EMIとTABOの将棋世界

映画と海外ドラマの3行日誌。ネタバレしてません(たぶん)。ときどき辛口で失礼します。

5月13日女流王将戦 指導対局と大盤解説

2007-05-14 10:18:44 | 将棋関連
スタッフなので8時半に会場入り。子どもたちは見学者のプレートをつけて、女流王将戦の最初を見学させてもらった。緊張のひとときを過ごしたようである。新聞社の取材なども受けていた。一方霧の蔵では指導対局が行われた。また、ケーブルテレビの生中継もこの会場から行われたので、わきあいあいというよりは、かなり緊迫した雰囲気の指導対局だった。途中カメラの移動にケーブルをさばく人が間に合わず、昔の習慣でついケーブルを持ってしまった(爆)。毎年指導対局、場内での中継観戦を楽しみにされている方たちで席はほぼ満席。TABOは大内九段、EMIは佐藤四段に習った。TABOは最後ひとりで残って対局。「強い…」と感想戦で言ってもらえたのがうれしかった。大内九段には唯一三股支部長のT先生だけが勝った。「いい指しまわし」とほめられていた。さすが! 午後からは大盤解説。全て生放送でケーブルテレビでオンエアされた。佐藤四段が確かまだプロになられて日が浅いのに、とっても上手な解説だった。途中同行の関係者に「新人でこんなにうまい人はめったにいません」とほめられていた。実は最初の大盤解説のときに棋譜が届いてなくて、放送時間に間に合わないと知った佐藤四段が同行記者に今までの棋譜をそらで確認。「序盤のところをゆっくり解説して時間を延ばしましょう、大丈夫です」と藤森女流と打ち合わせ。放送途中で届いた棋譜を落ち着いたもらい、解説を続行させた。大盤解説は随時行われたが、夕方の解説前には「終局が近いと思うので時間できらずに続けたい」と提案。その言葉通りに流れの中でそのまま終局となり、投了まできちんと解説しながら放送することができた。大内九段も途中一回大盤解説されたが、こちらもなかなかの味わい深い解説。もっともっと聞きたかった。大内九段がスタンバイ中に、TABOが勇気を出して大内九段著「実戦詰め将棋を楽しむ」にサインをいただきに行った。本を見せながら近づいていったので「この本ね…」と大内九段。「君、さっきぼくと指したよね」と言いながら、TABOをゆっくり眺めて「考楽」という言葉をいだたいた。そして「考える、は苦しい、ね」と本を返してくださった。ありがとうございました! ところでかんじんな女流王将戦は終局でねばったけれども千葉女流王将が先勝した。霧の蔵にてすぐ感想戦が行われた。負けた清水女流王位の立派な態度にEMIは何を感じてくれただろう。
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2 コメント

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いやいや (ヤマドル)
2007-05-16 08:45:28
TABOに「強いと2回も言ってくれてよかったね」と言ったら、「え?ほんと?」と…。とにかく負けた悔しさで唇をかみ締めていて、指し手のことしか聞いてなかったそうです。昨年からプロにはずっと飛車落ちで挑戦していて、研究中です!
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流石ですね^^ (勝手新四朗)
2007-05-15 23:28:05
大内九段に「指し回し」を誉められるとはさすがですね。王将戦は千葉王将の先勝でスタートですか。最近、清水さんは千葉さんに勝てませんね~。
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