挑発を知るよしもなく、悠然と構えた。J1史上初の17戦不敗記録がかかる柏戦に向け「(相手は)3バックの布陣で、時には5バックになって守備を固め、カウンターから前線勝負でくる」と分析し、指示を出した。

 ネルシーニョ監督の「趣向」は熟知している。02-03年シーズンには、ネルシーニョの退任を受けサンパウロを率いた。03年フラメンゴ、05年サントスでも、2人が前後してそれぞれチームを指揮。DF岩政によると「監督はネルシーニョとはブラジルでいろいろ交流があったようで、ネルシーニョのやり方に対する話はあった」という。

 前日23日の練習では柏の布陣を予想。控え組を「仮想レイソル」として主力組に対策をたたき込んだ。この日は攻守のセットプレーを確認して1時間ほどで練習を終了。不敗記録の更新を前に、FW興梠は「記録に名を残せることはうれしいことだと思う」と話し、DF岩政も「記録というのはこの世界では大事」と意気込んだ。実力に「名将の知恵」を加え、鹿島は新生柏を迎え撃つ構えだ。【菅家大輔】
 [2009年7月25日9時2分 紙面から]


鹿島、内田欠場もJ新17戦連続無敗狙う!
2009.7.25 05:02

22日の練習を途中で切り上げ引き揚げる内田。25日の柏戦出場は厳しくなった
 J1首位の鹿島が、日本代表DF内田篤人(21)抜きで25日の柏戦(カシマ)に臨む可能性が強まった。

 22日の練習中に右足内転筋を負傷した内田は、24日もチームとは別メニュー調整。柏戦について本人は「言うことないよ」と口を閉ざしたが、クラブ幹部は「監督も無理はさせないようだ」と話した。代わって新井場の先発が濃厚だ。

 今季1敗の鹿島は、この一戦に17試合連続負けなしのリーグ新記録もかかる。しかし、18日の清水戦では2点差を追いつかれてドロー。今回は内田の状態も加わり、クラブには危機感が漂う。

 J発足の93年以降、ホームでのリーグ戦通算観客数は500万人まであと1160人と、浦和、横浜Mに続く大台突破は確実。サポーターに恩返しするためにも、内田抜きでも無敗記録を打ち建てる。(丸山汎)


17戦不敗記録 興梠ゴールで決める!
 鹿島の日本代表FW興梠がゴールで新記録を樹立する。17試合連続不敗のJリーグ新記録が懸かる25日の柏戦に向けて、「簡単にできることじゃないし、名を残せるのはうれしい。新記録?いけると思う」と自信満々だった。5日の川崎F戦以来2試合ゴールがないが、「FWだから点を取ってチームを助けたい。自分が得点を決めて勝ったらうれしいし、頑張ります」と3試合ぶりのゴールを約束した。また右内転筋痛のDF内田は午前は治療、午後はピッチで1人フィジカルコンディションをチェックしたが、欠場が濃厚だ。
[ 2009年07月25日 ]

17戦連続不敗へ!オリヴェイラ監督、眼力で狙う新記録…鹿島

練習で軽快な動きを見せた鹿島・大迫(中)
 鹿島がオズワルド・オリヴェイラ監督の洞察力で、リーグ新記録を手繰り寄せる。現在、リーグタイの16試合連続不敗記録(12勝4分け)を継続中。記録更新がかかる25日の柏戦を前に、監督に就任したばかりの柏のネルシーニョ新監督について「私と彼は昔からブラジルで交流がある。やり方は分かっている」と選手を落ち着かせたという。

 オリヴェイラ監督は02年、ネルシーニョ監督の後任監督としてサントスを率いるなど縁がある。今回は経験則から「5バック気味で守備を固めて、前線の個人技勝負」と具体的に「ネルシーニョ戦法」を想定。「監督が代われば、相手もズレる。そのスキを突け」と指示を飛ばした。FW興梠も「ハットトリックも1度はやりたい」と意欲。大記録達成へ、ぬかりはない。

