さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

【読書録】週刊古代文明70

2008-06-19 23:36:17 | 読書録
先週号で気になったのは以下。

1.マヤの神話では、人間はトウモロコシから生まれた!
2.江戸時代のあだ討ちの記録はたった100件!
3.千年つづいた都は珍しい!?

1.う~ん、さすがマヤ人。日本では絶対ありえない発想だ。頭からトウモロコシを7~8本生えている、紀元前500年頃のトウモロコシ神像とか、とっても怪しい。

2.法律の歴史というとってもおカタ~い記事の中にあった、親しみやすいコラム記事。江戸時代のあだ討ちは厳正に法に則ってやられていたという。武士の場合には主君の許可を受け、江戸の三奉行所に届けを出し、さらに町奉行所から謄本を受け取る必要があった。いざ正式に認可されたあと、仇を発見したらその地方の役所に届け出て、仇に間違いないことを江戸の奉行所で確認してから決闘可能となったという。あくまでも認可されたあとの話だが、急を要する場合、名乗りをあげて討ち取り、あとで届け出るという方法もあったそうだが、その場合はいったん逮捕されて取調べを受け、正当なあだ討ちであったことが分かれば無罪放免だとか。結構面倒くさいので、時代劇で見るようにしょっちゅうあだ討ちがあったわけではないのだ。

3.なつかしのイスタンブール・・もう一度行きたいなぁ。今度は是非天気のいいときに・・・。ところでイスタンブールは330年~1923年の1593年間首都であり続けたという点はすごいなぁ。北京が600年、ワシントンは200年。全世界のあらゆる都市を探しても、1000年以上首都だった都市は珍しいのだと。そんな中で、わが国の京都は1000年以上だ。あらためて考えると、なかなか偉大な記録だなぁ。

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韓国アカスリ石鹸

2008-06-18 23:33:21 | 入浴グッズマニア
最近また韓国ハマり出した私にぴったりの石鹸を発見。

良く見ると、このパッケージの女の人たちって、すごい格好してるよなぁ。まるで百年の恋も醒めるような・・・と書こうとして、「待てよ」と思った。韓国人と日本人では座り方に関する考え方が違うので、この絵を見ても一概に行儀悪いとは言えないぞ・・・と思ったのである。

チャングムやキム尚宮などを見ると、宮廷での女の人の座り方は片膝を立てて座るか、胡坐である。インモク王妃がキム尚宮に対して、怒って「膝まづけ!」と怒鳴った時に、キム尚宮が取った姿勢はただの正座である。それなのにいかにも屈辱的なことをさせられたかのような顔をし、彼女は心の中で「いつかお前を膝まづかせてやる!」と誓うのであった。

う~ん、この感覚はよくわからない。外でみんなが立っている中で正座させられるのは屈辱的かもしれないが、室内で胡坐か立膝をついている人の前で正座させられることがそんなに屈辱的なのか・・と日本人としてはそう思ってしまうが、どうやら韓国での正座は、よほど悪いことをして神妙になってるか、かしこまっているかのようだ。


本題にもどると、この石鹸はこんなふうに茶色がかったやわらかい石鹸で、香りはほとんどないが、キュウリエキス、ライ麦、ダイズ粉、玄米パウダー、ゴマ油、ジュズダマ油、粟パウダーなど、美味しそうな材料が入っている。小さいながらアカスリ用の手袋も付いていて、なかなか便利。しばらくは韓国美人に対抗してみようかな。

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【読書録】週刊古代文明37

2008-06-17 23:40:04 | 読書録
最近、書きたいことは沢山あるのに、ここ数週間体調が悪かったせいでなかなか書けなくて。古代文明もちゃんと読んでますよ~。1週間に2冊読書録を書くようにしているのだが、今週は読むには読んだが、書くのをサボってしまった。

