鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

鹿島・筑波大、チケット売り上げ研究

2015年01月29日 | Weblog
茨城)J1鹿島入場券売り上げ、天気予報の影響など調査
五十嵐透 2015年1月29日03時00分

 筑波大学とサッカーJ1鹿島アントラーズなどによる共同研究チームが、鹿島のホームゲームに関して、天気予報や相手チームの所在地、順位などが与えるチケット売り上げへの影響について分析をし、論文としてまとめた。雨の予報の場合は、晴れと予報された日と比べて平均してチケットは44%売れず、相手チームの所在地が1キロ離れると、観客が4・9人減る傾向があったという。

 筑波大の大澤義明教授(社会工学)とアントラーズの営業第一グループ、立正大の桜井一宏准教授(環境経済学)らが分析を進めた。

 天気予報のケースでは、2013年のホームゲーム17試合を主に分析した。晴れと予報された日は、前売りチケットの売上枚数は平均して1300枚、曇りは978枚、雨予報のときは725枚だった。

 これらの予報別の売り上げデータをもとに天気予報が外れたときの影響についても試算した。13年シーズンは試合当日は晴れていたのに、予報では曇りや雨などとされた日が多かった。当日は雨だったのに晴れと予報されて売り上げにプラスの効果があった面を差し引いても、年間で合計5819枚のチケットが売れず、約2千万円分の損失が出たと推計された。

 また、02~13年のホームでのリーグ戦198試合を分析。相手チームの所在地までの距離が1キロ離れると観客は4・9人減った。相手チームのサポーターの交通費の負担が、距離に応じて増えるためとみられる。

 鹿島の順位が一つ下がると観客は427人減り、対戦相手の順位が一つ下がると227人少なくなった。

 データの分析を担当した桜井准教授は「天気予報では1年だけの分析では不十分な面はあるが、予報によるチケット売り上げへの影響を数値として把握できたことは意義がある。今後、過去のデータや他クラブに関しても分析をして、Jリーグ全体の活性化につなげたい」と話す。

 アントラーズの小西弘樹事業部担当課長は「雨と予報された試合の具体的な影響がわかった。今後は、例えば雨の試合では、グッズをつけたりして割安にすることなども検討し、集客できるような対策を検討したい」と話している。(五十嵐透)




チケットも売り上げに関して調査・研究を行った鹿島と筑波大学である。
特に雨天時の減少は大きいとのこと。
ここはクラブとして対策するところ。
アカデミックに分析していくのだ。
数字として表に出ることは重要。
雨天時の対応予算が算出できた。
今後の鹿島に注目である。

宮崎キャンプトレーニング6日目

2015年01月29日 | Weblog
宮崎キャンプトレーニング6日目
2015年01月28日(水)

宮崎到着から7日目を迎えました。トレーニングは6日目、ちょうど折り返し地点です。今日は朝から冷たい風が吹き、少し肌寒く感じられる天候でした。午前練習は、2グループにわかれてトレーニングを開始した昨日までとは異なり、9時から一斉にスタート。選手たちはストレッチとランニングで身体を温め、トレーニングに備えました。

ウォーミングアップの後はパス練習を実施。「鬼」にボールを取られないようにパスをつなぐメニューでは、大岩コーチが「準備が大事だぞ!良い準備をしていれば、良いボールが出てくるぞ!」とアドバイスしていました。セレーゾ監督からは「相手がボールに食いついたら、逆サイドに展開しろ!」と指示が出ていました。

その後は、昨日に引き続いてハーフコートゲームを実施。昨日のようにボールタッチ数の制限は課されず、より実戦に近い形でのトレーニングとなりました。球際での激しい攻防の応酬となる中、中村選手が左サイドを抜け出し、難しい角度からのシュートを決めて、アピール。赤崎選手も鮮やかなトラップからシュートを決めていました。


赤崎選手のスルーパスに反応した中村選手。このままドリブルで持ち込み、ゴールを決めました。


センターバックとして安定したプレーを見せているファン ソッコ選手。

ハーフコートゲームを終えると、センターバックの選手たちは大岩コーチとともに別メニューでヘディングの練習を開始。山村、青木、ファン ソッコ、ユースの町田選手が参加しました。

その他のポジションの選手は、サイドチェンジとクロスからのシュート練習を実施。小笠原選手が正確なロングパスを通し、コーチ陣が「ナイスボール!」と声をかけていました。ゴールを守るGK陣も好セーブで応戦。曽ヶ端選手が横っ飛びでシュートを弾き出し、古川コーチが称賛の声を上げていました。

午前練習の最後は、昨日と同じく「決め上がり」のシュート練習。鈴木優磨選手が豪快なシュートをゴール右隅に突き刺していました。シュートの行方を追う選手たちはみな笑顔で、誰が最後まで残ることになるか、一喜一憂しながら楽しんでいる様子。午前練習が終了したのは11時30分頃でした。

午後練習は、予定より30分ほど遅れてスタート。16時頃にグラウンドへ到着した選手たちはランニングで身体を温めた後、ゴムとボールを使ったフィジカルトレーニングに挑みました。マリオフィジカルコーチからは、「高い技術や個人スキルを発揮するために、体力が重要なんだ」とハッパをかけられていました。

最初に取り組んだのは、ゴムで引っ張られながら足でパスを出すトレーニング。3人1組となり、ゴムを引っ張る役とパス出し役を順番にこなします。続いて、ステップを踏んでから全力で駆け抜けるスプリント走を行いました。これだけでも選手たちにはかなりの負荷がかかっていますが、トレーニングはまだまだ続きました。

3人1組の形は先ほどと変わらず、今度はピッチの端から端まで走るという過酷なメニューが課されました。ゴムで後方へ引っ張られながら、足や頭でパスを出しつつ前進する選手たち。3人で順に役割を交代しながら約30分間、ひたすら身体をいじめ抜きました。大声を出して互いに励まし合う姿が見られ、トレーニングを終えると、グラウンドには解放感が溢れていました。


杉本選手「今シーズンは“前”ということを意識している。ゴールにつながるプレーを増やせればいいと思う」


山村選手「1年間、試合に出て結果を残すことを目標に頑張っていきたい」




宮崎キャンプ・トレーニング六日目の風景である。
赤とアツの連携が熱い。
アツのテクニックはチームに良い影響を及ぼす。
勝利に導いてくれよう。
また、新戦力のファン・ソッコであるが早くもチームに馴染んでおる様子。
戦術理解も高く、新たなる力を感じさせる。
それから、二年目の太郎は“前”を意識しておるとのこと。
守備の意識は植えついた。
今季は攻撃的な結果に拘っていくこととなろう。
そして、山村である。
多くの雑音を断ち切り鹿島でのプレイを選択した。
鹿島の壁ととて、高さ、巧さ、統率力でポジションを奪い取るのだ。
期待しておる。