キツネノエフデ[狐の絵筆](スッポンタケ科)
梅雨時から秋にかけて、庭先や道端、畑地などに生えるキノコです。強い悪臭を放つことで、ハエなどの昆虫を引き寄せ、その体に胞子をつけることで分布を広げるそうです。
道端の落葉の間から、すっと伸びたものを見つけて近付いてみました。先端付近は、何かヌメヌメしているようで、よく見ると小さなハエのような虫がとまっていました。
独特なにおいでもするのかと思って、嗅いでみたのですが、特ににおいはしませんでした。
この黒っぽいところは、胞子を含む粘液だそうです。このハエも、まんまとキノコの術中にはまってしまったのですね。
11月上旬 横浜市内にて