鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

日本代表・柴崎岳、先を見据えてやりたい

2015年01月06日 | Weblog
柴崎、アギーレJ合宿地到着「部屋でトレーニングはしていた」

会見に臨む、インフルエンザで出遅れた柴崎=セスノック(撮影・中井誠)

 日本代表合宿(6日、豪州・セスノック)柴崎はセスノック到着後に取材に応じ「自分のやるべきことをしっかりやっていく」と巻き返しの思いを口にした。日中は30度以上になる暑さへの適応などで、出遅れた影響はあるが「長い戦いになる。先を見据えてやりたい」と語った。

 元日の朝に発熱したが、以前から体調は良くなかったという。国内で回復を待つ間も「部屋でできるトレーニングはしていた」そうで、チームが休養日だったこの日も同じく体調不良で出遅れている豊田(鳥栖)と軽めに調整した。(共同)

柴崎がインフルから復帰、離脱者出さぬよう体調管理に躍起

柴崎岳(写真左)とともに会見に臨む、日本サッカー協会の西沢和剛・コミュニケーション部長=6日、豪・セスノック(中井誠撮影)

 柴崎が合流するのは6日ぶり。「熱も下がって体調が良くなったので、徐々に体を動かしていきたい。焦りは特にない。試合に向けてしっかり調整できると思う」と回復ぶりをアピールした。

 柴崎は1日にインフルエンザと診断され、豪州へ移動した際には豊田も不調を訴えていた。

 日本協会では、昨年11月の親善試合の際にインフルエンザの予防接種を実施。今回も柴崎の診断を受け、すぐに予防目的で治療薬を飲ませるなど、蔓延(まんえん)を防ぐための措置を講じた。現在も毎朝問診を行い、体内の水分量をチェック。一方で、暑さの中でもエアコンの使用を極力控えるなど環境への適応力も高めている。霜田強化担当技術委員長は「順調に汗腺も開いてきているし、汗も出てきている」と調整に自信をみせる。

 4、5両日には練習試合を行い、同委員長が「各選手が計90分間プレーすることが目的だった」と話すように、多くの選手が課題を達成した。決勝まで進めば、31日までの長丁場となる。日本とは季節が反対の中で戦い抜くには、全員が万全な状態で本番を迎えることが重要となる。(小川寛太)




豪州特着後に取材を受けた日本代表の柴崎岳である。
長丁場のアジア杯、インフルエンザで出遅れたとしても、必ずや機会があるはず。
岳の運動量とパスで相手を切り裂くのだ。
楽しみにしておる。

さらば、前野

2015年01月06日 | Weblog
前野貴徳選手がアルビレックス新潟に完全移籍
2015年01月06日(火)

標記の通り、前野 貴徳選手がアルビレックス新潟に完全移籍することとなりましたので、お知らせいたします。

<選手プロフィール>
■選手名: 前野 貴徳(まえの・たかのり)
■生まれ: 1988年4月14日、愛媛県出身
■サイズ: 170センチ、63キロ
■ポジション: DF

■経 歴: ※カッコ内は加入年
愛媛FCジュニアユース-愛媛FCユース-立命館大学-愛媛FC(2011)-鹿島アントラーズ(2013~)

■公式戦成績:
J1リーグ通算 22試合0得点
J2リーグ通算 74試合5得点
ナビスコカップ通算 5試合0得点
天皇杯通算 5試合0得点(鹿島では1試合0得点)

■前野選手コメント
「2年という短い間でしたが、本当にお世話になりました。苦楽を共にしたチームメイト、クラブ関係者、そして温かい声援を送り続けてくださったサポーターの皆さまには、感謝の言葉しかありません。もっと試合に出場してチームに貢献したかったという悔しさはありますが、このクラブでサッカーができたことは自分のサッカー人生において大きなプラスとなりました。この経験を自分の力に変え、新天地での挑戦につなげたいと思います。本当にありがとうございました」

鹿島アントラーズから前野 貴徳選手 完全移籍加入のお知らせ
いつもアルビレックス新潟に温かいご声援をいただきまして、誠にありがとうございます。当クラブでは、鹿島アントラーズより、前野貴徳選手(26)の完全移籍加入が決定いたしましたので、お知らせいたします。

前野 貴徳 選手 MAENO Takanori
■ポジション
DF

■生年月日
1988年4月14日(26歳)

■身長/体重
170cm/63kg

■出身地
愛媛県

■経歴
愛媛FCユース→立命館大→愛媛FC→鹿島アントラーズ

■代表歴
U-18日本代表

■出場記録
J1リーグ通算:22試合出場0得点、J2リーグ通算:74試合出場5得点、
カップ戦通算:5試合出場0得点、天皇杯通算:5試合出場0得点

■コメント
このたび、アルビレックス新潟に加入できたことを大変嬉しく思います。地元との関係が深く、サポーターの皆さまからも愛されているクラブという印象がありますので、自分も誇りを持って日々の練習や試合に臨みたいと考えています。
1日も早くデンカビッグスワンスタジアムのピッチに立てるよう、そして皆さまの声援に結果で応えられるよう、常に全力で戦いますので応援のほどよろしくお願いします。




昨年末に報じられておったように、前野が新潟へ移籍。
これは少々寂しい。
2013年シーズンに左SBとして愛媛より移籍してきた前野は、シーズン中盤までは起用されておったが、この年の終盤には出場機会を失っておった。
翌年の2014年シーズンは選手会長として挑むも、公式戦3試合の出場に留まっておった。
年齢的にも出場機会は重要であり、ここで移籍を決断するのも致し方のないところ。
前野の魅力は鋭い上がりと左足。
この攻撃力は他に類を見ないものと言えよう。
是非とも更なる磨きをかけ、左サイドは前野貴徳と評判になって欲しいところ。
対戦を楽しみにしておる。

