鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

クラブオフィシャル番組「TOSTEM presents ANTLERS REPORT」放送開始

2009年07月07日 | Weblog
鹿島アントラーズ クラブオフィシャル番組「TOSTEM presents ANTLERS REPORT」 スカパー!で放送開始! 日本のサッカークラブ初のオフィシャル番組が登場!7月24日(金)午後9:30~ [ 鹿島 ](09.07.07)
スカパーJSAT株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:秋山政徳)では、株式会社 鹿島アントラーズ・エフ・シー(代表取締役社長・大東和美)が制作したクラブオフィシャル番組「TOSTEM presents ANTLERS REPORT」を7月24日(金)から放送を開始します。

本番組は日本のサッカークラブ初のオフィシャル番組で、従来型のスタジオトークを中心とした応援番組とは一線を画し、ドキュメンタリーやバイオグラフィなど、様々な角度からアントラーズをリポートしていく番組となります。試合告知やクラブニュースを伝えるだけではなく、選手、スタッフ、スポンサー、ホームタウン、サポーターといったクラブに関連する様々な側面にスポットを当てた番組内容を目指します。

アントラーズでは、Jリーグ発足当初からの映像資料を保存しており、2008年2月には日々の練習や試合・イベントのすべてをカバーするメディアチームを立ち上げました。本番組では、豊富な映像ストック、多様な取材の中から厳選した話題をお送りします。

クラブのオフィシャルスポンサーであるトステム株式会社の提供で、今後、同社公式サイト内でも番組に関する内容を展開していく予定です。(株式会社トステム公式サイト  http://www.tostem.co.jp/ )

 また、アントラーズ公式サイト内に、番組特設ページを開設します。(公式サイト http://www.so-net.ne.jp/antlers/ )

<「TOSTEM presents ANTLERS REPORT」放送概要>
■番組タイトル:
TOSTEM presents ANTLERS REPORT(トステムプレゼンツ「アントラーズリポート」)
■放送日時:
2009年7月24日(金)午後9:30~ほか ※初回放送: 毎月第4金曜日
■放送チャンネル:
スカパー!182ch/スカパー!e2 802ch(2回目以降はチャンネル未定) ※無料放送
■提供:
トステム株式会社
■制作著作:
株式会社 鹿島アントラーズ・エフ・シー
■制作協力:
株式会社 Jリーグメディアプロモーション/株式会社 ストックヤード

以上

スカパー!にてオフィシャル番組が開始とのこと。
これは必見である。
他のクラブがよく制作しておる単なる応援番組ではなく、様々な角度からアントラーズをリポートしていく番組になるらしい。
まさに我等が求めておったもの。
これを期待せずに何を期待しようか。
TOSTEM様様である。
今から7月24日が楽しみである。

天才・本山

2009年07月07日 | Weblog
【Jリーグ】右サイドで奮闘した「10番」・本山雅志
エゴを捨てベテランらしい柔軟性を示した本山

5日のJ1前半戦の天王山・川崎フロンターレ対鹿島アントラーズは実に興味深い一戦だった。前半33分に鹿島不動の右サイドバック・内田篤人が一発退場したことで、面白いものを見る機会に恵まれたのだ。

オズの魔法使いの異名を取る鹿島のオリヴェイラ監督は、内田の穴埋め役を本山雅志に命じた。トルシエ率いるユース代表や五輪代表で左アウトサイドを任されたり、鹿島10冠目のかかる2007年11月の浦和レッズ戦で新井場徹の退場後に左サイドバックを務めた経験はあるが、右サイドバックというのは全く初めて。仮にも、東福岡高時代から華麗なドリブルと創造性を武器に攻撃的MFとして活躍し、鹿島のエースナンバー10を担っている男である。この起用には本人も戸惑ったに違いない。

長年、鹿島のヘッドコーチだった川崎の関塚隆監督も本山のいる左サイドを徹底的に狙うように指示。それまでは中村憲剛と並ぶ2列目にいることが多かった山岸智を左のFWに上げた。「セキさんが『狙え、狙え』というのがよく聞こえた」と本山も苦笑する。が、それでも「モトはディフェンスの仕方もコースの切り方もうまい。モトが入ってどういうことはなかった」と守護神・曽ヶ端準も言うように、彼は体を張り、献身的な守備でチームを支える。キャプテン・小笠原満男も時に下がって右サイドに入り、本山を前線に上げる配慮を見せた。「モトが前へ行ってボール回しに絡んだ方がチャンスになることも多い。そういう時は自分がフォローすればいい。このポジション入れ替えは特に監督の指示じゃなくて、自分たちで判断してやった」と小笠原は言う。こういう自己判断力の高さが鹿島の強さの秘訣だろう。

