鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

11連勝を目指す

2014年09月20日 | Weblog
鹿島、踏みとどまれ J1横浜M戦

【写真説明】
パスを出す柴崎。右奥は豊川=クラブハウスグラウンド


J1第24節は20日、各地で9試合を行い、4位鹿島はカシマスタジアムで10位横浜Mと対戦する。キックオフは午後7時。首位・浦和との勝ち点差7を追う鹿島が優勝戦線に踏みとどまれるかを占う一番。通算成績は12勝4分け7敗、勝ち点40。

今季残りは11試合。逆転優勝を引き寄せる条件に、昌子は「監督から何が何でも11連勝しようという話があった。チームとして団結した」と明かし、ロングスパートを掛ける意気込みを示す。

横浜M戦はその目標を貫徹するための“初戦”となる。第5節では3-1で逆転勝利。相手DF陣を切り裂き、1ゴールを挙げた土居は「前半開始から(力を)出し惜しみせず全力でいく」と強気の構え。スピードを生かした攻撃から「相手が嫌がることをたくさんやれれば」と攻略法を膨らます。柴崎やカイオらが絡む素早い展開の崩しは期待が持てる。

半面、守備面はやや不安が残る。ここ2試合で4失点しており、前節は相手FKからのこぼれ球で決勝点を奪われた。横浜Mは中村の精度の高いキックと、ゴール前に飛び込む中沢と栗原の高さが武器。

鹿島のセットプレーの守りはマンツーマンが基本。先発復帰が予想される青木は「一人一人が責任を持つ。一段と気持ちを高めて対応することが大事になる」と強調。前日練習ではセットプレーでの守備対応を何度も確認した。(小林久隆)




残り試合11連勝を目指す鹿島の初戦となるFマリノス戦である。
攻撃の要となる聖真は「前半開始から(力を)出し惜しみせず全力でいく」と語る。
聖真を軸にカイオ、ヤスが絡んでいけば、ダヴィがゴールを決めてくれるのではなかろうか。
守備では青木の責任感が光る。
強い気持ちで弾き返すのだ。
楽しみな一戦である。

記念すべきリーグ戦50回目の老舗対決

2014年09月20日 | Weblog
鹿島vs.横浜FM、記念すべきリーグ戦50回目の老舗対決
2014.09.20
中山淳●文 text by Nakayama Atsushi 山添敏央●写真 photo by Yamazoe Toshio


 1993年に産声を上げて以来、今年で22回目のシーズンを迎えているJリーグ(J1リーグ)だが、創設時からリーグに参加するクラブは通称「オリジナル10」と呼ばれる。


小笠原満男(左)と中村俊輔(右)。ともにチームの歴史を作ってきたレジェンド

 東から、鹿島アントラーズ、ジェフユナイテッド市原、浦和レッドダイヤモンズ、ヴェルディ川崎、横浜マリノス、横浜フリューゲルス、清水エスパルス、名古屋グランパスエイト、ガンバ大阪、サンフレッチェ広島がそれにあたる(呼称は当時のもの)。
 そして、1998年シーズンを最後に消滅した横浜フリューゲルスは別として、この「オリジナル10」の中で、まだ一度も2部に降格したことのないクラブがある。それが、鹿島アントラーズ、横浜マリノス(現・横浜F・マリノス)、清水エスパルス、名古屋グランパスエイト(現在は名古屋グランパスに改称)の4クラブだ。
 実は今シーズンの後半戦――、この4クラブによる対戦が、記念すべき「リーグ通算50回目」を迎えていることをご存知だろうか?
 すでにグランパス対アントラーズ(第19節)、エスパルス対アントラーズ(第21節)、F・マリノス対グランパス(第23節)はその対戦を終えているが、今週末の9月20日(第24節)には、アントラーズ対F・マリノスのカードがカシマサッカースタジアムで予定されている。
 アントラーズと言えば、Jリーグ史の中で最も成功しているクラブのひとつで、これまでにリーグ優勝7回(ステージ優勝5回)、ナビスコカップ優勝5回、天皇杯優勝4回など、他を圧倒するタイトル獲得数を誇ることで知られる、まさに常勝軍団の名に相応しい名門である。