つくばジュニア、バーモントカップ優勝

2015年01月06日 | Weblog
2015年01月06日(火)


本日行われたバーモントカップ決勝で、つくばジュニアが江南南に6-3で勝利し、初優勝を飾りました。




バーモントカップにて優勝を飾ったつくばジュニアである。
小学生年代も勝利を掴み、育成年代の結果が出ておる。
これは素晴らしい。
育成の鹿島として世界を席巻していこうではないか。
楽しみにしておる。

鈴木隆雅、栃木より復帰

2015年01月06日 | Weblog
鈴木隆雅選手の復帰について
2015年01月06日(火)

標記の通り、栃木SCに期限付き移籍をしておりました鈴木 隆雅選手が、契約期間満了に伴い、今季より鹿島アントラーズに復帰することとなりましたのでお知らせいたします。

<選手プロフィール>
■選手名: 鈴木 隆雅(すずき・りゅうが)
■生まれ: 1994年2月28日、宮城県出身
■サイズ: 180センチ、68キロ
■ポジション: DF
■経歴:
マリソル松島SSS-FCみやぎバルセロナジュニアユース-鹿島アントラーズユースー鹿島アントラーズ(2012)-ジェフユナイテッド市原・千葉(2013.7)-栃木SC(2014)

■公式戦成績
J2リーグ通算 12試合0得点
天皇杯通算 2試合0得点(鹿島では1試合0得点)

■鈴木選手コメント
「アカデミー時代からお世話になっているアントラーズに戻れたことを大変嬉しく思います。過去2年間、期限付き移籍という形で挑戦の場を与えてくださったジェフユナイテッド千葉と栃木SCへの感謝の気持ちを忘れず、ピッチでしっかりと自分を表現していきたいと考えています。愛するアントラーズのチームの一員であるという誇りを胸に、タイトル獲得に貢献できるよう気持ちを込めて戦いますので、応援のほどよろしくお願いします」




2シーズンぶりに鹿島に復帰する鈴木隆雅である。
ユース出身の逸材が鹿島のユニを再び着るのは嬉しい。
U-17W杯では背番号10を背負い、植田と共に戦った実績を持つものの、プロとしては今一歩の活躍である。
しかしながら、プロ初年の2012年PSM水戸戦ではジョルジーニョ監督に左SBとして先発起用された過去を持つ。
潜在能力は並々ならぬものがある。
高さ、速さ、キック力を持つレフティの覚醒を楽しみにしておる。

U-18日本代表 バレンティン・グラナトキン国際フットボールトーナメント U-17ロシア戦

2015年01月06日 | Weblog
U-18日本代表、U-17ロシアに快勝し大会初勝利
2015年01月06日



U-18日本代表、U-17ロシアに快勝し大会初勝利

第27回バレンティン・グラナトキン国際フットボールトーナメント 1次リーグ第2戦
2015年1月5日(月) キックオフ 14:15 試合時間90分 (45分ハーフ)
Peterburgsky SCC (ロシア/サンクトペテルブルグ)
U-17ロシア代表 1-3(前半0-1、後半1-2) U-18日本代表
得点
39分 岸本武流 (日本)
55分 小川航基 (日本)
57分 失点(PK)(ロシア)
71分 野田裕喜(日本)

スターティングメンバー
GK: 阿部航斗
DF: 藤谷壮、野田裕喜、中山雄太、浦田樹
MF: 小林颯、坂井大将、森島司、久保田和音
FW: 小川航基、岸本武流

サブメンバー
GK: 小島亨介
DF: 板倉滉、庄司朋乃也
MF: 三好康児、長沼洋一、佐々木匠
FW: 杉森考起

交代
60分 岸本武流 → 杉森孝起
73分 浦田樹 → 佐々木匠
84分 藤谷壮 → 庄司朋乃也

ベストプレーヤー賞 (※毎試合各チームから1名が選出)  小川航基 選手
警告・退場  なし



マッチレポート
1次リーグ第2戦の相手はU-17ロシア代表。当初はアルバニア代表が今大会に参加予定でしたが、参加辞退となったため、年齢が1歳下のU-17ロシア代表が急きょ大会に参加し対戦することになりました。
この試合に引き分けるか勝利すれば1次リーグ2位通過が決まる日本は、ツートップに入った小川選手と岸本選手が、試合序盤から相手の裏のスペースやボールサイドでボールを受けて攻撃の起点となり、中盤に入った久保田選手と小林選手が攻撃に加わってシュートの形を何度もつくります。また、セットプレーでもチャンスをつくり、ゴール前でのフリーキックでは浦田選手が鋭いシュートで直接ゴールを狙いますが、これは相手ゴールキーパーに防がれます。それでも攻め続ける日本は39分、右サイドからのコーナーキックでファーサイドに流れたボールを小川選手がニアサイドに折り返し、これを岸本選手がヘディングで決めて日本が先制。日本が1-0のリードで前半を折り返します。
後半は開始早々からロシアが前線からプレスをかけてきますが、日本はボールを失わずにパスをつないで相手の裏のスペースにボールを配給し、岸本選手や久保田選手がシュート放ち追加点を奪いにいきます。
そして追加点は55分、右サイドから藤谷選手が早めにクロスボールをゴール前に送ると、これを小川選手がヘディングで決めて2-0とします。しかし日本は57分に不用意なファウルでペナルティキックを献上し、これを決められ2-1となります。
それでも日本は追加点を奪いに攻め続けると、71分にはセットプレーの流れから左サイドで久保田選手がボールを受けゴール前にクロスボールを送ると、これに野田選手が飛び込み追加点を奪います。その後も日本は、ピンチを招くこともなく何度も攻撃のチャンスを作りましたが、追加点は奪えず試合は3-1で終了。日本は1次リーグを2位で通過し、2次リーグではスロバキアとフィンランドと対戦することになりました。