(2009年7月25日06時01分 スポーツ報知)

J1鹿島きょう柏戦 連続無敗新記録狙う
2009/07/25(土) 本紙朝刊 スポーツ A版 6頁
 Jリーグ1部(J1)第19節第1日は25日、各地で6試合を行い、首位の鹿島はカシマスタジアムで17位柏と対戦する。キックオフは午後7時。勝ち点を挙げればリーグ戦連続無敗数17に伸び、新記録達成となる。2点のリードを守り切れなかった前節の反省を踏まえ運動量、試合運びなどすべての面で相手を圧倒し、記録を塗り替えたい。鹿島の今季通算成績は13勝4分け1敗、勝ち点43。
 リーグ戦連続無敗の新記録が懸かった一戦。いや応なく周囲の注目は集まるが、選手らはおしなべて冷静。「記録は後から付いてくるもの。目の前の試合に勝つということに、いつも変わらない」と曽ケ端。朴も「まだリーグ戦が終わったわけじゃないので、特に意識はない」と自戒を込めた。
 前節の清水戦は2点を先行しながら追い付かれた。軽率なミスも多く、アウェーとはいえふがいない内容に終わり、岩政は「悪い流れを断ち切らなくてはいけない」と柏戦に懸ける。左足負傷も癒えて先発復帰を果たす伊野波は「すき見せると、悪い方にはまってしまう。もう一度気を引き締めたい」と話した。
 17位に沈む柏は、ネルシーニョ監督に変わり、出直しの試合となる。従来の4バックから3バックへ変わりそうだが、鹿島がいつも通りの試合運び、高い運動量を維持できれば怖くはない。守備を固めてくることも予想され、ボールの失い方にも気を付けたいところ。清水戦からの改善を証明するような盤石の内容、勝利で新記録を祝いたい。


17戦連続不敗新記録一色である。
篤人の欠場による不安や興梠爆発への期待など、各紙特色が出た。
そんな中で、ニッカンと報知が相手柏のネルシーニョ新監督との縁を報じておる。
敵の戦術が不透明で不安視されたが、これで丸裸も同然である。
勝利へ一歩近づいたと言えよう。
聖地の夜に気持ちよく記録を伸ばしたいと願う。

しっかり勝ちたい

2009年07月25日 | Weblog
鹿島小笠原不敗記録へ「勝つことが大事」
 鹿島は24日、茨城県鹿嶋市内で柏戦(25日)に向けた調整練習を行った。攻守のセットプレーを中心としたメニューを消化し、約1時間の短時間で主力組はピッチを後にした。ネルシーニョ体制となった柏を破れば、J1史上1位の17戦不敗記録を成し遂げることになるが、主将のMF小笠原満男は「まずは1勝が大事ですね。しっかり柏戦に勝てるようにしたい」と冷静に話していた。
 [2009年7月24日19時42分]

勝って新記録へ花を添えたい。
相手は監督が替わった柏である。
戦術が見えにくい為、少々やりにくいと言えよう。
とはいえ、確実な勝利を上げ、聖地で盛大に記録更新を祝いたい。

練習風景

2009年07月24日 | Weblog
[ 鹿島:試合前日練習の様子 ]

夏休みということもあり、練習グランドに併設されたスタンドには多くの子どもたちの姿が見られました。

[ 鹿島:試合前日練習の様子 ]

楽しそうな表情を見せる本山雅志選手。時折、太陽も姿を見せるなか選手たちも気持ちよさそうに練習に励んでいました。

[ 鹿島:試合前日練習の様子 ]

全体練習後、シュートを何本か打って感触を確かめていたパク・チュホ選手。まだ、日本での得点がないだけに、本人も意識しているようです。


そろそろチュホの爆発が見たいところ。
とはいえ、DFは守備が第一である。
完封に貢献して欲しい。

篤人負傷

2009年07月24日 | Weblog
鹿島・内田、右足内転筋痛で練習回避
2009.7.24 05:02
 鹿島の日本代表DF内田が右足内転筋の痛みで、23日の練習をキャンセル。「きのうの練習中にやった。痛みと張りがある。練習をやりたいけどしようがない」と治療に専念。チームの17試合連続無敗のリーグ新記録達成がかかる25日の柏戦(ホーム)にも、「いつもなら平気って言うけど…」と浮かない表情だった。(鹿嶋市)