37巻目でコメントするとすれば以下。

1.おぉ・・・ディオゲネス最高!
2.ヨーグルトって古いようで新しい!?
3.張騫って、まぁ何と気の長い・・・

1.ディオゲネスは、古代ギリシャのビンボーな変人哲学者。当意即妙の話術が得意で、本号にもいくつか紹介されているのだが、どれも笑える。私のお気に入りは、「ある男が自分の家の戸口に『悪人はこの戸を通るべからず』と書いたのを見て、ほかに出入り口がないことを確認してから『家から出られないとは気の毒だな』と言い放ったという話だ。アレクサンドロス大王でも歯が立たなかったという。彼はプラトンとは仲が良く、よく舌戦を演じたらしが、さすがはプラトン・・ディオゲネスと対等に渡り合った。対等というより、少し上かもしれない。そんなことで、私のなかでのプラトン株は大いに上がった。

2.乳酸菌って、特定の菌ではなく、炭水化物や糖を乳酸に変える性質を持ち、かつ腐敗物質を発生させない細菌の総称なんだとか。ほえぇ~。それだけに発酵乳も色んな種類があり、全世界で400種類もあるんだとか。ほぇぇ~全部食いてぇ~! モンゴルの馬乳酒もそんな中の一つだ。これも飲みたいなぁ。十数年前に、当時の上司も飲みたがっていたが、誓ってもいいが、まだ飲んでないだろう。

ヨーグルトについては、紀元前5世紀に書かれたヘロドトスの「歴史」の中に、バルカン半島東部のトラキア人が作って、ギリシャにもたらしたとの記述があるという。だが現在世界中で食べられているヨーグルトのもとになったのは、20世紀初頭にブルガリアを旅したロシアの微生物学者メチニコフが、ヨーグルトがブルガリア人の長寿の秘密だという説を発表したことが切っ掛けだという。

私もここ数年、腸が弱ってきているので、ヨーグルトを薦められていて、先輩や友人からも自家製ヨーグルト製造機を紹介してもらったりしたのだが、ここのところの乱れた生活の中ではなかなか自分で作るところまでは手が回らず、「華舞の食べる1兆個の乳酸菌」という粉末を、時々口にしている。

3.漢の武帝の時代に、西域を旅した張騫が、途中匈奴につかまって、逃げ出したが大月氏との同盟はうまくいかなかった・・・ということまでは知っていたが、その匈奴につかまっていた年月が十数年にもわたるものだったとは! 単于のもとにとどめおかれ、妻を与えれ、子まで作ったというのだからすごいなぁ。それでも当初の使命を忘れず、十数年後に逃げ出すとは、不屈の精神の持ち主だなぁ。だが、ある意味、気が長いというか、現代ならそこまで年月が経つと、頼んだ方も忘れてるよ。

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【私のとっておき/イラスト】立葵

2008-06-16 23:57:52 | イラスト(その他)
私は何となく植物画が苦手である。じゃぁ、得意なものは何・・って言われると困るのだが、比較的人造物はそれなりに描けたりするのだが、人物画とか植物画とか、生き物はダメだな。

植物画苦手・・とか言う前に、そもそも花の名前を知らないのだが、去年もこの季節、背高くそびえるこの花が気になってて、結局名前が分からなくてブログに書けなかったことを思い出す。ことしも通りすがりのアパートの庭にコレが林立しているのを見て、絶対名前を調べて描いてやろう、と意気込んだ。どうも立葵(タチアオイ)らしいことは分かったのだが、色々Webで調べても、立葵には色んな姿がある。もっと赤い奴、もっと白と赤のコントラストが強い奴、もっと花びらの量が多くてひらひらしているもの・・色々ある。その中で唯一この絵とそっくりなやつを見つけたので、立葵だろう・・と確信して書いているわけである。

ほんとうはこの絵に描いたより華やかな花なのに、私が描くと華がなくなっちゃうなぁ。描き手の性格が地味だからだろうか? ということで、「とっておきイラスト」というほどのものでもないのだが、描きたかったものを描いたということでとりあえず・・・。

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入浴剤「情熱風呂」

2008-06-15 22:07:26 | 入浴グッズマニア
前回の「野獣風呂」に引き続き、杉本彩プロデュースの「情熱風呂」。こっちは薔薇の香りたっぷりの赤いバブルバスだ。