選手コメント
野田裕喜 選手 (大津高校)
今日の試合では、アゼルバイジャン戦で出た課題を意識してプレーしました。3得点取れたのは良かった事ですが、失点してしまったので次の試合でまた修正したいと思います。残りの3試合、犠牲心を持ってチームの勝利に貢献出来るように頑張りたいと思います。

小林颯 選手 (四日市中央工業高校)
ロシア遠征に招集され、嬉しく思っています。今日の試合ではスタートから出させてもらい、日本の国歌が流れた時にすごく気が引き締まりました。今日の試合ではチームが一つになり、しっかり勝てたので、残り3試合も結果を残して日本に帰りたいと思います。

久保田和音 選手 (大阪桐蔭高校)
今日はロシアU-17代表との試合でした。内容はセットプレーとサイドからの攻撃で3得点する事が出来ましたが、まだまだラストパスの精度であったり、フィニッシュの精度が低かったです。個人的にもひとつひとつのパスの精度や動きながらのプレーをするところで課題が見えたので、少しでも修正して次の2次リーグに向けて頑張りたいと思います。



今後の試合予定
1月7日(水) 14:15 vs スロバキア (Peterburgsky SCC)
1月8日(木) 14:15 vs フィンランド (Peterburgsky SCC)
1月11日(日) 順位決定戦

スケジュール
1月1日(木) PM トレーニング
1月2日(金) AM/PM トレーニング(Peterburgsky SCC/SC Zenit)
第27回バレンティン・グラナトキン国際フットボールトーナメント
1月3日(土) 0-1 1次リーグ第1戦 vs アゼルバイジャン (Peterburgsky SCC)
18:30 開会式
1月4日(日) AM トレーニング (Peterburgsky SCC/SC Zenit)
1月5日(月) 3-1 1次リーグ第2戦 U-17ロシア代表 (Peterburgsky SCC)
1月6日(火) AM トレーニング (Peterburgsky SCC/SC Zenit)
1月7日(水) 14:15 2次リーグ第1戦 vs スロバキア (Peterburgsky SCC)
1月8日(木) 14:15 2次リーグ第2戦 vs フィンランド (Peterburgsky SCC)
1月9日(金) AM トレーニング (Peterburgsky SCC/SC Zenit)
1月10日(土) AM トレーニング (Peterburgsky SCC/SC Zenit)
1月11日(日) TBC 順位決定戦
21:00 閉会式
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

第27回バレンティン・グラナトキン国際フットボールトーナメント参加国
  グループA:ロシア、リトアニア、モルドバ
  グループB:ベラルーシ、エストニア、ラトビア
  グループC:ブルガリア、スロベニア、カザフスタン
  グループD:スロバキア、サンクトペテルブルグ、ギリシャ
  グループE:モスクワ、韓国、フィンランド
  グループF:日本、U-17ロシア代表、アゼルバイジャン




バレンティン・グラナトキン国際フットボールトーナメントにてU-17ロシア代表と対戦したU-18日本代表である。
久保田和音くんは左サイドのMFとして先発フル出場を果たした。
積極果敢にシュートを放った様子。
試合後のコメントではプレイ精度に苦言を呈しておる。
練習に励み、課題を克服するのだ。
成長を楽しみにしておる。

仙台・野沢、契約更新

2015年01月06日 | Weblog
野沢拓也選手 契約更新のお知らせ
ベガルタ仙台では、下記の選手と2015シーズンの契約を更新いたしましたのでお知らせいたします。

◆野沢 拓也(のざわ たくや)選手
【 背番号 】 8番
【ポジション】 MF
【生年月日】 1981年8月12日
【身長体重】 176cm / 70kg
【 出身地 】 茨城県
【出場記録】 2014年J1:16試合出場2得点 カップ戦:出場なし 天皇杯:出場なし ※仙台での記録のみ




仙台と契約を更新した野沢である。
これにて2015年シーズンも野沢が攻撃のタクトを振るうこととなる。
これは恐ろしい相手と言えよう。
仙台との対戦、気を引き締めて挑みたい。

日本代表・柴崎岳、チームとして結果も内容もいいものにしていけるようにしたい

2015年01月06日 | Weblog
柴崎、インフル回復で合流。自身初の国際大会へ「特別な思いはある」
2015年01月06日(火)12時47分配信
photo Getty Images


柴崎岳【写真:Getty Images】

 日本代表MF柴崎岳が6日、アジア杯が行われるオーストラリアに到着し、合宿に合流した。

 柴崎は、12月29日からスタートした国内合宿に参加したものの、インフルエンザを発症したことで日本での待機を命じられていたが、回復したためにチームへ復帰した。

 オーストラリア到着後に報道陣の取材に応じた柴崎は、4日遅れでのオーストラリア入りとなったことについて「しっかりとチームの雰囲気にマッチして、いい形で入れればいいかなと思う」とで遅れを取り戻す意欲を示した。