「試合?分からん」内田は右内転筋痛めた
 鹿島の日本代表DF内田が25日の柏戦に欠場する可能性が出てきた。22日の練習中に右内転筋を痛め、23日の練習は不参加。治療に専念し、24日の練習も別メニューとなることが決定した。「(オリヴェイラ)監督が休めって言ったからね。試合?分からん、いつもは平気って言うけどね」と説明した。内転筋の痛みは初めてで、「あんまり筋肉系(の負傷)はないからね」と微妙な言い回しだった。
[ 2009年07月24日 ]

内田、右足内転筋を痛め25日欠場も…鹿島
 鹿島の日本代表DF内田が柏戦(25日・カシマ)を欠場する可能性が出てきた。22日の練習中に右足内転筋を痛め、23日の全体練習には参加せず、室内で治療に専念。すでに試合前日となる24日の練習も別メニュー調整が決まった。初めて痛めた部位で「いつもなら“平気”っていうけど、今回は分からん。あまりけがしたことのない場所だし」と慎重だった。
(2009年7月24日06時01分 スポーツ報知)

篤人が右足内転筋を負傷とのこと。
これは一大事である。
本人も筋肉系の負傷は記憶に少ないとのことで不安が募る。
とはいえ、今季は新井場も控え、前節は當間もサブにはいるほどである、休んでも問題は少なかろう。
ナビスコ杯川崎戦に備え、今節は大事を取るのも悪くない選択である。
篤人は将来もある重要な選手である、無理をさせる必要はない。
誰が出ても高いパフォーマンスで戦うだけである。

攻めて勝つ

2009年07月24日 | Weblog
鹿島小笠原25日柏戦は引かずに点取る
 リーグ戦単独首位を走る鹿島は23日、茨城県鹿嶋市内で25日のホーム柏戦に向けた調整練習を行った。紅白戦形式では主力組に対して控え組が柏戦を想定した布陣を敷き、戦術を確認。蒸し暑い気候の中で入念なメニューを消化した。18日のアウェー清水戦は2点を先制しながら引き分けに持ち込まれただけに、主将のMF小笠原満男は「全部の試合で守りきれるわけじゃない。清水戦のように引いてしまうと苦しくなる。だから、2点を取ったら3点目という風に点を取っていきたいですね」と話した。
 [2009年7月23日21時21分]

聖地で戦う柏戦は攻める姿勢で戦うとは小笠原主将の弁。
ここは真夏の打ち上げ花火よろしく、派手な試合が予想される。
小笠原主将の展開に2TOPが絡み両サイドは果敢に攻め上がる姿が目に浮かぶ。
とはいえ、守りも堅く行きたいものである。
イノパンも復帰したDF陣で完封をお願いしたいと願うのである。

大迫、U-20日本代表選出

2009年07月23日 | Weblog
U-20日本代表メンバーに大迫選手が選出
本日、水原国際ユース(U-20)フットボールトーナメントに臨むU-20日本代表メンバーが発表され、鹿島アントラーズからは大迫勇也選手が選出されました。なお、日本代表への合流は、J1リーグ第20節終了後の8月2日の予定となっております。

詳細は日本サッカー協会のサイトをご覧ください。
http://www.jfa.or.jp/national_team/topics/2009/227.html


大迫がU-20日本代表に選出されたとのこと。
試合にコンスタントに出場していないが、才能はお墨付きである。
リーグ戦も中断するこの大会で実績を積んで欲しい。

イノパン復帰

2009年07月23日 | Weblog
システム読めないが…鹿島、3バックで確認
 鹿島は23日、25日の柏戦に向けて紅白戦を行った。レギュラー組には左足首捻挫で18日の清水戦を欠場したDF伊野波が復帰した。対戦相手の柏はネルシーニョ新監督に交代してシステムが読めないが、フォーメーションの変更も想定して控え組を3バックにして戦術を確認した。MF青木は「柏は下位(17位)だけど、しっかり勝ちきれるようにしたい」と話していた。
[ 2009年07月23日 14:01 ]