 一方のF・マリノスも、リーグ優勝3回(ステージ優勝5回)、ナビスコカップ優勝1回、天皇杯優勝7回(前身の日産自動車時代を含む)。アントラーズには及ばないものの、優勝回数で上位を争ううえに、22年間に渡って日本のトップリーグに所属し続けているという点において、こちらも国内屈指の名門であることに異論はないだろう。
 このカードで思い出されるのは、Jリーグ初年度の1993年ファーストステージ第15節。マリノスが初めて鹿島のホームで戦ったそのゲームでは、実に珍しい事件があった。
 当時、国内のスタジアムの中で芝が深い(長い)ことで知られていたカシマサッカースタジアムに乗り込んだマリノスだったが、実際にプレイしてみると予想以上に芝の深さに苦しみ、なかなかリズムがつかめない状態が続いた。そこで試合中に、当時の主軸だったベテランの木村和司や水沼貴史らがピッチの外に出てスパイクを履きかえていると、主審が彼らをピッチに戻す合図を出す前に、アントラーズの黒崎比差支(現・久志)が先制ゴールを奪ってしまったのである。
 試合中、複数の選手がスパイクを履きかえるためにピッチの外に出てしまうなど、なかなか現代サッカーでは見受けられないシーンである。まさに、時代を感じさせる歴史的珍事件のひとつと言っていいだろう。ちなみに、その先制点で勢いづいたアントラーズは、その後アルシンドの2ゴールもあり、3-1で勝利。最終的には、Jリーグ初年度のファーストステージ初優勝を飾っている。
 とはいえ、当時のJリーグはヴェルディとマリノスの2強時代。宿敵ヴェルディに2年連続で覇権を握られたマリノスは、3シーズン目の1995年のファーストステージで初優勝。その年のチャンピオンシップでセカンドステージを制したヴェルディを破り、初めて年間王者に輝いている。
 1995年当時のマリノスは、チームの礎(いしずえ)を築いた名将ホルヘ・ソラーリと、1993年得点王のディアスが5月にチームを去ったものの、ビスコンティ、サパタ、メディナベージョのアルゼンチントリオを軸に他を圧倒。第11節から定位置を確保した若き正GK川口能活ほか、日本代表の井原正巳をはじめ、小村徳男、三浦文丈、山田隆裕ら日本人のタレントが活躍し、優勝シャーレ(皿)を掲げることに成功した。
 アントラーズが初めて年間王者に輝いたのは、その翌年のことだ。マリノスと入れ替わるように覇権を握ると、1996年、1998年、2000年、2001年に年間優勝。クラブの第1期黄金時代が到来することとなった。

 この時代の中心として活躍したのは、秋田豊、本田泰人、相馬直樹、長谷川祥之といった日本人選手に加え、ジョルジーニョ、レオナルド、ビスマルク、マジーニョという豪華なブラジル人助っ人の面々。その後、名良橋晃、柳沢敦、中田浩二、小笠原満男といったクラブのレジェンドも加わり、長きに渡ってジュビロ磐田との覇権争いを繰り広げている。
 そんなアントラーズとジュビロの2強時代にピリオドを打ったのは、やはり横浜F・マリノスだった。岡田武史監督率いる当時のF・マリノスは松田直樹、中澤佑二、奥大介、久保竜彦といった日本人のタレントと、マルキーニョス、ドゥトラ、ユ・サンチョル、あるいはアン・ジョンファンといった助っ人を軸に、2003年、2004年と連覇を達成。ひとつの時代を築き上げた。
 その後、Jリーグは浦和レッズとガンバ大阪の2強時代に突入するが、しばらくするとアントラーズが復権。2007年の逆転優勝を皮切りに史上初の3連覇を達成し、オズワルド・オリヴェイラ監督の下、2度目の黄金時代を迎えている。第1期黄金時代を知るキャプテン小笠原を中心に、内田篤人、岩政大樹、野沢拓也、興梠慎三、田代有三、そしてF・マリノスの優勝にも貢献したマルキーニョスらが、当時の主な面々だった。
 このように、両クラブの興隆をざっと振り返っただけでも、通算50回目となる今回の対戦の意味合いは増してくる。
 現在、アントラーズに次世代を担う日本代表MF柴崎岳や伝統の継承者ベテラン小笠原がいれば、F・マリノスにはワールドカップメンバーの齋藤学、そしてクラブのレジェンド中村俊輔がいる。「今」を戦う彼らのプレイに注目するのもいいが、オールドファンなら過去の歴史を思い起こしながら応援するのもいいだろう。
 もしスタジアムに足を運ぶのであれば、押し入れの奥に眠っている思い出のレプリカユニフォームを着て、ノスタルジーにどっぷり浸って観戦したいものである。




