自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

アケビやアケビ・・・

2012-04-20 20:47:00 | お散歩
アケビ[木通](アケビ科)
ミツバアケビ[三葉木通](アケビ科)

サクラの花も終わりかけて、林縁ではアケビが花を咲かせていました。
アケビとミツバアケビ、どちらも大きい花が雌花になります。アケビの雄花の様子は、水に漂うクラゲにも見えますね。
私が歩く林では、アケビの方が出会う機会が多いです。だからと言う訳ではありませんが、アケビの花と若葉の色合いが、清々しくて好きなのです。
願わくば、秋に熟す実の味見をしてみたいですね。食べ比べてみたいのです。

2007年のアケビの花 2008年のミツバアケビの花

4月中旬 横浜市内にて

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お花見・・・

2012-04-19 20:41:00 | お散歩

先日、久しぶりにいつものコースを散策して来ました。
ナノハナを植えてある畑には、思ったよりもたくさんの方が訪れていました。ソメイヨシノは、もう散り始めていましたが、林の中ではヤマザクラが花の盛りを迎えたところです。
ナノハナの香りが辺りに漂い、満開のヤマザクラと芽吹き始めた林の木々の緑がとても美しかったです。
予報では晴れだったのですが、雲が広がり、花冷えの1日だったので、少し残念でした。


辺りでは、鳥たちのさえずりも聞こえています。
中でも、一羽のウグイスが、畑の脇の茂みで気持ち良さそうにさえずっていました。
花を見ながら食事をする人たちがいるのに、そんなことも気にせずにさえずっていたのです。
足を止めて、ウグイスの声に聞き入っていると、茂みの中から姿を現しました。
さて、何処にいるか分かるでしょうか。
満開の花を見ながら、ウグイスも気持ち良くさえずっていたのでしょうね。

4月中旬 横浜市内にて

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花には早くて・・・ミヤマシキミ

2012-04-18 21:35:00 | 家族

ミヤマシキミ[深山樒](ミカン科)
関東以西の本州~九州・四国の低山地の林内に生える、雌雄異株の常緑低木。枝には刺が無く、葉は単葉で長さ6~12㎝、枝先に集まって互生し、全縁で革質で表面には光沢があります。
3~5月、枝先に円錐花序を出し、白い小花を咲かせます。果実は核果で、種子に胚乳があります。
アルカロイドを含むため、葉・樹皮・木・実の全てが有毒です。
箱根の関所跡から杉並木に向かって歩いていると、道端に蕾を付けた木を幾つか見ることができました。
杉並木にも生えていたので、花は咲いていませんでしたが撮ってきたのです。
今頃はもう花が終わっている頃でしょうか。花を見ることができずに残念でした。
箱根の記事は今日で終わりです。4月も半ばを過ぎてしまいましたが、明日から近所の散策記録に戻ります。

3月下旬 箱根町にて

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湖畔にて・・・コチャルメルソウ

2012-04-17 21:11:00 | 家族

コチャルメルソウ(ユキノシタ科)
本州~九州・四国の山地の沢沿いの林床に生える多年草。葉は長さ2~5cmで長い柄があり、浅く5裂します。両面には立った毛が散生しています。
4~6月、高さ10~50cmの花茎を伸ばし、花弁が羽状に分裂する花を咲かせます。花弁は長さ4mm、子房下位で蕚筒と合着し、雄蕊は5個で蕚裂片と互生します。果実は上向きに開裂し、種子は黒熟しません。
昨日載せたハルトラノオを撮っていたら、すぐ脇にこの変わった花が咲いていることに気付きました。花かどうかも一瞬迷いましたが、多分花だろうと思って撮って帰りました。
散策路を歩いている時には気付きませんでした。ハルトラノオに比べると、目立たぬ花ですが、その形は強く印象に残りますね。

3月下旬 箱根町にて

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湖畔にて・・・ハルトラノオ

2012-04-16 20:39:00 | 家族

ハルトラノオ[春虎の尾](タデ科)
本州~九州・四国の山地の木陰などに生える多年草。茎は高さ3~15cm、葉は広卵形~長卵形で薄く、葉柄の上部に翼があります。
4~6月、茎先に総状花序を出し、花弁のない、雄蕊が8個の白色の花を咲かせます。
芦ノ湖沿いの散策路を歩いていた時、ふと足元を見たら、白い小さな花を見つけました。近付いてみると、それはハルトラノオでした。名は聞いたことがありますが、今まで見たことはありませんでした。
近所の林では、オカトラノオを見ることができます。同じ「トラノオ」とつきますが科が違います。名は似ていても、仲間ではないのですね。紛らわしいものです。

3月下旬 箱根町にて

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