新監督でシステムの読めぬ柏に対して3バックも想定したとのこと。
そして、イノパンも復帰し盤石な構えで挑む事となろう。
しっかり勝ちきって、一歩進みたい。
真夏の夜に勝利の歓喜に酔いしれるのだ。

JOMO CUP 2009満男・篤人インタビュー

2009年07月23日 | Weblog
【Jの威信を懸けた闘い!JOMO CUP 2009】小笠原満男選手(鹿島)インタビュー!(09.07.23)
Q:JOMO CUPは昨年から日韓のオールスター戦になりましたが、それについてはどのような印象をお持ちですか?
「おもしろい企画だと思いますね。お互いのリーグを代表する選手が試合をするということなので、楽しみです」

Q:小笠原選手は昨年もJ-ALLSTARSの一員として出場していますが、K-ALLSTARSと対戦してみていかがでしたか?
「今まで(JOMOオールスターサッカー)と比べて、より試合に近くなったという印象がありますね。ただ、去年は負けてしまったので、今回は勝ちたいと思います」

Q:悔しい負け方だったと思いますが、J-ALLSTARSに足りないものがありましたか?
「そんなに悪い試合じゃなく、良い試合ができたと思います。いままで以上に勝ち負けの重要性を感じることができました。やっぱりライバル国同士ですし、勝敗にこだわっていきたいなと思いますね。日本と韓国はずっとお互いにライバル同士でやってきて、いつも競った良い試合になりますし、今回もそういう試合になると思うので楽しみですね」

Q:今年は鹿島としてもACLで韓国のクラブと対戦されています。ACLに対しては特別なモチベーションで臨んでいたと思うんですけど、そこでの敗退というのは大きかったですか?
「ものすごく悔しいし、これから忘れることもないと思います。(JOMO CUPで)リベンジという気持ちはないですけど、とりあえず退場しないようにがんばりたいと思います(苦笑)」

Q:ちなみに、ACLで対戦したFCソウルのキ・ソンヨン選手が今回のK-ALLSTARSに選出されているんですが、彼の印象はありますか?
「フリーキックを決めたのは覚えてますけど、あとはそんなに覚えてないです。でも、また良いプレーを見せてくれると思うので楽しみですね」

Q:今回、J-ALLSTARSには鹿島から6人選ばれていて、チームの中心として期待されていると思うのですが、その点はいかがですか?
「オリヴェイラ監督が率いる以上、鹿島と全く違うサッカーやるとは思えないし、うちがやっているようなサッカーをやるんじゃないでしょうか。そのなかでは、鹿島の選手が多いので、やりやすさはあると思いますね。個人的には野沢(鹿島)がこういうメンバーのなかでどういうプレーをするのか楽しみです。どんなキャラクターでいるのか、ピッチの内外で自分を出せるのか見たいですね」

Q:準備期間が2日間ということで、集合してすぐに試合になってしまうと思うのですが?
「日本代表でやっている人もいるし、俺も代表でやった人もいるし、知らない選手そんなにいないので、難しくはないと思いますよ」

Q:日本代表もそうですが、いろいろなチームから集まって試合をする際、どういうことを心がけて試合に臨んでいますか?
「チームにするのは難しいので、ある程度はセンスとフィーリングです。ただ、これだけ能力の高い選手がいるので、それだけでも乗り越えていけると思いますよ。去年、闘莉王(浦和)とフリーキックから得点したみたいな感じで、その場しのぎのときもありますけど。ただ、ある程度監督がチームづくりをすると思うので、その手助けを出来ればなと思います。やっぱり俺らが監督がやりたいことを一番知っていますからね」