50回目のFマリノスとの対戦について記すSportivaの中川氏である。
これまでの歴史を簡単に列挙していることは嬉しいもの。
しかしながら、重要な事件が漏れておる。
1993年ニコスシリーズ第4節の対戦である。
この試合、結果的には当時行われていたPK戦にて敗戦を喫しておる。
しかしながら、この結果だけではわからぬ歴史的事件があった。
後半の19分にジーコに対して悪質なタックルを行ったマリノスの選手に対してジーコが軽く相手選手を叩いた。
その行為に主審はイエローを提示した。
悪質な行為のマリノスの選手ではなくである。
このジャッジに納得できなかったアルシンドが試合後に、控え室まで抗議に行き、結果的に4試合の出場停止となった。
確かに行き過ぎた行為ではあった。
だが、それをさせるほどに偏ったジャッジが横行していたのである。
Jリーグ開幕初年度ということもあり、レフェリングの技術が低かったことは考慮できる。
しかし、偏ったジャッジは許せぬ。
今思い起こしても、許されざるカードだったのではなかろうか。
歴史ある好カードとして報じられる名門対決であるが、悪しき歴史もまた残っておることをここに記しておきたい。
今日のこの試合はジャッジに悩まされずに終えて欲しい。
心からの願いである。

岳、テンポを上げて攻撃しよう

2014年09月20日 | Weblog
柴崎“鬼軍曹”だ!逆転Vへ代表並みのパス要求
Jリーグ第24節 鹿島―横浜 (9月20日 カシマ)


MF柴崎は代表クラスのパス回しでチームを連勝街道に乗せる
Photo By スポニチ


 代表エキス注入で残り11試合全勝を狙う。前節・大宮戦でリーグ戦負けなしが9試合で止まった鹿島はホームで横浜と対戦。アギーレジャパンで1得点デビューを飾ったMF柴崎はチームメートに「もっと(パスの)テンポを上げて攻撃しよう」と厳しく要求し、相手の陣形を揺さぶって崩すイメージをつくった。

 MF本田やDF長友ら海外組と練習をする中で「スピードが全然違う」と痛感。それをクラブレベルでも早速実戦に取り入れた形で、DF昌子は「今までと比べて要求がもう一段高くなった」という。トニーニョ・セレーゾ監督はミーティングで「我々にはリーグ戦しかない。残り試合は全部勝て!」と厳命。首位・浦和とは勝ち点差7で、もう落とせない中、柴崎が代表クラスのパス回しで連勝街道に乗せる。
[ 2014年9月20日 05:30 ]




「テンポを上げて攻撃しよう」とチームを鼓舞する岳である。
勝利に対する欲求は人一倍高い岳がチームメイトに要求するプレイの質は高い。
源は「今までと比べて要求がもう一段高くなった」と語る。
岳の要求にチームメイトが合わせ、より高い次元のサッカーを体現しようではないか。
岳のサッカーで勝利を目指したい。
期待しておる。