鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

FK神話

2009年07月04日 | Weblog
鹿島小笠原「不敗神話」のFKで9連勝だ

豪快なボレーを見せる鹿島の小笠原(撮影・野上伸悟)
 「不敗神話」を誇る鹿島はMF小笠原満男(30)のFKで4連敗中の鬼門等々力の悪夢を払しょくし、リーグ戦の連勝を9に伸ばす。3日の軽い調整練習後、小笠原は「川崎がどう出てくるかは分からないけど、それは気にせず、自分たちのやり方は変えない」と断言した。

 FKは次第に上り調子。CKなどのセットプレーから数々のチャンスを演出している。直接FKからのゴールは06年4月2日の大宮戦以来遠ざかっているが、ゴール数はJ1史上4位タイの12点で、得点した試合の勝敗は10勝2分と不敗だ。

 チームは現在、2位川崎Fに勝ち点差8をつけて首位を独走しているものの、小笠原は「(優勝は)最後まで分からないですよ」と油断はない。相手のMF中村憲との司令塔対決にも「意識はしてない。サッカーは1対1じゃないので」と冷静だった。

 [2009年7月4日7時57分 紙面から]

小笠原主将のFK得点時は無敗という記録を持ち出し等々力競技場の連敗と対比させてきたニッカンである。
確かに満男が決めれば勝機はあるであろう。
期待したい。
しかしながら、小笠原主将以上に野沢のFKに注目である。
今季絶好調の野沢がセットプレイでも結果を残せば、更なる飛躍である。
Mr.鹿島は野沢であると、ここで見せつけたいところ。
野沢の得点で悪しき魔境・等々力競技場の悪夢から目覚めたいところである。

マルキーニョス、先発へ

2009年07月04日 | Weblog
強行マルキ!情報戦NO!負傷エース先発隠さん…鹿島
 J1第16節は4、5日に各地で行われる。首位鹿島は3日、2位川崎(5日・等々力)との首位攻防戦に備え、茨城・鹿嶋市内でピッチ練習した。川崎側から情報戦を仕掛けたという指摘を受けたオズワルド・オリヴェイラ監督(58)は予告先発で応戦。8連勝中の王者は悠然とアウェーの地に乗り込む。一方、勝ち点8差の2位川崎は、鹿島のお家芸でもある攻守の切り替えの速さで真っ向勝負を挑む。

 川崎とは対照的に、自然体で首位攻防戦に臨む。鹿島のオリヴェイラ監督は「我々は見ての通り、情報を隠そうとはしていない。普段通りのことを発揮するだけ。やるべきことをやるしかない」と言い切った。この日も主力はサッカーバレーなど疲労回復メニュー中心の練習に取り組んだが、笑顔が飛び交うなど、ピッチにはいつもの光景が広がっていた。

 2日、川崎の関塚隆監督から情報戦を仕掛けているという疑いをかけられた。発端となったのは鹿島―名古屋戦(1日・瑞穂)直前。FWマルキーニョス、MF野沢が出場微妙という報道を目にしたが、実際には2人とも先発出場。1ゴールずつを挙げた。鹿島は2人の欠場に備え、FW佐々木、MF遠藤を呼び寄せており、情報戦のつもりは全くなかった。

 オリヴェイラ監督はこの日、左大腿(たい)二頭筋炎を負うマルキーニョスについて「あくまでも疲労性。十分行ける」と隠すどころか、先発を公表。練習前のミーティングでは「2位と勝ち点差8がついていることは忘れろ。07年、我々は勝ち点10点差から逆転優勝した。差はないと思え」と気を引き締めることも忘れなかったが、情報戦には悠然と構えた。

 等々力では公式戦4連敗中と苦手にしているが、チームはリーグ8連勝中で13試合負けなし。主将のMF小笠原は「中盤の奪い合いもボール回しでも負けたくない。みんな試合の運び方を覚えてきている」と自信たっぷり。DF岩政は、川崎のキーマンMF中村憲を「イメージだが、2列目で出てきた方がつかまえやすいし、やりやすい」と口にする。敵将のけん制にも動じず、3連覇へと突き進む。