Q:小笠原選手とオリヴェイラ監督の”サッカー感”は似ていると思うのですが?
「自分がやりたいプレーを要求してくれますね。できるだけチームとして、前から追いに行く。”見ていても取れないよ”ということで、ボールを見ているんじゃなく、寄せきって奪いに行く。できるだけ寄せて、チャンスがあれば相手からボールを奪って、そこから攻撃につなげるという考え方です。
自分もイタリアでそういうのをすごく意識してやって来たし、”基本的には飛び込むな”という監督もいますけど、どんどん奪いに行け、かわされても次の人がカバーしよう、というやり方なので、そういうイメージがすごく合うというところはあります。共感できる部分はすごく多いですね」

Q:このチームでもFKを任されることもあると思うのですが、FKに対してどういうこだわりを持って蹴っていますか?
「まず狙ったところに蹴れないとダメなので、それは毎日練習しています。あとは加入してすぐにジーコにアドバイスしてもらった部分もあって、そこからだいぶ上達はしたと思います。最近はいい感じ蹴れていますね。なかも競り合いに強い選手がいるのである程度蹴られれば、サイドからはいい確率でチャンスになるんじゃないかと思います」

Q:それでは、改めてJOMO CUP 2009に向けての抱負をお願いします。
「昨年日本で負けているということがあるので、そのときに出ていたメンバーも何人かいますし、鹿島からも多く選ばれているので楽しみなんですが、楽しみと同時に勝負にこだわっていきたいと思います」


以上

インタビュアー:田中滋
インタビュー:2009年7月16日実施


【Jの威信を懸けた闘い!JOMO CUP 2009】内田篤人選手(鹿島)インタビュー!(09.07.23)
Q:去年からJOMO CUPは日韓オールスター戦ということになりましたが、それについてはどう感じていますか?
「これまでのJOMOオールスターサッカーも1回しか出させてもらってないんですけど、Jリーグの東西で対決しているときは、お祭りの雰囲気もあったと思います。日韓のオールスター戦になってからは出させてもらってないのでわからないですけど、他のリーグの選手とやると、やっているうちに本気になるんじゃないかと思いますし、去年はホームで負けてるので、今年はやってやろうという気持ちが強いと思います。やるからには勝ちたいですね」

Q:単純に”日韓対決”というものに対してはどのような思いを持っていますか?
「やっぱりアジアでは国も近いし、東アジアの中では韓国と日本は力が同じくらいというか、やっていて激しいし、見ていてもおもしろい戦いになるので楽しみですよ。そんなに意識はしてないですけど、やっぱり周りがそういう目で見ますしね」

Q:韓国サッカーに対してはどんな印象をお持ちですか?
「韓国は当たりも激しいし、技術もしっかりしてるけど、やっぱりメンタルが強いかなという気がします。(JOMO CUPでも)受身に立ったらアウェイだし負けるかな。初めて一緒にやらせてもらう人もいますけど、自分たちのサッカーというか、やりたいことをやって、アウェイで勝ちにいきたいと思います」

Q:ACLでは、初戦で水原三星ブルーウイングスに敗れていますし、最後はFCソウルにやられています。そこに対する気持ちは強いですか?
「Kリーグはレベルが高いと思ったし、そんなに力は変わらないと思いました。外国籍選手もいい選手がいますし、ガチでやったらおもしろいかなと思います。選抜された選手と戦えるので、絶対に楽しい試合になると思いますけど、ACLで負けている分、借りを返したい思いが強いです」

Q:代表戦とは違うと思いますが、J-ALLSTARSに入ることに関してはどうですか?
「他のクラブの選手と同じチームでやれるのは刺激になると思います。同じチームで、同じ練習をして、同じご飯を食べて、同じホテルに泊まってということをやると、感じることも違うと思うんで、いろいろ勉強させてもらいたいなと思います。楽しみです」