 インフルエンザから回復して間もないため、コンディションが懸念されるが、「熱は下がったのはすぐだったので、動かせる範囲で徐々に部屋の中でもやれる範囲のことはやっていた」と待機中も体調を管理できていたことを強調。

「トレーナーとコンディショニングを調整しながらやっていけると思う」と現地の環境への適応に自信を見せた。

 とはいえ、オーストラリアは日本とは逆の真夏のため、運動量にも影響が出る可能性はある。

 それでも、「相手よりも走力で上回ることは非常に大事だと思う」とした上で「どういった類の運動量を出すかにもよる。高校サッカーではないので、何も考えずに走るというのはしなくてもいい」と“質より量”で走り勝つことの重要性を説いた。

 そして、自身初となるA代表でトーナメントに向けて「特別な思いはある。チームとして結果も内容もいいものにしていけるようにしたい」と優勝への思いをのぞかせ、「個人としてもいろんな経験を積みながら、やっていきたいと思う」と自らの成長も誓った。

【了】




豪州に到着し日本代表チームに合流した柴崎岳である。
チーム離脱中も体調の管理を徹底していたとのこと。
冬から夏、シーズンが逆の豪州にてどれだけ出来るかが注目となる。
岳の活躍に期待大である。

ケルン・大迫、言われていることだけをするようなら俺じゃないと思う

2015年01月06日 | Weblog
代表を落選、クラブでは悪戦苦闘。
それでも大迫勇也は「迎合」しない。

ミムラユウスケ = 文
text by Yusuke Mimura
photograph by AFLO
2015/01/06 10:40

 果たして、誰が想像出来たのだろうか。2部ブンデスリーガ優勝を果たして、昇格したばかりのケルンに加わった大迫勇也が立たされている苦境を。

 W杯が終わった直後、ケルンでの新たな生活をスタートさせる前に大迫はこう話していた。

「ゴール前でシュートまで確実に持って行ける選手にならないといけないし、そこで決める確率をもっと上げないといけない。だから、求められるのは個だよね。そこを上げていくしか、先には進めないと思う」

 大迫はブンデスリーガの前半戦を終えた時点で、第2節のシュツットガルト戦で決めたわずか1ゴールのみ。スタメンに抜擢されたのは6試合に留まり、ベンチ入りメンバーから外れたこともある。そして11月29日のレバークーゼン戦で途中出場して以降は、12月20日のヴォルフスブルク戦に後半38分から出場しただけだ。

 しかも1トップの位置で起用されるチャンスは少なく、多くの試合でトップ下の位置で起用されてきた。

 一体、何が起きているのだろうか。

大迫「説明はいらないから」

 10月30日、ケルンの練習場を訪れた。

 まず、ベンチ入りメンバーからも外れる際には監督から説明があるのか、あるいはその理由などについて、監督のもとに聞きに行くことはあるのかとたずねるとこんな答えが返ってきた。

「いや、説明はいらないから。変な説明をされても嫌じゃない? やるしかない。成長できるでしょ、ここで頑張れば」

 ごく自然な答えだ。むしろ、野性味あふれるストライカーらしさのある答えにも思えた。

 ただ、起用されるポジションについてはどうだろうか。

確かに大迫は、器用さを持ち合わせてはいるが……。

 確かに、大迫は“それなりに”パスは出せる。逆に、現在フォワードとして出場することが多いウチャは他のポジションで起用されるイメージがわくほどに器用な選手ではない。その代わり、彼は現在のチームの一番手のフォワードとしてケルンの中で最多となる6ゴールを決めている。ファンからの人気もあり、彼がスタメンから外れたときにはファンが彼の出場を求める「ウチャコール」がわきあがったりもする。

 大迫がウチャと比べて能力が大きく劣っているわけでもないのにもかかわらず、トップ下のポジションを甘んじて受け入れるようでは、損ではないのか。そう問うと、大迫はこう答えた。

「前でやりたいけど、それは監督が決めることだからね。みんながやりたいポジションを出来るわけじゃないし。それに、一つのポジションしか出来ないというのも選手としてはもったいないから」

 しかし、ゴール前の強さを身につけるといって海を渡った選手が、高校サッカーの歴史では日本人の誰よりも多くのゴールを記録した選手が、本来のポジションではないところで起用される状況をやすやすと受けいれるのは不思議でならなかった。その点について、大迫にさらに問いかけると、さすがに声を荒げてこう返した。

「もちろん、やりたいのは一番前(のポジション)だよ! そこがやりたい。でも、それは前提として、今はそうではないということ」

スペースを突く動きは評価されず。

 実は、大迫が1トップのポジションでスタメン、フル出場を果たした試合が1試合だけある。

 11月2日のフライブルク戦だ。この試合では2度の決定機をつかんだが、いずれもシュートはゴールのわずか横に外れた。しかしそれ以上に目立ったのは、相手サイドバックの裏のスペースをつくような動きだった。

「(試合前の)ミーティングからそれを求められていたので」

 試合後に大迫はそう明かしていたが、地元メディアはそうした役割については考慮せず、翌日のビルト紙などは最低評価となる6点(1点が最高で、6点が最低)をつけていた。

 そして、この試合以降、大迫は一度もスタメンでプレーするチャンスは与えられていない。

再びケルンの練習場をたずねることにした。

 シーズン前半戦も残り1試合となった12月17日、マインツとのホームゲーム翌日にケルンの練習場を再びたずねることにした。

 早朝から降り続く雨の中で、グラウンドはぬかるんでいる。前日の試合に出場しなかった選手、出場時間の短い選手たちがトレーニングに励んでいた。もちろん、前日の試合ではベンチ入りしながらも出番のなかった大迫の姿もそこにはあった。

