鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

山村の躍動に期待

2014年09月13日 | Weblog
【J1第23節予想スタメン 大宮vs鹿島】リーグ戦9試合負けなしと好調の鹿島、代表初得点を挙げた柴崎の出来に注目

9日のベネズエラ戦で日本代表初ゴールを挙げた柴崎 [写真]=兼子愼一郎

■大宮アルディージャ 天皇杯では若手が活躍、チーム一丸で残留を目指す

 リーグ戦での不振を受けて大熊清監督が解任、コーチを務めていた渋谷洋樹氏が新監督に就任した。「大熊さんが解任となったが、選手も責任を感じている。とにかく残り試合を戦い残留しないといけない」(橋本晃司)とチームはJ1残留に向けて再スタートを切る。

 新監督の初戦となった天皇杯、ホームで行われた愛媛戦は、ここ最近続いている先制点を取られて追いかける展開となったが、なんとか逆転勝ち。「練習序盤のパス練習から緊張感がある。雰囲気が変わった」(和田拓也)と、新体制になったことにより、選手たちは良い変化を肌身で感じている。「みんなにチャンスがある」(橋本)と、リーグ戦の先発メンバーがまだ見えてこない点は、チーム内競争を生むという意味で効果が現れている。天皇杯では先発に左SB高瀬優孝、途中からではあるがCB藤井悠太、左SHに泉澤仁と若い選手が起用され、実戦で活躍して勝利を手にした。若い選手も含め、勝つために何が必要なのかを再確認できたはずだ。そして「(残留に向けて)やらなくてはいけない」(泉澤)と責任感も生まれている。

 今節の対戦相手は鹿島。「リスペクトしながら自分たちの色を出したい。まず負けないこと」(橋本)と自分たちのやりたいことを出しながら、新しいチームがどう戦うのかに注目だ。近年、僅差の勝ち点や得失点差で降格、昇格が決まる場面も少なくないJリーグ。橋本の言うように「まず負けないこと」は、何より勝ち点が必要な今の大宮にとって一番重要なことだろう。(上野直彦)

■大宮予想スタメン
4-4-2
GK
北野貴之
DF
今井智基
高橋祥平
横山知伸
中村北斗
MF
渡邉大剛
和田拓也
金澤慎
家長昭博
FW
ドラガン・ムルジャ
ズラタン


■鹿島アントラーズ 小笠原らが復帰、好調を維持するダヴィにも注目

 前節はFC東京に引き分けたものの、8月を4勝1分、目下9戦無敗と勢いを継続することができた。浦和追撃の手を弛めないためにも、今節は非常に重要な一戦となる。前節は出場停止だった小笠原満男が先発に戻り、再び柴崎岳とコンビを組むことになるだろう。その柴崎は日本代表デビュー戦で初ゴールを決めるなど、舞台が変わっても力を発揮することができた。水、木と別メニューでの調整が続いたが、今季のキーワードは“継続”。22歳にして小笠原とともにチームを引っ張ることが求められているだけに、リーグ戦全試合先発を継続するだけでなく、良いパフォーマンスを出し続けることにも期待したい。

 攻撃陣の調子は良く、ダヴィは5試合で4得点と絶好調。チームが作るチャンスをフィニッシュに結びつけられるようになってきた。2週間ぶりの試合ということもあってチームの休養は十分。全員が献身的に走るサッカーが見られるだろう。

 とはいえ、試合勘のなさは懸念材料の一つ。相手は天皇杯を挟んで中二日とフィジカル面に不安を残すものの、少なくとも試合勘はある。そこで遅れを取らず、試合開始からうまく入ることが試合のペースを握ることにつながるはずだ。熊谷での大宮戦は2007年8月以来。7年前の一戦は、後半終了間際に内田篤人のクロスを増田誓志が押し込み、劇的な逆転勝ちを収めた試合だった。

 U-21日本代表に植田直通、U-19日本代表に杉本太郎が招集されており、前節退場した青木剛は出場停止。山村和也にとっては前節のミスを取り返す絶好の機会となる。(田中滋)