Q:代表選手も多いので、内田選手がいちばん知っている選手が多いのでは?
「確かにそうですね。あ、でもオレ、明神さん(G大阪)と一緒にできるのは嬉しいですね。同じチームにいたら、絶対に楽ですよ。ガンバで一番効いていると思います。明神さんのことは、サッカーを知らない人はわからないかもしれないですけど、サイドバックにしたら楽ですよ、相手にしたら嫌だし」

Q:いままではこういう選抜チームに入った場合内田選手が一番年下ということが多かったと思うのですが、代表チームに続き、今回は年下の山田直輝選手(浦和)が入っていますが。
「ああ、そうですね、山田くんがいるやん。注目は山田くんですよ。俺は普通にやります(笑)」

Q:日本代表もそうだと思うんですが、こうやって他のチームの選手と一緒にやることは楽しいですか?
「一緒に試合をするのと、練習をするのとでは違うので、練習も楽しみですね。同じ宿舎に泊まったりして、話してみて、試合じゃ分からない部分がいっぱいありますから。練習をすると一番わかりますね、性格もプレースタイルも。『ああ、いい人だなあ』とか(笑)」

Q:J-ALLSTARSが鹿島と同じようなサッカーをするかはわかりませんが、今年の鹿島ではサイドで起点をつくって攻めていくことが多いですよね。
「鹿島のサイドは特別だと思うんですけどね。やっぱり、相手に引かれるので、どうしても真ん中からは行けなくなるからサイドからになる。鹿島は中盤が良いので、サイドバックは中盤がいてこそ、中盤ありきなんで。あんな隅っこのポジションじゃ、やること限られてますからね。中盤があってこそですよ」

Q:でも、そのビルドアップの中に内田選手も入ってますよね?
「ちょいちょい顔を出していければ、あとは満男さん(小笠原)やタクさん(野沢拓也)、モトさん(本山雅志)もそうだけど、わかってますからね。こうやったら空いてくるとか。(基礎技術が上がってきてる感じはする?)使ってもらっているという感じなので、そんなに。崩しのイメージというのはありますけど、やっぱりハーフかな。中盤がいいんですよ、鹿島は」

Q:結構、強いパスが来てもポンと止めていますよね?
「サイドはね、一番はまる。しょうがないんですよ。一番狙いやすいところだし。どこのチームもサイドでボールを取るけど、そこで取らせなかったら繋げますから。パスコースが少ない分、大事だと思うんですよ、中盤に比べて」

Q:K-ALLSTARSもサイドに激しく来るかもしれませんね?
「そうですね。一生懸命がんばります」

Q:それでは、改めてJOMO CUP 2009への抱負をお願いします。
「去年、負けていますし、借りは返したいです。楽しみたいですけどやっぱり勝ちたいので、結果を出して楽しみたいと思います!」


以上

インタビュアー:田中滋
インタビュー:2009年7月16日実施


JOMO CUPへ向け、それぞれの思いを語る満男と篤人である。
それなりに活躍して帰ってきて欲しい。
勝敗の結果だけが重要な大会ではあるが、勝敗への拘りばかりを追求しても意味のない大会でもある。
名前の挙がった野沢・山田・明神が観客にアピール出来れば良いのでは無かろうか。

油断をするな

2009年07月23日 | Weblog
鹿島オリベイラ監督3連覇へ「深イイ話」
 リーグ戦首位の鹿島が、オリベイラ監督(58)の「深イイ話」で3連覇へ加速した。22日、茨城県鹿嶋市内での練習前に1時間のミーティングを実施。「07年にウチが起こしたことを知っているだろう。(現状を)保つのも崩すのも自分たちの気持ち次第。スキを見せると(逆転の)可能性を相手に与えてしまう」と、残り5節で勝ち点10差を逆転して優勝した07年を例に挙げ、げきを飛ばした。

 18日の清水戦では2-0のリードを守れず、追いつかれた。11日の大宮戦と清水戦で、ミスからピンチを招いた部分をビデオで流し「自分たち次第で黄色信号が赤信号になることがあるんだ」と注意した。