 少ない人数で行なわれた5対5のミニゲームでは、チームメイトとのぶつかり合いにもひるまず、力強くシュートに行く姿も見られた。練習の始まる前や終わった直後には、仲間たちと談笑している。暗い表情をうかべることも、不満な態度をとるような様子はまったく見られない。

 練習が終わり、グラウンドから引きあげる大迫に声をかけた。ミニゲームでの力強いプレーについては「今日は地面が滑るし、難しかったけどね。気をつけているのは球際の勝負の部分かな」と答える。

「使い勝手のいい選手になってるんじゃないか」

 0-0で終わった前日のマインツ戦では、ケルンは交代枠を2つも残したまま試合が終わっていた。ホームゲームで引き分けの状態でも声がかからない状況も、我慢して受け入れないといけないと考えているのだろうか。

「我慢のしすぎも良くないけど……今は使い勝手の良い選手になっているから。そこをどう変えていくかが大事。前半戦が終わったら、もう1回、チームを作る時間があるから。そこでしっかりと、やれることをやっていくいことが一番かなと思っていますけどね」

 リラックスした表情で、大迫はそう語った。しかし、10月には決して自ら「使い勝手の良い選手」だとは認めることもなかった。一体、ここまでの間にどんなことを考え、悩み、そう語るまでになったのだろうか。その理由をたずねると、ゆっくりと話し始めた。

「うーん……どうなんだろうね。あのときも葛藤がありましたよ、使い勝手のいい選手になっているんじゃないか、と。代理人とも色々と話したし、他にも色々な人と話してきた。ただ、あのときはまず試合に出ることが一番だったから。試合に出てはじめて、吸収できることがあるし。

『今は試合に出られないのが一番良くない』と言われて、そうだと思っていたし。ただ、そこから徐々に徐々に、少しずつ、自分のやるべきことを考えていったら、やっぱり、自分に求められるのはゴール前(の仕事)だから」

大迫「アジアカップが全てじゃないし」

 守備的な戦いに終始しているチームの課題については、こんな風に分析する。

「前がかりになって、(相手のカウンター時に)数的同数になったら守れないから、そこを気にしてやっていると思います。ただ、点を獲らないとやっぱり勝てないのでね」

 そして、自分の役割については迷うことなくこう答えた。

「もっと周り(の選手)に要求することが大事かな。もちろん、今もしているけど、まだまだ足りないと思うから。特に、ゴール前にいるときはもっともっと要求していかないとね」

 日本代表には9月の試合以来招集されず、アジアカップのメンバーからも外れたことについても、悲観してはいない。

「しょうがないでしょう。アジアカップが全てじゃないし。逆に、良かったのかなとポジティブにとらえているけどね。チームで色々とやれる時間があるわけだから」

 日本代表がアジアカップに向けて準備を本格化させるころ、ケルンはウインターブレイクを終えてシーズン後半戦に向けての新たなスタートを切る。1月5日に練習が始まり、1月8日から18日までアメリカのフロリダ州でキャンプを張り、後半戦の躍進を目指している。

チームは攻撃的なMFを獲得リストの最優先に。

 11位で前半戦を折り返したケルンの首脳陣は、得点力不足の解消のために冬の移籍期間に新たな選手の獲得を目指していると地元メディアは一様に報じている。ただ、フォワードではなく、攻撃的なミッドフィルダーのポジションの選手の獲得が最優先されるようだ。また、現在の4-1-4-1や4-2-3-1を基本としたフォーメーションも変わる可能性が十分にあるとビルト紙は指摘している。

 そんなウインターブレイクを前に、大迫について問われたシュテーガー監督はこう話した。

「彼が新たなスタートを切るための時間を我々はこれから与えるつもりだ」

 もちろん、現状を変えるのは決して簡単ではない。ただ、試行錯誤した末に、大迫がゴール前でストライカーとして勝負したいという結論に達した意味は決して小さくはない。

「言われたことをやるだけなら、俺じゃない」

 2014年W杯を直後に控えた昨シーズンのこと。「チームのやり方に慣れないといけない」とか、「監督の求めるものに応えていきたい」と、日本代表のレギュラーポジションをとっていない選手の多くが語っているかたわら、自分の特長や良さをピッチで表現していく必要性を大迫はくり返し説いていた。

 多くの選手とは異なり、自分の良さをチームに還元する必要性を説く理由について彼がこう語っていたことを思い出した。

「言われていることだけをするようなら俺じゃないと思う。それだけでは選手の特長がなくなりそうな気がするし、言われたことだけをやるのなら誰にでも出来るでしょう」

 冬の移籍市場で新たな選手を獲得するといっても、シュテーガー監督が守備的な戦い方を選んでいる以上、ケルンの得点力不足を解消するのは容易ではないだろう。

 それでも――。

 腐ることも、不満をぶちまけることもない。それでいて自分の良さをチームに還元することでチームの力になろうと考えられる大迫からは、何かをやってのけそうな気配が漂ってくるのだ。




ケルンの大迫の現状を取材したNumberWEBのミムラ氏である。
大迫の考えが伝わってくる。
確かに今の立ち位置は芳しくない。
しかしながら、そこから逃げるつもりはなく、立ち向かっていく姿勢が感じられる。
ここは、鹿島への帰還を望む気持ちをグッと抑え、欧州でのチャレンジを応援したい。
大迫活躍の報を待っておる。