■鹿島予想スタメン
4-2-3-1
GK
曽ヶ端準
DF
西大伍
山村和也
昌子源
山本脩斗
MF
柴崎岳
小笠原満男
遠藤康
土居聖真
カイオ
FW
ダヴィ




「全員が献身的に走るサッカーが見られるだろう」と記すサッカーキングのプレビューである。
インターナショナルマッチウィークの中断期間明け、重要な試合となろう。
出場停止明けの満男と日本代表帰りの岳のコンビネーションで大宮の守備陣を崩したい。
守備では山村の躍動に注目が集まる。
植田のU-21日本代表招集、青木の出場停止で、山村にかかる期待は大きい。
高さと巧さで存在感を魅せるのだ。
沈着冷静な山村本来のプレイをすれば問題ない。
期待しておる。

U-19日本代表・杉本太郎コメント

2014年09月13日 | Weblog
U-19日本代表 ベトナム遠征9月 活動レポート(9/12)
2014年09月13日

準決勝でタイに勝利し、翌日に決勝戦を控えた日本代表は、練習会場には向かわずホテルに併設されているプールでトレーニングを行い、コンディション調整を行いました。短い時間でしたが、選手はリラックスしながらプールの中でストレッチ等を行い、明日の試合に向けての準備を行いました。
練習が終わると、選手みんなで9月生まれの松尾谷アスレティックトレーナーを祝福するためにプールに落とそうと画策。これが見事に成功、松尾谷アスレティックトレーナーは、バースディソングをプールの中で聴きながら、チームに盛大に祝ってもらいました。

いよいよ13日は決勝戦。相手はホスト国ベトナムです。40,000人収容のスタジアムはチケット完売のため、完全アウェーの中での試合になることが予想されます。しかし選手たちはこの大観衆の雰囲気を楽しみにしているようです。10月のAFC U-19選手権に向けての最終調整となった本大会、「優勝を勝ち取る」という最後の課題にチャレンジします。

コメント
中村航輔 選手(柏レイソル)
明日ベトナムとの決勝戦があります。優勝をするために良い準備をして試合に臨みたいと思います。応援よろしくお願いします。

杉本太郎 選手(鹿島アントラーズ)
今日はリカバリーも兼ねてプールに入りました。次は4戦目で10月のAFC U-19選手権に想定するとU-20ワールドカップの出場権を決める決定戦です、それを想定した上でもとても大事な試合になります。それに向けて良い準備をしていきたいです。


大山啓輔 選手(大宮アルディージャ)
今日はプールでのリカバリーも含めて全員で良い休養が出来たと思います。ここまではハードな日程の中でも全員で戦い、全勝できているので、明日も勝って優勝したいと思います。



スケジュール
9月3日(水) PM トレーニング
9月4日(木) AM/PM トレーニング
AFF NutiFood U19 Cup 2014
9月5日(金) AM トレーニング
9月6日(土) PM トレーニング
9月7日(日) 4 - 3 vs オーストラリア(My Dinh Stadium)
9月8日(月) AM トレーニング
9月9日(火) 3 - 2 vs ベトナム(My Dinh Stadium)
9月10日(水) AM トレーニング
9月11日(木) 2 - 1 準決勝 vs タイ(My Dinh Stadium)
9月12日(金) AM トレーニング
9月13日(土) 19:00 決勝戦 vs ベトナム(My Dinh Stadium)




プールにてリカバリーを行ったU-19日本代表である。
杉本太郎は次戦について意気込みを語っておる。
良い準備をし、活躍するのだ。
活躍を期待しておる。

ケルン・大迫、コンディションは大丈夫です

2014年09月13日 | Weblog
大迫、3戦連続戦発か 代表戦の疲れはなし
大迫、連続ゴールなるか



2014/09/13 8:41:00

13日にパダーボルン戦

ケルンFW大迫勇也は、日本代表の試合により移動も含めた疲労の影響が懸念されるものの、13日に行われるブンデスリーガ第3節パダーボルン戦にも先発で起用されるのではないかと見られている。

ここまで開幕から2試合連続で先発起用され、第2節シュトゥットガルト戦で今季初ゴールを記録した大迫。インターナショナルウィークは日本代表に招集され、9日に行われたベネズエラ戦に先発出場している。