 MF青木は「本当に大事なミーティングだった。節目節目で大事なミーティングはあったけど、今回は一番かもしれない。監督はやはりついていきたくなる人だった」。25日のホーム柏戦には、J1史上1位の17戦不敗記録がかかっている。

 [2009年7月23日7時15分 紙面から]

首位・鹿島に油断なし…怒りのミーティング
 鹿島のオリヴェイラ監督が“怒りのミーティング”でチームの油断を取り除いた。練習前に行った約1時間のミーティングで、指揮官の怒声にも似た激しい声が響き渡った。「07年に起こったことを考えろ。われわれが逆転しただろう。自分たちがよく知っている分、しっかりやっていかないと悪い方向にいってしまう」。07年は残り5試合で首位の浦和に勝ち点10差つけられていた鹿島だったが、逆転優勝。自分たちの経験を踏まえた上で、手綱を締め直した。

 現在2位の浦和に勝ち点9差をつけて首位を独走しているが、18日の清水戦では2点リードを追いつかれて引き分け。「黄色信号が赤信号に変わった」指揮官は危機感をあらわにし、その清水戦と11日の大宮戦でボールを失ったシーンなどを編集した反省ビデオを見せた。MF青木は「今までの中でも記憶に残るミーティングだった。一人一人がいろいろ感じることができた」と気持ちを新たにしていた。

[ 2009年07月23日 ]

勝ち点差9は3試合で逆転される計算である。
まだまだ、折り返し点、不安は尽きぬ。
しかも、前節では2点差を詰め寄られての引き分けである。
ここで気を引き締めねばズルズル行く可能性は低くはない。
我等は2007年に奇跡の逆転優勝を成し遂げたように、2005年には悲劇的に優勝を逃しておる。
いつ不調に陥り、得点出来ぬようになるのか、アディショナルタイムに追いつかれる羽目になるのか、不安で仕方が無い。
次節の柏戦は聖地でもあり、引き分けも許されぬ。
勝って、少しでも安心させて欲しい。
その為にも聖地に集い、声を上げようではないか。
我等も気持ちを一新し、勝ち点差を更に広げるべく努力すべきである。

1試合1試合の積み重ね

2009年07月23日 | Weblog
鹿島青木最多17戦無敗へ次戦柏戦に集中
 鹿島は22日、茨城県鹿嶋市内で25日のホーム柏戦に向けた調整練習を行った。練習前に1時間程度のミーティングを行った後、サイド攻撃の確認などを実施。蒸し暑い気候の中で、長めのメニューを消化した。柏戦に引き分け以上でJ1史上1位の17戦不敗記録を達成することになるが、MF青木剛は「記録は後からついてくるもの。1試合1試合の積み重ねでここまで来たと思うし、目の前の試合に集中して結果を出したい」と話していた。
 [2009年7月22日22時49分]

一つ一つ積み重ねて記録へ追いついた。
ここからは新たなる境地である。
そんな中で、青木は集中して挑もうとしておる。
我等も心から集中して声援を送りたい。

海水浴場駐車料金無料

2009年07月22日 | Weblog
鹿島海水浴セット昼はビーチ、夜はピッチ
 昼はビーチ、夜はピッチで盛り上がれ! 鹿島は21日、25日の柏戦、8月15日の大分戦のホーム2試合のチケットを持ち、それぞれの試合日に近隣の海水浴場(平井海水浴場、下津海水浴場)を訪れると、満車の場合を除き通常800円の海水浴場の駐車料金が無料になることにした。その2日間は車1台、4人以上の乗り合いで来場するとスタジアムB駐車場の料金も無料。柏戦はJ1史上1位となる17戦無敗記録がかかり、J史上3クラブ目のリーグ戦動員500万人突破も間違いなし。海で輝く太陽を浴びた後、スタジアムで歴史的瞬間を目撃できる?
 [2009年7月22日8時49分 紙面から]