日本代表・昌子源、世界に通じるストッパーの系譜

2015年01月06日 | Weblog
吉田二世だ! 昌子が練習試合での得点に「ごっつぁん。あざーっす!」
声を出して最終ラインからけん引

 アジアカップ連覇に挑む日本代表は5日、オーストラリアのセスノックで地元クラブのランブトン・ジャファスと30分ハーフの試合を行い、7-0で勝利した。DF昌子源(鹿島)は先発フル出場。後半4分にゴールも決め、自分の色を出した。

 練習試合ながら対外試合で“代表初勝利”を挙げたストッパーはテンションを上げていた。

「ごっつぁんです、ごっつぁん。ごっつぁん、頂きました。コーナーで麻也さんのボレーシュートをGKが弾いてちょうど自分のところに来たから、あざーっす!みたいな」

 DF吉田麻也(サウサンプトン)は元日、イングランドでアーセナル戦に途中出場していたため、4日のオークランド・シティ戦は欠場した。この日、その吉田とセンターバックでコンビを組んだ新鋭は、抜け目なくこぼれ球を押し込んだ。報道陣に「ごっつぁん」を3連発すると、最後はお笑い芸人・山崎弘也のトレードマーク「あざーっす」で締めくくった。

 ゴール前での嗅覚、そして、このノリは麻也二世と呼ぶべきか。代表のムードメーカーの吉田と似た空気感をオーストラリアで醸していた。

 相手は地元クラブで、60分間の変則マッチとはいえ、ハビエル・アギーレ監督の「ディフェンスは必ずゼロで終えろ!」という要求通りに無失点で乗り切った。

「代表ではなかなか試合に出れていないし、こういうところがアピールする場かなと。60分でしたけど、しっかりできたと思う」

 守備面でも手応えを口にしている。もう1つのテーマもあったという。

「自分の中で60分間切らさずに声を出そうと意識していた。うまいこと僕と麻也さんと周作さんを中心に声を掛けながらできた。麻也さんとか、今さんとか、真司君とかに、“昌子、しゃべって、俺ら動かして”って言われたんで。ディフェンスはどっちもが声を出さなきゃいけない。僕も麻也さんもしっかり出せていたと思う」

 今野や吉田、香川という大先輩に気後れせず指示を出せる強心臓も吉田との共通点と言えるだろう。優秀なストッパー不足はJリーグのみならず、世界的な傾向でもある。中澤佑二(横浜)、田中マルクス闘莉王(名古屋)という世界に通じるストッパーの系譜を吉田で絶やすわけにいかない。昌子がこのまま順調に成長すれば、日本サッカー界に大きな朗報となる。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web




日本代表の練習試合について記すSoccer Magazine ZONE webである。
源について「強心臓」と評する。
強いメンタルと的確なコーチング、そして明るいキャラクター。
これは素晴らしい選手であると、日本代表に選出されてから注目した者は思うであろう。
源の成長は今後の日本サッカー界にとってとても重要である。
期待しておる。

ジネイ、典型的なボックスタイプのストライカー

2015年01月06日 | Weblog
大物!? 鹿島アントラーズが獲得したジネイってどんな選手?
2015/01/06 00:00
編集:編集部H


J1・鹿島アントラーズは5日、ヴィトーリアのブラジル人FWジネイを完全移籍で獲得したことを発表した。

兼ねてより噂されようやく決まった形であるが、松本山雅に加入し話題となったオビナ同様、こちらのジネイもなかなかの大物と言っていいだろう。

遅咲きのストライカー

テウマリオ・ジ・アラウージョ・サクラメント(Telmário de Araújo Sacramento)、通称ジネイ(Dinei)は1983年11月11日生まれの現在31歳。

デビュー当時にはパラナ州の名門アトレチコ・パラナエンセに所属しているが、若い頃はローンでクラブを転々とする目立たない存在であった。

2008年にようやくヴィトーリアで頭角を表すと、スペインへ渡り2部のセルタで10ゴールを記録。しかし翌シーズン、1部のテネリフェで無得点に終わり、国内復帰後も名門パウメイラスで全く活躍できなかった。

2012年に2部へ落ちていたヴィトーリアへ復帰するが、チームは昇格に成功したもののジネイは僅か2得点。この時点で星の数ほどいるブラジル人FWの1人に過ぎなかったのだが、翌2013年、1部で突然爆発する。

この年、ヴィトーリア(※)は元鹿島レナト・カジャ、元浦和エスクデロ・セルヒオの従兄弟で元アルゼンチン・ユース代表ダミアン・エスクデロ、あのリオネル・メッシの従兄弟マクシ・ビアンクッチらで強力な攻撃陣を形成。

その最前線に君臨したジネイは、2013年のブラジル全国選手権で次点となる16ゴールを記録して5位躍進の原動力となり、30歳にして全国区の選手へと上り詰めたのだった。


※同チームには後に鹿島へ移籍するルイス・アルベルト、今年甲府に加入したウィリアム・エンリケも在籍

ブラジル屈指のゴールゲッター

ここからはジネイのプレースタイルを見ていこう。

186cmと長身だが、アイドルはブラジルのレジェンド、ロマーリオとのことでカウンターに抜け出したり、サイドからのクロスに合わせるのを得意とする典型的なボックスタイプのストライカーだ。

松本山雅に加入したオビナは「エトー以上」のフレーズが話題を集めたが、ジネイもポルトガル語版のwikipediaでは"Dineiwandowski", "Didinei Drogba"が愛称と紹介されている。これは明らかに誇張であるが、長身の点取り屋であることを端的に示していると言えよう。
しかし、長身だが体の線がやや細く、足元に収める能力こそ高いものの、自らボールを持ち運ぶことはあまりないため何となく頼りない印象があるのも事実だ。

それでもシュートは強烈で、ペナルティーエリア内のポジション取り、マークを外す動きは秀逸。特にクロスを打点の高いヘッドや、長い脚を巧みに操りダイレクトで合わせるのが抜群に上手く、その高い決定力によりブラジル最高峰の全国選手権で16ゴールを記録したのである。

鹿島での展望は

代表経験はないが2013年のパフォーマンスはその候補に挙げられてもおかしくないだけの活躍ぶりであった。そんなジネイだが昨年は9ゴールに終わり、チームも17位で2部降格。果たして日本で期待通りの働きを見せられるのだろうか?