パダーボルン戦はベンチスタートとなる可能性もあると見られていたが、12日にドイツに戻った本人は疲れを感じてはいないようだ。ドイツ『ビルト』が大迫のコメントを伝えている。

「コンディションは大丈夫です。時差ボケなど特にない方ですし、長距離以上も問題ないです。代表に向かうための移動は今までも何度かあったので慣れています」

「準備はできているので、プレーしたいですね。睡眠ですか? 帰りの飛行機でしっかり取りましたよ」

ペーター・シュテーガー監督も、「ユウヤは元気そうだ。長旅の影響は特に感じていないようだね」とコメントしており、チームに合流した大迫の状態に好感触を得ているようだ。

状態次第では大迫に代えてFWシーモン・ツォラーやMFスワヴォミル・ペシュコの先発起用も考えられるが、『ビルト』は大迫の3戦連続スタメンの可能性が高いと見ている。




先発起用が予想されるケルンの大迫である。
日本代表では45分の出場に留まり、長距離移動も時差ボケも問題ないと語っており、元気に活躍してくれるのではなかろうか。
大迫の躍動を改めて堪能しようではないか。
良い報を待っておる。

シャルケ・篤人、欠場決定

2014年09月13日 | Weblog
シャルケの内田篤人、復帰は持ち越しに…ボルシアMG戦欠場が決定

シャルケの内田篤人(左)、復帰は次節以降に持ち越し [写真]=Bongarts/Getty Images

 13日に行われるブンデスリーガ第3節で、ボルシアMGと日本代表DF内田篤人のシャルケが対戦する。

 8月19日にチームの合同練習に合流し、4日に行われたTSVシュタインバッハ(6部)との練習試合で実戦復帰を果たした内田は、今節も欠場することとなった。クラブの公式HPが伝えている。

 同HPは、ボルシアMG戦に臨む選手たちのコンディションを紹介。「守備陣の顔ぶれを少し変更する必要が出てくる」と前置きし、8月30日のブンデスリーガ第2節バイエルン戦で左ひざを痛めたドイツ人DFヤン・キルヒホフと筋束断裂を負ったブラジル人DFフェリペ・サンタナ、全治2週間の負傷離脱が発表されたカメルーン代表DFジョエル・マティプの欠場を伝えた。

 そして、復帰を目指す内田についても言及。「念願のメンバー入りはならず、先日のテストマッチで45分間プレーすることができたものの、膝蓋腱炎が治りきらずに(イェンス)ケラー(監督)のオプションからは外れている」と、メンバー外であることが明かされた。

 また、ドイツ代表MFユリアン・ドラクスラーとオランダ代表FWクラース・ヤン・フンテラールについては、コンディション不良により、出場可否が当日判断となることが明らかとなった。




欠場が決定したシャルケの篤人である。
これは寂しい報。
しかしながら、無理をして負傷が長引くよりは完治を目指すべきところ。
元気な篤人の躍動を待っておる。

大宮戦プレビュー

2014年09月13日 | Weblog
【J1:第23節 大宮 vs 鹿島】プレビュー:渋谷新監督の大宮、リーグ戦で迎える最初の試練。最高難度の鹿島塾、試験の合否は?(14.09.12)
10日の天皇杯愛媛戦で、渋谷洋樹新監督の初陣を勝利で飾った大宮。だが、5月6日のF東京戦以来リーグで10試合勝星がなく、順位も17位という現実は変わらない。初めてJ1チームを相手にするこの第23節こそが、新体制にとって最初の本試験といえる。相手は対照的に、5月10日の川崎F戦以来9試合無敗を続け、順位も3位と優勝を争う鹿島。大宮にとってはいきなりの正念場だ。