海水浴場のタイアップ企画である。
昼に海で楽しみ、夜はスタジアムで歓喜に沸くのは素晴らしいであろう。
柏戦は17試合無敗、大分戦は19試合無敗がかかる。
海で英気を養い、聖地で無敗を祈ることも必要であろう。
生命の源である海、その海に原始生命体が誕生して35億年の年月が過ぎ去った。
最初は小さく微少な存在も、今では500万人を動員する偉大なるクラブへと進化を遂げておるのである。
我等は更に進化する。
その過程を体験するため、聖地に集まろうではないか。
何かが起こる。
何かを起こすのである。

大迫の母校敗退

2009年07月22日 | Weblog
大迫母校から刺激…鹿島
 鹿島FW大迫が母校の野球部から刺激を受けた。鹿児島城西は21日、鹿児島県大会決勝戦で敗れ、甲子園出場に一歩届かず。野球部の八牧監督は高校2年時のクラス担任。「お世話になった」という恩師で応援していた。ただ、「良い刺激を与えてもらったので負けないように頑張る」と決意を新たにした。
(2009年7月22日06時01分 スポーツ報知)

大迫の母校・鹿児島城西が高校野球鹿児島県大会決勝戦で敗退したとのこと。
応援しておった大迫にとっては残念であろう。
とはいえ、これを刺激に自らのプレイに磨きを掛けると決意する大迫である。
やはり、上を目指す男はメンタルコントロールが違う。
後半の躍進に大迫の力は必須である。
劣勢で投入されようが、勝ち越して投入されようが、気持ちをコントロールして出場して来れば、相手にとって怖いものである。
まだ、ルーキーとはいえ、相手にとって十分に驚異な戦力なのである。
伊達政宗は白装束で屈服したかに見えたが、まだ腹に一物を隠しておるようである。

TBS、地上波中継取りやめ

2009年07月21日 | Weblog
“逆俊輔効果”地上波からJ中継が消える?
 横浜の中村俊輔(31)獲得失敗がJリーグのテレビ中継にも影響した。Jリーグの放送権を年間5試合分持っているTBSが、今季分残り2試合の地上波中継を取りやめることになった。同局は今季すでに3試合地上波で放送したが視聴率は3~5%台に低迷。特に中村が横浜に復帰した場合の“デビュー戦”とみられていた6月21日の浦和戦(日産ス)は4・9%。大がかりな番組宣伝を打つなど力を入れていただけに衝撃だった。

 関係者は「後半戦の2本は見送ることになった。視聴率の問題。特に土、日の視聴率を強化しなければいけない中でJリーグは厳しい」と話す。石川遼の活躍で人気復活のゴルフなら2ケタ視聴率も可能。数字の取れないサッカーは放送しづらくなっているのが現状。

 同局は07年から5年間、年間5試合を放送する契約を結んでいる。契約はあと2年残っているが、既に来季も放送は4試合以下になる方向。来年末の契約更新も現状では微妙だ。「来年のW杯で日本が頑張って人気が復活すれば別だが…」と関係者。最悪の場合、将来Jリーグが地上波では見られなくなる可能性もありそうだ。

[ 2009年07月21日 ]

これは朗報である。
TBSの放送はカメラワークが酷く、実況も騒がしいだけである。
放送してくれぬ方が良い。
これで、TBSチャンネルもBS-TBSも手を引いて欲しいものである。
そもそも、試合が流れておる状況で選手のアップは不要である。
視聴者は選手の顔ではなくプレイが観たいのである。
また、ほとんどの時間で全体を映してくれねば何が起こっているのかまったくわからぬ。
サッカーというスポーツを理解して放映して欲しい。
実況も喋りすぎで煩わしい。
的確に状況を伝え、映像だけではわかりにくい部分に細くをすべきである。
特にファールやオフサイドは、どの選手がどうしたのかを説明してくれないと、映像では判断出来ぬ事が多すぎる。
これを機にTBSだけでなくTV局全体がサッカー放送の基準を見直して欲しいと願うのである。