ローズヒップ油やノバラエキスが入っていて、かなり香り高く、よく温まるようだ。


今日は、薔薇のお風呂に浸かりながら、最近入手したまゆ玉という蚕の繭を指にはめられるようにカットしたものを使って、小鼻や耳の裏などをお風呂の中でマッサージ。なかなかゴージャスな気分になった。

※お風呂の中でゆるくなった繭玉から糸が紡げないかどうか、やってみたが、なかなか上手くいかないようだ。

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何となくツイてない日

2008-06-14 23:57:39 | ただの日記
ここのところずっと天気が悪かったが、今日は久々にいい天気。この季節、天気がよければよいで、悩むのが去年から始まった日光アレルギー。危ないなぁと思いつつ、腕まくりをしてバイオリンレッスンに行くために15分程度自転車をこいでいただけで、腕の上部が発疹で赤く腫れあがった。去年は手術直後で抵抗力が心配だったので、夏中長袖で通したが、今年はどうしようかな。たとえば顔や手のように常に日光を浴びている部分には発疹は出ないのだ。腕も少しは日光に当てないと、一生半袖が着れなくなってしまう。発疹があまりひどくならない程度の時間、少し日光に耐えてみるか、日焼け止めを薄く塗ってみるか・・・ちょっと頑張ってみようかな。(発疹はその場ではなく、何時間かしてから出てくるのでやっかいだが。)

バイオリンレッスンは、モーツァルトのコンチェルト4番1楽章の本体部分は合格しており、最近はカデンツァの練習。難しかったヨアヒムのカデンツァも何となくつかんできた。あと1~2回で合格したいものだなぁ。

オケ練の前に自主練をする元気がなく、鍼に行くが、足についた靴下のゴムの跡のすごさに驚かれる。足を指で押しても弾力がなく、へこみが戻ってこないという。私のように沢山置き鍼をしなきゃいけない人は、先生のところに通っている人で、私以外に2人しかいないという。

オケ錬(弦分奏)では久しぶりにウォルトンのビオラ協奏曲をやるが、自主練なしに突入したのですっかり忘れており、心どころか脳でも弾けず、まるで脊髄で弾いているようなひどい状態だった。まずいなぁ・・来週はマエストロ練習で、その次はソロ合わせだ。ソリストを失望させないようにしなくては。

帰途、少しでも体調を回復したいので、駅前の足裏マッサージ店に初めて足を踏み込んだが、入ってビックリ。一瞬不法労働者のたまり場かと思うほどひどい店だ。ドアをあけると外国人の女性が二人テレビを見ているだけ。間違えたかと思ったら、そこは確かにマッサージ店だった。薄暗く、乱雑で、綺麗じゃないベッドに案内され、マッサージをしてくれた女性はどう考えてもド素人。ただ一生懸命はやってくれたので許してあげよう。

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うりぼう人形

2008-06-13 23:40:07 | 身近なちょっと可愛いもの
季節の変わり目と、日々の寒暖差、梅雨のうっとうしさ、止まらない咳に難儀しているが、少しずつは快方に向かってきている。


そんな中、ちょっと可愛い人形を見つけたので、衝動買い。帰り道の途中にある店で、売っている商品の半分は何に使うのかわからないもの(外国の空き箱とか、古びた本とか、使えない糸巻きとか・・・)なのに、何故か立ち寄ってしまう店があるのだが、今週掘り出し物を見つけた。ドイツ製の超リアルなイノシシの子供。小さすぎて写真写りが悪いのだけれど、肉眼で見る限りはとってもリアル。一昨年見つけてれば、年賀状を飾れたかもしれないのにね。

とにかく私は、動物の赤ちゃんが好き。高校の頃。、ブタの赤ちゃんを抱いたことがあるけど、持ち方が分からなくて、Wee,wee,wee・・・とものすごい声で鳴かれてしまった。1年ぐらい前にテレビでミニブタの抱き方の解説を見たら、後ろ足が腕の上で安定するように抱くと、一発大きな声で「ブヒッ」と鳴いた後は、一瞬にしておとなしくなるらしい。その抱き方で、もう一度ブタの赤ちゃんを抱っこしてみた~い!