(2009年7月4日06時01分 スポーツ報知)

左太もも裏痛が伝えられるマルキーニョスであるが、指揮官は先発を明言する。
マルキーニョスの献身的なプレイで魔境での勝ち点を得たいところ。
二位との戦いということで注目度も高い。
ここで差を付け順位を盤石としたい。
我等は2007年の大逆転を演出しておる以上に2005年の大失速を経験しておる。
ここで気を抜くわけには行かぬ。
勝ち点差はいくら有っても安心出来ぬのだ。
優勝するまでは走り続けるのだ。
大御所・家康の意向で真田信之が京都に呼ばれた。

魔境で勝ち点を

2009年07月04日 | Weblog
王者・鹿島悩ます等々力“魔のピッチ”

練習で選手に指示を出す鹿島のオリヴェイラ監督(左から3人目)
Photo By スポニチ

 王者・鹿島が等々力の“魔物”に挑む。J1第16節は4、5の両日、各地で行われる。首位の鹿島は5日、アウェーで2位の川崎Fと対戦するが、敵地の等々力では過去4年で4連敗。通算でも3勝10敗の勝率・231で主要スタジアムでは最も苦手にしている。その原因を探ってみた。

 常勝軍団の“鬼門”が等々力だ。川崎Fが2度目のJ1昇格を果たした05年から4連敗。V川崎(現東京V)がホームとしていた時代を含めると、等々力での勝率は・231と主要スタジアム中最低だ。「そんなの気にしてないですよ」。MF小笠原は話すが、各選手の証言を集めるとその原因が見えてくる。

 (1)芝 等々力の芝の長さは約13ミリ。カシマスタジアムは25~30ミリ。12~17ミリの違いはパススピードやトラップ、ドリブルの距離感に影響する。「スリッピーでボールが伸びるので気を使ってトラップしないといけない」とMF本山。パスサッカーを身上とする鹿島にとってパススピードのアップは利点でもあるが、常にハンデを抱えてプレーしていることになる。

 (2)砂 等々力は芝が短いこともあって砂が目立つことがある。「意外にグラウンドが悪い。砂利とかが入っていてよく太腿の外側が擦りむけている」とGK曽ケ端。砂や砂利を意識することで、ホームでは迷いなくやれるスライディングなどの思い切ったプレーができなくなる。特に守備面でマイナス材料となる。

 (3)圧迫感 他のスタジアムに比べて2階席がせり出しているため圧迫感を感じる。「個人的には競技場が狭く感じるので、やりづらい。あんまり好きじゃない」とFW興梠は話すが距離感に微妙なずれが生じる。相手サポーターの圧力をもろに受けるという面もある。

 こうした不利を克服するには前半は慎重に戦い、感覚のずれが修正されてくる後半勝負というのが妥当な戦い方だろう。

 もちろん対戦する川崎Fについても鹿島イレブンは「ライバル意識を持っているチーム。100%のコンディションで、100%の気持ちで挑まないといけない」(DF岩政)と最も警戒している。簡単ではないが“魔物”と川崎Fを攻略すれば連勝は9に伸びる。

[ 2009年07月04日 ]

21世紀に入り一つも勝ち点を得ていない等々力競技場の分析である。
スタジアムの圧迫感や砂は許容範囲であろうが、芝の長さは致命的であろう。
テクニックで勝負する鹿島の中盤にこのハンデは大きい。
とはいえ、条件は川崎も同じである。
本山が申すように気を使えばよいだけである。
どのような悪条件もはね返してこその王者である。
この呪われた地で21世紀初勝ち点を得る為、我等は戦う。
心を強く持つことが肝要である。
真田丸は完成した。