後半立ち上がりに山岸→ジュニーニョとパスをつながれ、本山のサイドを崩されて鄭大世がフリーでゴール前に飛び込んだビッグチャンスだけは、さすがにヒヤリとしただろうが、これも外れた。運も味方して、本山は右サイドバックを難なくこなし、1-1のドローを陰から演出することができた。

背番号10を背負う自分が右サイドで守備をするなど、数年前の本山だったら納得いかなかっただろう。パウロ・アウトゥオリ監督が率いていた2006年、度重なるケガに悩まされていた彼にインタビューした際も、こんな話をしていたことがある。

「プロになった頃、10年後の自分はもっと楽しくサッカーをやってると思ってましたね。キャプテン翼じゃないけど、どんどんうまくなって、もっとボールがピタピタ止まるのかと。でも実際はそうじゃなかった」と。

10代の頃、将来を嘱望された本山は2002年日韓、2006年ドイツの両ワールドカップメンバーになれず、海外挑戦も叶わなかった。所属する鹿島でもスーパーサブ的な起用が多く、なかなかチームの軸になりきれなかった。99年ワールドユース(ナイジェリア)で準優勝した黄金世代の仲間である小野伸二(ボーフム)や稲本潤一(レンヌ)、高原直泰(浦和)、中田浩二、小笠原(ともに鹿島)らは次々と海を渡り、違った世界に羽ばたいているのに、どうして自分は器用貧乏で終わっているのか…。そんな焦りと不満はつねにあっただろう。

けれども、2007年に就任したオリヴェイラ監督に信頼を寄せられ、Jリーグ2連覇の原動力になったことで、何らかの心境の変化が訪れたようだ。今の本山は自分自身のエゴをかなぐり捨て、チームへの貢献を第一に考えるようになったのだ。

「俺だって今もドリブルで勝負して、強引に前へ出ていきたいよ。ゴールを決めたいって気持ちはいつも持ってる。でもチームが勝たないと何も始まらない。チームが勝つことが自分の一番の評価になるから。陰の動きでバランスを取ったり、守備したり、そういうことがすごく重要だと思えるようになった。今日みたいに突然、右をやれって言われてできるのも、これまでいろんな経験をしてきたから。そういう適応力もサッカー選手は大事だと思うしね。まあ、俺ももう30だから」と本山は清々しく笑った。

この10年間で、現代サッカーは劇的な変化を遂げた。同世代の遠藤保仁(G大阪)も小笠原もみな自分自身を変化させてきた。本山もそう。10年前の彼はカミソリのようなドリブルがウリの選手で、守備の重要性や幅広いプレーなど頭になかっただろう。その後、さまざまな壁にぶつかって悩み、変わらなければこの世界で生き残っていけないことを痛感したのではないか。

サッカー選手に必要な柔軟性と適応力を身につけた今の本山からは、確固たる落ち着きと自信が感じられる。これからもいい歳の取り方をしてほしいものだ。

元川 悦子 07月06日20:18

川崎戦で獅子奮迅の働きをした本山の悦っちゃんコラムである。
天才・本山有ってこそこの引き分けがもたらされたと伝わってくる。
「俺ももう30だから」と申す本山であるが、まだまだ成長しておると言えよう。
これからの10番の輝きにも注目である。

勝ちに等しい引き分け

2009年07月07日 | Weblog
【後藤健生コラム】勝ちに等しい引き分けで、鹿島が優勝へ前進
内田の退場の判定は、あまりにも機械的過ぎるのではないか?
82分、鹿島アントラーズのオズワルド・オリヴェイラ監督は、自ら交代を申し出たFWのマルキーニョスに替えて守備的MFの中田浩二を送り出した。「1-1の引き分けで十分」という判断である。前節までに2位の川崎フロンターレとは、勝点8の大差がついていた。ここで引き分ければ、第16節終了時点で2位グループの3チームとの勝点差を維持できる。アウェイで、しかも退場で1人少なくなっていた鹿島にとって、1-1のドローは「勝利に限りなく近い結果」だった。

試合は、首位攻防にふさわしい熱戦だった。

ともに、堅守からのカウンターを特徴としたチーム同士である。川崎は、先日も、その堅守速攻でガンバ大阪を破ったばかり。だが、相手が同じく堅守速攻の鹿島とあっては、同じ戦い方では分が悪い。川崎は、序盤から積極的な試合運びを選択した。鹿島が、自陣からしっかりとキープして攻撃を組み立て、時おりロングボールをおりまぜてくるのに対して、川崎は高い位置から積極的に守備に入り、ボールを奪ったらすぐに攻撃を仕掛けた。15分には、相手陣内でプレッシングをかけて、GKの曽ヶ端準のクリアミスを誘ってCKを手に入れた。