中2日と準備期間はあまりに短いが、渋谷監督いわく「ずっと(就任から続けている練習の中に)鹿島に向けてのトレーニングも入れている」。22試合で45失点、リーグワーストタイの失点数を減らすべく、日々の練習では攻撃よりも守備に重点を置いてきた。新しい守備のコンセプトは「ボール中心の守備」。人に付くのではなく、コンパクトな陣形を保ちながら、ボールの位置やホルダーのボールの持ち方によって絶えずポジショニングを修正する。「相手が愛媛でも鹿島でも、その基本は同じ。(違いは)最後のシミュレーションなので、そこをしっかり確認してイメージさせたい」(渋谷監督)と、準備の度合はともかく強敵に立ち向かう覚悟はできている。
ではその守備の完成度はどうか?愛媛戦を見る限り、大きく改善はしていないというのが正直なところ。全員が高い集中を保てているときは良かったが、だれかが集中を欠いたり、ミスやアクシデントで少し泡を食うと、たちまち人に付くのかスペースを見るのかが曖昧になった。愛媛にバイタルエリアを自由に使われ、「相手の最後のところの質(の低さ)に助けられたところが多かった」と、試合を終えて守備陣は口にした。渋谷監督も「思ったよりはよくやってくれているが、予想の範疇でボールが動かされているかというと、プレッシャーのタイミングやズレの距離をもっとやらなければいけない」と、まだ発展途上であることを認める。

その発展途上の守備で大宮は、22試合で43得点とリーグ最多得点の鹿島の攻撃に立ち向かう。「前回の試合でもかなりボールを回されたし、今回もそうなると思う。ボールの出どころを抑えるのも大事だけど、最後のところ(FW)が強烈なので、そこをとにかく抑えないといけない」(和田拓也)。いかに前線からパスコースを限定し、予測可能なボールを入れさせ、入ってきたところに厳しく行ってボールを奪えるか。「鹿島は裏へのボールも蹴ってくる可能性がある」(渋谷監督)が、そこでコンパクトさを失わず、全員が一定の距離感で動くことが生命線となる。そして「ボールを奪ったときは、しっかりボールをつないで攻める」ことで、守備の時間を減らしたい。


愛媛戦からスタメンがどれくらい入れ替わるかも注目だ。ムルジャをベンチに温存したことで、鹿島戦ではズラタンとの2トップが濃厚。センターバックも菊地光将、高橋祥平が復帰するだろう。愛媛戦でのサイドハーフは家長昭博と橋本晃司だったが、「愛媛に対してはカットインして中に入れる選手を使いたかった」(渋谷監督)意図があったといい、鹿島に対してのチョイスはまた変わってくる。そこはボランチも同様で、ユース時代からの教え子で渋谷監督の戦術をだれよりも理解する金澤慎や、前回対戦では古巣相手に奮闘を見せた増田誓志の起用も考えられる。

鹿島に関しては、ヤマザキナビスコカップも天皇杯もなかったが、植田直通がアジア大会出場のため不在で、柴崎岳が日本代表に招集され9日のベネズエラ戦にフル出場。ただチームは優勝争いをしており、大宮を相手に取りこぼしは避けたいだけに、回避する可能性は低い。リーグ9戦負けなしとはいえ引き分けも多かったが、8月以降は4勝1分。「守備がしっかりしていて、ダヴィを中心に若いアタッカーも好調。ボランチには小笠原満男と柴崎が攻撃を組み立てる、スキがないチーム」(渋谷監督)というのは、リップサービスだけではない本音だろう。

彼我のチームの完成度を考えれば大宮の不利は明白であり、最初の本試験としては難易度が高すぎる。ただ、短期間でチームを完成させるのは常識的に無理なのだが、その無理ができなければ降格圏から逃れることができない立場に、新監督と大宮は置かれている。11日のミーティングでは、選手の家族も協力したモチベーションビデオが上映され、残留のために「1戦必勝」(渋谷監督)の思いを新たにしたという。試験結果がどう出るか?ファン・サポーターも落ち着かないままキックオフを待つことだろう。

以上

2014.09.12 Reported by 芥川和久




「スキがないチーム」という大宮の監督のコメントを紹介する大宮番の芥川氏である。
大宮としては監督交代してJ1残留に死にもの狂いで来るところ。
この相手に、どのように対応するのかが見ものと言えよう。
鹿島のサッカーで勝利を掴むのだ。
楽しみな一戦である。