鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

清水戦コメント

2009年07月19日 | Weblog
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
試合をコントロールしていたにもかかわらず、自分たちからリズムを崩し、スペースを与えてしまった。清水は素晴らしいチームであり、得点力のある選手がいる。だからドローになったことはある意味、仕方がないが、勝点3取れるチャンスを自ら失ったことは残念。鹿島は完璧なチームと言われるが、そんなチームは存在しない。毎試合、反省点や修正点があるし、今日もそれはある。失点も守備陣だけの責任ではなく、今日はチーム全体の意思統一が出来なかった時間帯があった。

【J1:第18節 清水 vs 鹿島】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(09.07.18)
7月18日(土) 2009 J1リーグ戦 第18節
清水 2 - 2 鹿島 (19:03/アウスタ/20,203人)
得点者:26' 野沢拓也(鹿島)、43' マルキーニョス(鹿島)、44' 岡崎慎司(清水)、53' ヨンセン(清水)


●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
Q:相手に押し込まれる時間が多い試合の中で2-2という結果に終わって、今はどういうお気持ちですか?
「残念な部分といえば、自分たちがゲームコントロールできる条件があった中で、自分たちからリズムを崩してしまって、逆にスペースを大きく与えてしまったこと。相手が素晴らしいエスパルスというチームで、そこにスペースを与えればチャンスは作られるし、決められる力を持っている選手がいるわけだから。自分たちでゲームをコントロールできなかったという部分の残念さはあるが、対戦相手の能力、質、そしてベンチにいる選手の力を考えれば、こういった結果もおかしくないと思う。ただ、勝点3を取れた中で、自分たちの不注意から、不用意な判断ミスから相手にチャンスを与えてしまったということは、残念な部分として残る。だが、相手の質・能力を考えれば、悪くない引き分けだと思う」
Q:清水は、前回ホームで戦ったときと、印象が違った部分はありますか?
「ホームの時は(清水が)かなり守備的な戦法をとってきたが、今日に関してはバランスを考えながらやっていたと思う。ただ、2失点した後から目が覚めて、自分たちが本来やるべきサッカーをやったのではないかと思う。本当にこういうサッカーをやっていれば、おそらく勝ち星は取れると思うし、自分は難しい相手だと考えている」

Q:今日は2点を失ったわけですが、今日の試合を踏まえて守備面で修正するところはありますか?
「いろいろと皆さんはうちが完璧なチームということを言っているが、そんなチームは存在しないし、毎試合守備を修正するべき部分というのはある。失点したからといって、守備陣だけの責任ということではなくて、チーム全体としての意識の部分もある。また対戦相手もいるわけで、彼らもどういうふうにボールを奪おうか、どう限定しようかという考えの下で、個人の判断ミスだったり、技術的なミスという部分も存在する。完璧なチームというのはないので、たくさん修正すべき部分はある」

Q:清水はかなり前からアグレッシブに守備に来て、その中で監督としてはもう少しゲームを落ち着かせたかったのか、もっとアグレッシブにもう1点を取りに行きたかったのか、どちらでしょうか?
「3点目、4点目というのは自然に生まれるだろうと自分は考えていた。ただ、自分たちが判断ミスをしてしまった。相手が寄せてきていないにも関わらず、後ろ向きでボールを受けて、そこから判断ミス、あるいは技術的なミスから相手にチャンスを与えていった部分だった。基本的には、2-0という状況であれば、自分たちでゲームをコントロールすべきであって、少しそうした意思統一が、残念ながら今日はチームとしてできていなかったと思う」


以上

【J1:第18節 清水 vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント(09.07.18)
●本山雅志選手(鹿島):
「センタリングを気をつけないといけないというのはわかっていたし、中盤やサイドでセンタリングを上げさせないということを徹底していた。その意味では、センタリングからやられたということは、僕や中盤の選手もサイドの選手も、もっとプレッシャーをかけなければいけなかったと思う。ただ、今日はみんなコンディションが重くて……。中2日でどっちもそうだけど、その中で2点取れたので、しっかりと戦って勝ちたかった。残念ですね。これが続かないように、悪いところを修正してやることが今は大事だと思う。負けてはいないので、しっかり次に切り替えてやっていきたい」

[ J1:第18節 清水 vs 鹿島 ]

43分、ゴールを挙げたマルキーニョス(鹿島)。リーグ戦2試合連続となる得点でリードを2点に広げた。

完璧なチームは存在せぬ。
慢心があったとは思えぬが、もう一度肝に誓ってリスタートである。

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