今年32歳になるが、年齢的な面はプレースタイルを考慮するとさほど心配しなくていいだろう。一方でチーム状態や周りの出来に左右されやすいことは、コンスタントに結果を残していない過去からも分かる。Jリーグによくある、「攻撃はブラジル人にお任せ!」というスタイルで彼を成功に導くことは難しい。

しかし、もし鹿島が彼の長所を理解したうえで余分な負担を軽減し、周りがペナルティーエリアまで運ぶ回数を増やせれば、ブラジル国内でも屈指の決定力でもゴールを量産する可能性は高い。

Jリーグ勢が長く低迷するACLの躍進には、彼の活躍にかかっているといっても言い過ぎではないだろう。




ジネイについて記すQOLY誌である。
ジネイの特徴が伝わってくる。
単独突破で結果を出すFWではない様子。
単なる放り込み要員でも無い。
中盤を作り、正確なラストパスを決めてくれるのではなかろうか。
高い決定力は魅力と言えよう。
多くのチャンスを作り、ジネイが決めてくれることを望む。
楽しみである。

柳沢コーチ、伝統を知る者

2015年01月06日 | Weblog
柳沢氏「経験生かす」古巣鹿島コーチ就任
 鹿島は5日、昨季限りで引退した元日本代表FWの柳沢敦氏(37=仙台)が今季からトップチームのコーチに就任すると発表した。関係者によると、仙台から強化部スカウトなどフロント入りの要請を受けていたが、かねて指導者への道を希望。富山第一高卒業後の96年からイタリア挑戦を経て07年まで在籍した古巣からのオファーを選んだという。

 柳沢氏は「まずは約8年ぶりに鹿島の一員になれたことに大きな喜びを感じています」とコメントした。19年間の選手生活で得たものを後進に伝えるべく「立場や役割は大きく変わりますが、チームに貢献したいという気持ちは何ひとつ変わりません。今までの経験を生かし、コーチとして全力でチームをサポートしていきたい」とコメントした。
 [2015年1月6日7時3分 紙面から]

昨季で現役引退の柳沢氏、今季は古巣・鹿島コーチに就任

昨季限りで現役引退した元日本代表FW柳沢敦氏
Photo By スポニチ


 昨季限りで現役引退した元日本代表FW柳沢敦氏(37)が鹿島のトップチームコーチに就任することが発表された。

 チームを通じ「約8年ぶりに鹿島アントラーズの一員になれたことに大きな喜びを感じています。プロとして第一歩を踏み出したクラブに戻り、指導者として新たなキャリアをスタートできることを大変光栄に思います」とコメント。柳沢氏は96年に鹿島に入団、02年と06年W杯に出場した。
[ 2015年1月6日 06:25 ]

【鹿島】柳沢、コーチで8年ぶり古巣復帰
2015年1月6日6時0分 スポーツ報知

 鹿島は5日、クラブOBで、元日本代表FWの柳沢敦(37)が今季からトップチームのコーチに就任すると発表した。柳沢は昨季限りで現役を引退。最終所属先となった仙台からもポストを用意されたが、現役時代最多の10シーズンを過ごした古巣鹿島で、指導者の第一歩を踏み出すことになった。07年以来、8年ぶりに立場を変えて鹿島に復帰する。

 大きな役割を担う。近年、DF内田(シャルケ04)、FW大迫(1FCケルン)ら若手の海外移籍が相次ぎ、「ジーコ・スピリット」を継承していくには難しい時代。そこで「伝統を知る人をコーチに置き、継承させたい」(鈴木満常務)の狙いで白羽の矢を立てた。FW育成のほか、伝統継承も柳沢コーチに託される。

柳沢さん鹿島コーチに 射水出身・サッカー元日本代表
北日本新聞 1月6日(火)0時19分配信


現役生活を振り返る柳沢さん(右)と長峰元監督=県庁

 射水市出身のサッカー元日本代表で、昨季限りで現役引退した元J1ベガルタ仙台FWの柳沢敦さん(37)が今季からJ1鹿島アントラーズのトップチームコーチに就任する。5日、仙台と鹿島がそれぞれ発表した。鹿島は13日に新体制で始動する。

 柳沢さんは富山第一高校から1996年に鹿島に入団。2003~06年にはイタリア1部リーグ(セリエA)でプレーした。06年に鹿島に復帰し、08年から京都サンガ、11年から仙台に所属。02年日韓、06年ドイツ両W杯に出場し、日本代表で58試合17得点を挙げた。02年には県功労者表彰と北日本新聞文化賞特別賞を受けた。

 鹿島は昨季、優勝争いに絡む3位だった。柳沢さんは「(選手と)役割は大きく変わるがチームに貢献したい気持ちは何一つ変わらない。経験を生かし、全力でチームをサポートしたい」とコメントした。