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【DVD鑑賞録】朱蒙(第1話~第17話)

2008-06-12 23:44:26 | ドラマ鑑賞
キム尚宮に引き続き韓国ドラマにはまっている。今度は81話にも及ぶ超大作ドラマだし、まだBSFUJIでの放映も終わっていないし、DVDも途中までなんで、見終わるのにどれくらいかかるか分からないけど、とりあえず手をつけてみた。

朱蒙(チュモン)というのは高句麗建国の英雄。物語は紀元前108年に古朝鮮(衛氏朝鮮)が漢の武帝によって滅ぼされ、楽浪・真番・臨屯・玄菟の4郡が設置されたところから始まる。古朝鮮の民は流民化する、朝鮮民族の小国群の助けを求めて逃げ込む中、扶余(プヨ)という国を中心に再び朝鮮民族による漢に対抗できる国家を作っていこうとする動きが出る。だが扶余も漢ににらまれてはやっていけず、漢に鉄器作りや塩を止められたり、苦しめられる日々が続く。

・・・・・

前回のキム尚宮と違い、古代がドラマなので、当然分かっていないことも多いだろうし、ドラマにするための創作部分も多くなる。お堅い李朝の宮廷物語と比べて、創作物語的というかファンタジー的な部分が最初気になり、この時代の人たちがこんな派手な衣装を着ているわけがない・・とか思いつつ、見ているうちにどんどん惹かれてきた。

もともと日本古代史が好きなんで、百済→味方、高句麗・新羅→敵という先入観があったのだが、それを打ち破る面白さ。一気に高句麗ファンになりそうだ。そもそも高句麗の歴史については韓国でも今まで親しまれておらず、中国は高句麗のことを朝鮮民族による中国の地方政権だと思っているらしく、中韓で歴史認識の異なる地域。こうしたなか朱蒙はもとよりヨン様の太王四神記など、高句麗物が相次ぎ、韓国でも高句麗の歴史をクローズアップさせようという試みが続いているようだ。

私も、ドラマだけを見て満足せず、ドラマの解説書や韓国の歴史の本、はたまた韓国で使われている歴史の教科書まで買い込んでしまった。このDVDを見終わるまでには時間がかかるだろうが、韓国の古代史の魅力に足をつっこんだここ2週間であった。

・・・・・・

主人公のチュモン王子は、最初は超情けないダメ王子なのだが、回を追うごとにどんどん成長してくるのが面白い。実父と知らずにヘモス将軍に武道を習うのだが、その立ち回りは、中国風の剣法と拳法が非常にマッチした見ごたえのある武術だ。私は剣道と空手を両方習ったけど、剣は剣、空手は空手でコンビネーション技ではないのが残念。しいて言えば太極剣だが、結局剣はほとんど学べずに終わってしまったなぁ。

ドラマでは、男の人はみんなカラフルで幅広の鉢巻をしているのだが、王子達や身分の高い人たちになると、鉢巻の額の部分にブローチのようにアクセサリーがはめてあって結構素敵。私もバンダナにブローチをつけてやってみたいな・・・朱蒙が日本でも流行って、街中でそういうファッションがはやったりしないかなぁ。

私はひそかに、第二王子のヨンポ王子がお気に入り。中途半端なワルで、チュモンを陥れようとするがいつも失敗。でも超イケメン。目つきは萩原流行の若い頃に似ているかも。

第一王子と第二王子の母である王妃役はキョン・ミリさんで、あのチャングムでの悪役チェ尚宮を演じた人。ウィキペディアで調べたらこの人は本当はチャングムの師匠のハン尚宮を演じるはずだったのに、チェ尚宮のなり手がいなかったんで、急遽配役変更になったんだとか。チェ尚宮での美しい悪役ぶりが好評を得て、朱蒙でもめでたく悪役に。きれいな人なので、たまには悪役ではないキョン・ミリさんも見てみたいのだが。


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【読書録】暮らしの中の面白科学

2008-06-11 23:29:15 | 読書録
「暮らしの中の面白科学」
 ~日用品に隠された不思議な科学の原理に迫る!