このところ、川崎は中村憲剛を攻撃的なMFとしてポジションを上げて使っている。これまでのスリートップではなく、ツートップにもトライ中。この試合も、中村を右サイドに置き、ジュニーニョと鄭大世のツートップでスタートである。展開によってはスリートップに変化したり、中村をボランチに下げたりと、フォーメーションの面でも変化が付けられるし、前からのプレッシングもできて、戦い方が多彩になってきている。川崎は、いわば「進化中」のチームである。一方の鹿島はすでに「完成形」。システムも不変で、メンバー的にもほぼ固定。

試合は、ともに狙い通りの形で進んだ。だが、ともに守備の堅さのほうが上回る。セットプレーあるいは大きなミスでもなければ、なかなか点は入らないだろう……。そんな展開が続いた。15分ほど経過すると、鹿島がゲームを支配する。青木剛や小笠原満男あたりからのロングボールが効果的で、川崎のDFを押し込んでいく。

しかし28分、中盤での鄭大世のドリブルを伊野波雅彦が簡単にファウルで止めてしまったFKあたりから、試合の流れが再び変化。31分には中村が右の森勇介を走らせてCK。このCKが一度は跳ね返されるが、拾ったジュニーニョが左サイドをドリブルで切り裂いてセンタリング。谷口博之のヘディングがゴールに飛び込む寸前、カバーに入った内田篤人が防いだが、手に当たったという判定でPKを取られたばかりか、内田は決定的得点機会阻止で一発退場となってしまう。

ジュニーニョがPKを決めて、川崎が1点リード。「リードされたチームが1人少ない」というのは、まさに絶体絶命のピンチである。普通なら、こういう場合は前の選手に替えてDFを入れて、守備の安定を図るのだが、1点を追いかける立場の鹿島はメンバー交代をせず、MFの本山雅志を右サイドバックに入れて戦う。中盤は、青木、小笠原に野沢拓也の3人。右サイドにスペースを空けて、そこに本山がドリブルで上がっていこうという形である。

現在の本山は、こういう負担の大きい仕事をきちんとこなせる選手である。

後半も、キックオフ直後に川崎がビッグチャンスをつかんで始まった。左サイドをパスで崩して、最後はジュニーニョが中に切れ込んでクロス。これに鄭大世が反応してヘディング。しかし、このシュートはゴールポストに当たってしまう。もしここで2点目が入っていたら、試合は決まっていただろう。

その後も、川崎が攻勢を続け、鹿島はいつか訪れるであろう数少ないチャンスを待っての持久戦だ。49分には、鄭大世が逆襲からドリブルで鹿島ゴールを襲い、60分には中央ペナルティーエリア前で中村が狙い澄ましたシュートをゴール右下隅に飛ばす。時間も経過し、このまま川崎が逃げ切る可能性がしだいに高くなっていった。だが、64分、川崎はボランチの寺田のパスミスをマルキーニョスに拾われ、最後は興梠慎三に決められて、痛恨の同点ゴールを許してしまう。

その後は、川崎の関塚隆監督が、ミスも目立ち、すでにイエローカードを1枚もらっていた鄭大世をあきらめて黒津勝を入れてスリートップに変更。一方、鹿島のオリヴェイラ監督は負担の大きかった本山に代えて、やはりMFの増田誓志をサイドバックに入れるなど、秘術を尽くした交代でチームを立て直す。そして、82分にマルキーニョスを退けた時間で、鹿島は明らかな引き分け狙いに切り替え、川崎の最後の攻勢をかわして、狙い通りの勝点1をゲット。優勝に向け、大きな一歩となった。

ところで、試合が動くきっかけとなった内田の退場は気の毒なものだった。内田は体でシュートをブロックしようとして、左腕にボールがかすかに当たったのだった。腕は体からほとんど離れていない。中盤でのプレーだったら、「故意ではない」として反則も取られなかったようなプレーだった。だが、谷口のヘディングシュートは、明らかにGKも抜いており、内田に当たらなければ完全にゴールとなっていたはず。わずかでも、腕に当たっていれば、PKを取られるのは仕方がない。

だが、それが一発退場に値するのかどうかは疑問である。腕に当たったとしても故意ではないように見えたからだ。

これは、西村雄一主審の個人的な問題ではない。明らかにゴールに入るボールを腕で防いだら「決定的得点機会阻止」となり、それは一発退場と規則で決まっている以上、あそこでレッドカードを出すのは“正しい判定”である。だが、手に当たったら即「決定的得点機会阻止→退場」というのは、あまりにも機械的すぎる。退場に値するか否かは、主審の判断に任されるべきではないだろうか。最近のサッカーの協議規則は、あまりにも機械的な条文が多すぎる。「常識」や「主審の判断」に任される部分がもっとあってもいいのではないだろうか。

