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人口密度

道路政策を含めた交通行政に興味がある、所詮アマチュアの視点であるが。無駄な道路を造ったという批判の裏には必要な道路や鉄道も整備されている(当たり前か)。その点をきちんと報道して欲しいと思うのは私だけではないであろう。そう、私は交通オタクである。

通常、郊外・地方都市ではクルマの流通量が増えると渋滞する。渋滞の理由は明らかで路駐や右折レーンの未設置などである。行政側も対策は打っているが焼け石に水だ、結局その辺りの住民の経験の積み重ね(マナーアップ)という事になる。別に道路の許容量が増えるというわけではなく「全体の利益」を考えるとどうした方が得かというように全員が考えると解決する事が多いと思われる。周辺住民の教育がなされたかと。

例を挙げると片側2車線の道路の周辺にバイパスタウンが出来、そこに行くために路駐をする人がいればその車線は死ぬ。その延長では結局1車線という様相を示す。渋滞が恒常化すると路駐が減り、駐車場への待ち渋滞が始まる。待ち渋滞と分かっていれば左に寄せるので車線は狭くなりつつも流れは滞るがぎりぎり2車線は確保される。

結局、都会での暮らし易さはリテラシーに依存するという事例であろう。東京・横浜は人口密度が高く流通量が多いのでマナーの欠如が渋滞を生む。しかし、郊外ではちょっとした自己中でも許容できる、しかし流通量が多くなると流れを滞らせる、むろん本人はそこまで意識が無い。東京は田舎者(高人口密度未経験者)が常にいる、滞在年数は全く関係ない。生まれ育った環境を是とし、その意識から脱却できない人は百年経っても田舎者であろう。年数は関係なく、人口密度が高いエリアで住む知恵を持っているかどうかである。

車で右側車線を走っていて後ろから突っつかれて不快な思いをした経験のある人は要注意。自分が譲るだけで全て解決する。クルマを運転していて自分が一番速いと思っている人も、さらに抜かれるのは我慢ならないというのは完全アウト。歩行者でも後ろの反応を考えない人は。。。電車の中では人口密度が低くなるともう「俺様」サラリーマンばかりだ。その何割かは俺様を貫くので暮らしにくい。帰れ、いなか者!!!というか勉強しろ!!

少し周りに気を使うと皆が幸せになれる。「私はそうではない」と勝手に思い込まずにますは疑いましょう、「自分はどう見られているかと」。また見回してみましょう。

「最近の若い者は・・・」とはいつも耳にする言葉ですが決して年配の方がすばらしい行いをしているようには思えないのですが。交通オタクの独り言です。

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