 花形 康正 著 
 ソフトバンククリエイティブ サイエンス・アイ新書

【おすすめ度】★★★☆☆

家電はもとより、我々の生活を取り巻く日用品の技術は、我々の子供の頃と比較するとはるかに進歩している。どんどん便利になっていく生活の中で、逆に便利な道具の仕組みも分からず、ただただ恩恵だけを被っているというのも、考えてみれば「これで良いのか?」と思わざるを得ない。技術はすでに一握りの人のもの。製品が高度化するとともに、どんどんブラックボックス化していき、いずれ停滞する・・もしくは再現できない・・・というところまで行き着いたりはしないのだろうか。もちろん、そんなことは杞憂であって欲しいが。

私個人の経験から言うと、日用品がどのような原理で出来ているのか・・・というような話は、学校ではほとんど教わらなかったような気がする。小さい頃、父から鉛筆の芯の成分の話や、クォーツ時計、太陽電池の仕組みとか色々教わった話って、貴重だったなぁと思うのである。

この「暮らしの中の面白科学」という本には、そんな話が沢山詰まっている。真面目に一つ一つ理解しようとすると、文科系の私には結構難しい。こういうことはもっと若い時に、授業の中で教わりたかったなぁと思うのである。

知っているとばかり思っていた鉛筆の成分の話だが、実は鉛筆の芯とシャーペンの芯では材料が違うということもこの本で初めて知った。鉛筆の芯は黒鉛+粘土だが、シャーペンの芯は黒鉛+合成樹脂なのだ。だから鉛筆の芯をどんなに細くしてもシャーペンの芯にはならないのだ。考えてみれば鉛筆の芯をシャーペンの芯の細さにしたら相当もろいものになりそうだ。

天然ゴムも、ゴムの木の樹液だけでは、伸び縮みする輪ゴムにはならず、硫黄を加えなければならないそうだ。また我々は日々お世話になっている非接触型ICカードも、コイルに磁石を近づけると電流が流れる原理と同様、外部の磁力によって起電力が発声し、情報の送受信が出来るんだとか。

また我々は電話回線でFAXやインターネット、電子メールのやり取りが出来ることは知っているが、そもそも電話そのもの・・音声をやりとり出来るのって何故なのという基本原理すら私は知らなかった。電話機の声を受ける部分には炭素粒が詰められていて、炭素粒は密着度によって電流の流れ方が違うため、声によって振動板を振るわせることで炭素粒の接触の仕方が変わり、電気抵抗が変化し、音の波形に対応した波形の電流を得ることで送受信ができるんだとか・・・なんちっちこんな説明じゃ分かったような分かんないようなだよね。

ということで、いい線は突いているのだが、私のような頭の悪い人間のために、もう一ふんばり噛み砕いてくれたら、もっと良かったのにと思うわけである。

その他、エアコンやテレビ、IHヒーター、消しゴム、キシリトールガムなど、いろいろ。

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咳が止まらない

2008-06-10 22:05:00 | ただの日記
週末良く寝たのと、全然しゃべらなかったので、ここ2週間以上私を悩ませているひどい咳も快方に向かったかに思われたのだが、月曜日からまたぶり返して全然ダメである。おまけに先週後半から職場に冷房が入りだしたせいで、しとどに汗をかく身体に冷房が直撃。熱があるんだか身体が冷えてるんだか分からないような、ダルい毎日。今日は早めに帰ってきて久しぶりに足裏マッサージに行くが、あまりの堅さマッサージの人が驚くほど。いつも季節の変わり目には体温調節が上手くいかなくて体調不良になるが、年々ひどくなるなぁ。夏間近なのに職場で毛布が手放せないのは屈辱的。
コメント (2)
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【読書録】週刊古代文明69

2008-06-09 23:55:42 | 読書録
さて、69巻目の表紙を飾るのは、古代のイケメン代表アウグストゥス。アウグストゥスの有能さは、塩野七生さんのローマ人の物語を読んで初めて認識を新たにした。カエサルより地味かもしれないが、やはりこの人にして帝政ローマは築かれたのだ。そして24才のとき起こした彼の唯一の恋愛スキャンダル・・人妻を離縁させて結婚した連れ子が2代皇帝ティベリウスだった・・・このティベリウスにも輝かしい再評価を与えたのが塩野さんだったが・・・。

