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大阪に1泊2日で行ってみた~USJエクスプレスパスの威力

普段TDRに行かない僕(30年前に2回目を体験してご無沙汰)が、(世界観が冬の)ハリーポッターに冬に行ってみたくなった・きゃりーさんの期間限定アトラクションを体験したくなったという理由でUSJに1泊2日で行ったきた。

行程は2/21(日)・22(月)。理由は上述と、3月は学生が増える、1月下旬~2月上旬は春節と被る、USJは平日の方が空いているであろうとのことから。さらに失敗したくない私は2万円の「ロイヤルスタジオパス」を使用した。本当はエクスプレスパス7が欲しかったのだが(1万円)、希望日は売り切れていた。1月に入って計画を立てたのであるが、ほとんどの日で売り切れであった。
仕方がなくロイヤルにした、大人だし。そのロイヤルも日や時間によって売り切れがある。

1日目の行程はよっぴーの紹介をなぞった。これはこれで満足したので、気が乗れば後日体験記を載せる予定。

 

閑話休題。ロイヤルエクスプレスの威力を紹介する。そもそもエクスプレスパスとは公式Webでは「このチケットは、アトラクションの待ち時間を短縮するものとパレードの観賞エリアを確保するものがあります。」とある。具体的に紹介しよう、上記の文言では分かりにくい部分を。

 

1)多大なショートカット

「待ち時間を短縮する」システムは、ショートカットである。アトラクションを体験する際、建物内までにすんなり入れても建物に入ってからもアトラクションに到達するまで長い。エキスプレスパスは建物に入るための行列はおろか、建物内の行列もすっ飛ばしてアトラクションの入り口に行けてしまう。エクスプレスパスのゲストは少なくないので「エクスプレス客同士の行列」は存在するが、それでも待って15分である。建物内の待ち中に期待感を高める仕掛けもあるのだが、それも素っ飛ばしである。

ちなみにバッチ式のアトラクション(T2・バックドラフト等)では、そもlそも切り替えが30分程度なので素っ飛ばしは存在しない。それでも次回開演時間を教えてくれるし、場所取りも有利である。

 

少なくないブログの情報で、「エクスプレスの価値」に言及されていて、「空いているときは必要ない」という意見が多い。僕の見解は全く違って「アトラクションを楽しみたいのであればエクスプレスパスは必須」である。
僕が行ったのは2月の月曜日で混雑度は5段階で下から2番目であった。それでもハリー・きゃりーはともに待ちは200分、スパイダーマンは60分であった。空いている日の人気3アトラクションの総待ち時間7時間を越えるところをトータルで1時間程度しか待っていない(色々な準備:荷物をロッカーに入れるとかがあるのは少し長い)。 

建物内の行列を素っ飛ばすのはかなりの威力である。

空いている日でもこの程度待つので、混雑日はすごいことになっているであろう。単純に待ち時間がこれより増えるというよりは、アトラクションの体験を諦める、多くの時間を行列に費やすということになろう。パスがなければ人気アトラクションは1つが限界であろう。

空いている日と混んでいる日のパスの発行量が気になるところであるが、「建物外で待ち、建物内でも待つ」がすっ飛ばせるので、仮にパスの発行量が同じであれば、混んでいる日も空いている日も同じ待ち時間でアトラクションを体験できる。とはいえ土日のパス獲得は至難の技だと想像する。実際に売り切れている。
パスの発行量を増やしすぎると、一般客の回転が悪くなり過ぎるのでそれは悪手であろう。

結論:空いている日の非人気アトラクションでも待ちが1時間。それが人気アトラクション(待ち200分)でも15分に短縮できる。混んでる・空いてるは関係なく威力絶大だと思う。

 

2)ロイヤルパスの限界(人気時間帯は売り切れあり)

ハリー・ポッターのような人気エリアは人をバラケさせないと、ゲストが集中しすぎてしまう。そこで入場時間の予約を園内でする必要がある。いちいち予約のための行動をせずに済む。人気の時間(午後~夕方)はロイヤルパスも売り切れていたため、僕は午前となった。

また人気ライドはロイヤルパスといえども時間制限があり、具体的には「ハリーポッターのメインライド」と「(きゃりーの)XRライド」は時間指定された。人気の夕方は売り切れている

 

結論:USJアトラクションを楽しむには混んでいる日こそ「エクスプレスパス」は正しいが、そもそも入手困難である。
空いている日でもパスの効果は絶大である。

 

雑記:3DCG技術の変遷

多少ネタバレになるが3DCGのアトラクションでは技術の進化がすごい。古い順からT2(画像のみ:画像も古い:キャストが優秀)→バックトゥザフューチャー(ライドへ進化:画像も進化:現代感覚では物足りない)→スパイダーマン(画像・ライド共に激進化:感動)→ハリーポッター(順当進化:さらに感動)→きゃりー(バーチャルリアリティ画像へ進化:異次元)であろうか。

ハリポタまでは偏光メガネでの3DCGの提供であるが、きゃりーはバーチャルリアリティのヘッドセットで、首の動きに視界が付いていくのである。さらにライドと映像で異次元に盛り上げる。
「きゃりー」というコンテンツに興味が無くても、「VR」または「VR+ライド」という 割と完成度が高いアトラクションを体験して欲しい。

きゃりーに興味が全く無くても、最新3DCGを体験できる、VR(バーチャルリアリティ)に興味がある人にとって必須のアトラクションである。(そのうち別のアトラクションでこの技術が採用されるとも思えるが)

ちなみにこのXRライドは既存のライド設備のリニューアルとのこと。その上で(ネタばれありの)開発談話は面白い。

 

3/19追記

3/18日経産業新聞に次期プレイステーション(PS-VR)のVR(ばーちゃるりありてぃ)の記事があった。これこそUSJのXRライドがお手本ではないか。きゃりーぱみゅぱみゅというコンテンツが嫌いでも、VRを体験するならここしかない、パスが無ければ3時間待ち。しかもVR+ライド(加速度)であって、現代技術の最高峰だと思う。VRを体験する価値はある。(正直体験するまでそこまでびっくりすると思ってなかったんだけどね。) 

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