何しろ、主力選手の退場(=次戦の出場停止)によって、最も大きな被害を受けるのは、高い入場料を払って試合を見に来た観客なのだということを忘れてはならない。僕自身、11人対11人のまま、このハイレベルな戦いを最後まで見たかった。


篤人を見に来る観客の心配をする後藤健生である。
それほど、この誤審はインパクトがあった。
とはいえ後藤氏はこの一連のプレイをスローでじっくりとは見直してないであろう。
ボールは篤人の腕には当たっておらぬし、谷口のオフサイドにも触れておらぬ。
この程度の鑑識眼なのである。
しかしながら、日曜のナイトゲームを月曜にアップせねばならぬ身とあっては致し方のないところであろう。
ジャッジが気の毒とも述べておる。
だが、誤審を誤審と言えぬところに彼の立場が垣間見られる。

特別連休

2009年07月07日 | Weblog
リーグ独走鹿島に特別休暇、初の連休
 リーグ戦を独走する王者鹿島に「特別休暇」が与えられた。当初から6日は休日に充てられていたが、7日も休日となることがこの日、決定した。今季、代表戦などによるリーグ中断期以外での連休は初。クラブ関係者も「急に休みになって驚いた」と話した。5日の川崎F戦では数的不利に陥りながらドローに持ち込むなど、厳しい戦いを続ける選手には、11日の大宮戦に向けた休息となった。
 [2009年7月7日8時18分 紙面から]

再開後、過密日程とアウェイ連戦を乗り切ったクラブは連休と相成った。
ここで英気を養い夏場を乗り切りたい。
夏場は毎年の如く苦手とし、失速するのが常であった。
しかしながら、オリヴェイラ監督が就任してより逆に夏場は得意としておる。
この貴重な連休で選手もスタッフも大きく回復するであろう。
特に疲労性の負傷を持つマルキーニョスには効果的である。
明日よりまたリスタートするのである。
真田兄弟は再会し、信之は幸村に徳川方に付くように説得するが、幸村はこれを断り、あくまで家康と戦う事に拘るのであった。

現有戦力で戦う

2009年07月07日 | Weblog
今夏補強なし…鹿島
 鹿島・鈴木満取締役強化部長が今夏の補強を行わない方針を6日、明かした。1シーズン制に移行した05年以降は巻き返しを図るため、毎年この時期にブラジル人、日本人選手を獲得してきたが、今季は2位・新潟に勝ち点差8をつけ、首位を独走。「この夏場は補強しない。ベンチを含めて選手も足りている。今の戦力で十分に戦える」と明言した。
(2009年7月7日06時01分 スポーツ報知)

2007年の小笠原満男の既定路線復帰を除くとここ数年、効果的な補強の出来ておらぬ夏である。
とはいえ、夏からの巻き返しが必要であった近年に比べ、今季はダントツの首位である。
特に補強は必要で無いとも言える。
船山やヤス、佐々木など他のクラブであれば主軸を担うであろう選手がベンチ入りすら叶わぬ陣容である、微妙な戦力であれば不要である。
現有戦力で史上初の三連覇と9年ぶりの三冠を狙いたい。
幸村は真田丸で奮戦したが、大坂方は和睦するのであった。

弱点は左SB

2009年07月07日 | Weblog
ズバリ指摘「日本代表の弱点は左SB」
 【JOMOカップ】Jリーグ選抜のオリヴェイラ監督が日本代表の“弱点”を指摘した。「左サイドバックは日本に足りないポジション。目立った(日本人)選手がいなかったから、選ばざるをえなかった」と説明。日本代表のレギュラーであるFC東京・長友を差し置いて、20歳のジウトン(新潟)を選んだ。左サイドバックについては、日本代表の岡田監督も「左利きのスペシャリストが欲しい」と望んでいるだけに、今後の強化ポジションとなる。
[ 2009年07月07日 ]

昨年は新井場を選出した指揮官であるが、今年は新潟の若きブラジル人に左サイドを任せることとなった。
コメントにあるようにJリーグには代表する左SBがおらぬ事が問題なのである。
日本代表に至っては都並、相馬以来人材がおらぬ。
思い起こせば、ドーハも都並が負傷し代役がおらなんだ故に悲劇に繋がったとも言えよう。
こうもあからさまな弱点を持っておれば、日本が国際大会で結果を出せぬのも納得である。
ここは、宮崎や石神にはチャンスである。
特に今季はセレッソで左ウィングとしてフル出場を続ける石神は、本来左利きの左SBである。
フィジカル・レフティの異名を持ち、上下動には定評がある。
J2故、選出はならなかったが、注目の選手では無かろうか。
日本の救世主としてピッチに立つのも近かろう。