で、話をアウグストゥスに戻すと、彼はカエサルの養子と言われるが、正式に養子になったのはカエサルの死後公表された遺言状によってであり、彼は生きているカエサルに対して一度も「お父さん」と呼んでないことを、本巻でいまさらながらに知った。

それから、イケメンアウグストゥスの左に見える美しい本は、15世紀に作られた写本で、内容は紀元前1世紀の古代ローマの叙事詩「アエネイス」。写本ってことはさぁ・・中の文字だけじゃなくて絵も写すわけでしょ・・・すごいよね。そして表紙に書かれた文字の、まるで印刷したように美しいこと・・・。っていうのは本巻の本題ではなく、本来のテーマは古代ローマの出版ブームの話。みんなこぞって本を出したがった。当時はギャラも著作権も印税もなかったから、潤うのは作家ではなく出版業者だったのだが・・・。でも、一銭の儲けならなくても本を出したい気持ちって、私には何となく分かるなぁ。

あとは、庭園の歴史。新バビロニアのネブカドネザル2世の空中庭園の話って、世界史の教科書には載ってたけど、正直何が素敵なのかわからなかった。でも19世紀の木版画でバビロンの空中庭園の様子を欠いた絵が本巻に載っていて、それがすごい素敵で・・・。世界史の教科書ってただでさえ分厚いから贅沢はいえないけど、建築史とか文化史の説明部分って、もっと写真を大きくするとかカラーで見せるとかしてもらえればよかったのにな。先生もここらへんはすぐ授業から飛ばしがちだったけれど、今にして思えば、歳をとってからもっと学べばよかったと思うのはこういう授業で飛ばされた部分なんだよね。

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【私のとっておき/イラスト】アスワン

2008-06-08 23:54:27 | イラスト(エジプト)
これは平成8年の夏に行ったエジプトで見た風景。見渡す限り青い空と肌色の砂漠・遺跡の2色が延々と続く世界は今も私の心に焼き付いているが、ここアスワンだけは、そんなエジプトの中でも色彩豊かな場所だった。この日は朝3時半に起きてカイロからアブシンベルに飛び、早朝でも35度を超える猛暑の中をアブシンベル神殿を見学した後、アスワンに来たのである。アスワンダム付近は小島が多く、その上にさまざまな神殿が建っているが、アスワンダム・アスワンハイダムのせいで沈没の憂き目に合うはずだったイシス神殿などが、付近の島に移築されて救われている。そんな島々をファルーカと呼ばれる三角帆の帆船でめぐったことは、前にもこのブログで書いた。

アスワンではNEW CATARACT HOTELというホテルに泊まり、この景色はホテルの窓から見たもの。他の地では見ることのなかった緑も少し見える中、紺色に色濃く見えるナイル川の川面を白い帆のファルーカがスーっと走っている姿に思わず見とれたものである。暑い中を一陣の涼風が吹きぬけたような感じさえしたものだ。

楽しいファルーカクルーズと美しい景色とは裏腹に、ホテルはひどいものだった。ナイル殺人事件のロケ地に使われたというOLD CATARACT HOTELで食事をした時には、食事は不味いしバッハの生演奏は下手だし、Coffeeと言えばTeaが出てくるし、眠いから早く部屋に帰りたいのにデザートが全然出てこなかった。やっと部屋にたどり着いたらエアコンが壊れていて暑くて眠れず、修理を頼んだら愚鈍そうな人たちが来て延々とトンテンカンテンと叩いているがなかなか直らず、3時半おきだったのに全然眠れずにひどい思いをしたのだった。だがそんな思いも笑い飛ばせるほど、アスワンでの経験は楽しい思い出だ。

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ブル7・マエストロ練習

2008-06-07 23:51:43 | ただの日記
ここのところ土日に寝込むことが続いており、オケ練を3回も休んでしまった。咳が止まらず、夜もたんがからんで眠れない辛い2週間だった。こんな状態では本番もおぼつかないので、ほとんどあきらめようかと思ったのだが、パトリと相談して、2プルトOut(二列目の外側)の席順を、最後列(7プルトOut)に変えてもらった。休んだ3回は非常に濃い練習だったらしく、ミスったのは残念だが、とにかく付いていかなくてはと、練習前にCDを聴きながら全曲通してみた。(今日はバイオリンレッスンは休みだったのだが、先生が私のために練習場所を借りたままにしておいてくださったので、そこが使えたのである。)