■「県民に力与えたい」 県庁訪問

 柳沢敦さんは5日、県庁を訪れ、石井知事と懇談した。プロ生活19年間について「地元富山で培ったものがあったから通用した」と振り返り、今後について「県民に大きな力を与え続けられる存在でいたい」と述べた。

 高校時代に指導した長峰俊之元富山第一高サッカー部監督が同行。知事は「世界で活躍する柳沢選手はわれわれの誇りであり、元気の源だった」とあいさつ。柳沢さんは「現役時代は体調管理を含めあらゆる面でサッカーのことを考えていた」と振り返った。

 今季からJ3で戦うカターレ富山にも話題が及んだ。知事が「もっと現役を続け、カターレに来てほしかった」と惜しむと、待望論を本人に伝えたという長峰元監督が「サッカーができる環境があればどこでも行くと話していた」と思いを代弁。柳沢さんは「地元にプロクラブがあることはうれしく、もっと上のステージに行ってほしい。現役中は在籍できなかったが常に気になっていた」と明かした。 

北日本新聞社
最終更新:1月6日(火)0時19分




柳沢敦のコーチ就任が報じられておる。
鈴木満常務強化部長は「伝統を知る人をコーチに置き、継承させたい」と語り、この人事の重要性を述べておる。
FWとして日本屈指の実績を残した柳沢に、鹿島にて培った「ジーコ・スピリット」の継承を託すのはとても素晴らしい。
柳沢の指導にて、更に鹿島は伝統を積み重ねることとなろう。
楽しみである。

日本代表・柴崎岳、もう大丈夫です

2015年01月06日 | Weblog
おまたせ!柴崎が全快で豪州へ 原専務理事「元気になっている」
 日本代表合宿(5日、豪州・セスノック)インフルエンザのため日本で静養していたMF柴崎は5日、代表に合流するため成田空港から豪州に出発した。日本協会の原博実専務理事は「インフルは万が一、広がると大変なので。すぐ熱が下がって、ちょっと休めて元気になっている」と説明した。
(紙面から)

柴崎 豪へ出発、練習合流は「監督やスタッフと相談してから」

日本代表に合流するため渡豪する柴崎
Photo By スポニチ


 昨年末にインフルエンザにかかり、国内で静養していた日本代表MF柴崎が5日、成田空港からオーストラリアに出発した。

 すでに国内でトレーニングを再開。「(体調は)もう大丈夫です」と笑顔を見せた。6日はチームが完全休養日。練習合流については「分からない。監督やスタッフと相談してから?そうですね」と慎重だった。
[ 2015年1月6日 05:30 ]




成田空港を立った日本代表の柴崎岳である。
インフルエンザは完治し、すぐにでも練習に合流したそうであるが、スタッフと相談してからになるとのこと。
とはいえ、来週の試合には間に合うであろう。
楽しみである。

日本代表・昌子源、チームを盛り上げるのも自分の役割だと思う

2015年01月06日 | Weblog
昌子 ムードメーカーに名乗り!自慢の声出しで存在感
練習試合 日本7―0ランブトン・ジャッファス (1月5日 セスノック)

 センターバックでフル出場した日本代表DF昌子がムードメーカーに名乗りを上げた。吉田とコンビを組んで完封に貢献。2―0の後半4分には右CKからの吉田のボレーのこぼれ球に反応。左足でゴールに突き刺した。攻守に存在感を示したが、最も目を引いたのが試合を通して出し続けた指示の声。「声を切らさないことをテーマにしていた。周囲をしっかり動かせたと思う」と胸を張った。

 試合後は手倉森コーチから「60分間、よく声が出ていたな」と評価され「僕の喉は120分仕様なので」と返答。「じゃあ24時間出し続けとけ」と返されると「無理です」と即答したが、日本と比べて湿度が低く空気が乾燥している中で「喉のコンディションはばっちり」と問題なしを強調。「大会を勝ち抜くにはラッキーボーイ的な存在が必要。チームを盛り上げるのも自分の役割だと思う」と力を込めた。
[ 2015年1月6日 05:30 ]

【アジア杯】昌子「よっしゃ」練習試合で“日の丸1号”
2015年1月6日6時0分 スポーツ報知

 ◆練習試合 日本代表7―0ランブトン=30分×2=(5日・セスノックスポーツグラウンド)

 アジア杯(9日開幕)連覇に挑むサッカー日本代表は合宿3日目の5日、非公開で地元クラブのランブトンと30分ハーフの練習試合を行い、7―0で勝利した。4日のオークランドシティとの練習試合に出場しなかった選手に加え、MF遠藤保仁(34)=G大阪=、香川真司(25)=ドルトムント=は異例の2日連続先発。メンバー選考中を強調するハビエル・アギーレ監督(56)は、実績ある選手でも特別扱いせずアジアの頂点を目指す。

 昌子が“代表初ゴール”を挙げた。センターバックとしてフル出場。2本目の4分、右CKから相手GKがはじいたところを左足で詰めた。結果を残し「よっしゃ」。試合ごとにヒーローが誕生し、優勝した11年大会をなぞり「ラッキーボーイが出てくることが、チームにとっても大事。誰でもいい。運も味方にして、2、3人出てくれば」と話した。




ラッキーボーイと称される日本代表の昌子源である。
明るい源がチームに存在するだけで、日本代表は活気づく。
それもまた才能と言えよう。
そして、吉田麻也のシュートのこぼれ球を利き足ではない左足で決めるあたり、実力も運も持っておる。
コーチングも冴えアピール出来た様子。
これからの日本代表に必要なピースと言って良かろう。
アジア杯での活躍を期待したい。