ということで、今日からマエストロ練習。マエストロのI崎先生は、昨年の酒田でのアマオケフェスティバルでも、私の参加したAオケ(バルトーク・オケコン)を振ってくださった先生だ。あの時は私以外の参加者のスキルが高いとはいえ、2泊3日で全国からの寄せ集め軍団を纏め上げ、オケコンという難曲を演奏会水準まで高めて下さった手腕と、ユーモアたっぷりの解説に感激したものである。先生の一言でさっと演奏者の気持ちがまとまり、今までとは全然響きの違う音になる・・・という不思議な経験をしたものだ。

今日はざっと駆け足でブルックナーの7番を通したが、事前に一回通しておいて正解。ずっと休んでいたのに先生の指揮をよく見ることが出来てよかった。あまり時間がなかったものの、先生の楽しい話術の片鱗が楽しめた3時間だった。何よりも久しぶりに練習に出れたのがとても嬉しかった。

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続・お茶のおまけにハマる

2008-06-06 23:09:24 | 身近なちょっと可愛いもの
ちょうど一ヶ月ぐらい前もお茶のおまけにハマッていて、手ぬぐい、茶巾風ハンカチ、和風ボールペンを集めていたが、和風ボールペンだけはめちゃくちゃ重宝している。自分の携帯、会社のPHSだけでなく、自分のショルダーバックにも付け、電車の中で本を読む時など、手軽にアンダーラインが引けるので、すごいありがたい。

2週間ぐらいおまけがなかったので、全然お茶を買わなかったのだが、また新シリーズが始まったので、毎日意味もなくお茶を飲んでいる。

今度は、伊右衛門が巾着入り手鏡、お~いお茶が和風小物入れ。手鏡の方が実用的かな。いっぱいあってもしょうがないけど。小物入れの方は可愛いけど、一体なにを入れたらいいんだ? ピアスをする人なんかは、お泊りの時のピアス入れにいいかもしれないけど。

同じフロアの男性の机の上に、別のお茶のおまけ「朝のやすらぎバスソルト(お茶エキス入り)」が置いてあったので、無意識に凝視していたら私にくれた。バスソルトが一番実用的かも。

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【私のとっておき/イラスト】韓国の民家

2008-06-05 23:47:26 | イラスト(その他)
これも1995年の一回目の韓国旅行の時に見た、韓国民俗村の民家。当時は何とも思わなかったのだが、宮廷女官キム尚宮で、何回も黄色い土壁にわらぶきの民家が登場し、猛烈に懐かしくなったのだ。

このような黄色い家で、キム尚宮のお母さんが酒屋を開いたり、領議政イ・ウォニクが質素な生活をしていたりするのである。これとは対照的な瓦葺の地主の家があるのだが、今から思えばもっと写真を撮っておくんだったなぁ。デジカメが普及する前は、結構セーブしながら写真を撮っていたから、今見直すと、記憶には鮮明に残っているのに写真が残っていないものが多いのに驚く。それでも海外旅行1回あたり36枚撮りを7~10巻は使い、現像料に数万円以上かかることもざらではあったのだが。今はまったく便利になったものよ。

ところで韓国の民家、黄色い土壁も珍しいながら、なによりもわらぶきの形が日本のわらぶき屋根と異なるのにあらためて気づく。日本のわらぶき屋根は鋭角的で、わらがびっしり使われていて、継ぎ目も見えないほどぴったりそろっている。ところが韓国のわらぶき屋根は平べったく、わらの並びも段カット。ところどころ曲がって見える。お隣の国なのに、なんでこうも違うのか。

ここらへん、両国の竪穴式住居の違いにもその片鱗が見える。・・・っていうか竪穴式住居を復元する際に、後代の屋根の葺き方を参考に復元しているだけなのかもしれないが。

こういう絵を描いていると、もっと建築の知識が欲しいなぁと思う。体系的に学びたいけど、このお馬鹿な頭じゃ無理かな。

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